ポクヌウィタ。インド料理やゴラカや。2023.

ホラナという街という近くにポクヌウィタという街があります。
ここは、元カラピンチャスタッフで東京在住のウダリの実家があり再訪。
ウダリのお姉さん&旦那さん、そして親戚のみんなが今回も迎えてくれました。

IMG_8550ちなみにお母さんと弟は現在日本に長期旅行中で、先月には神戸の僕達の家にも泊まって関西ステイを楽しんでいました。

早速のウェルカムフード
IMG_8243多彩な料理達

なんと
IMG_8247ラーメン(韓国式)が。
写真左のルワンは韓国に8年住んだ経験がありこれを作ってくれました。

そして、
この家の一階はインド料理店。
IMG_8515お姉さんの旦那さん家族が経営。すでに2店舗を展開しており、新たにこの3店舗目が完成。
Sri Chaathurya Bhavan
人気店です。

滞在期間中いろいろなインド料理をいただきました。IMG_8245パリップワデー、ウンドゥワデー、アラボンダ

IMG_8509プレーントーセ

IMG_8512サンバール

IMG_8518ポディトーセ

IMG_8522チースチャパティ

IMG_8510

アラボンダ

IMG_8503チャトニ2種&サンバール

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ラッドゥ

そして、
圧巻のファミリートーセ
動画でどうぞ↓↓↓

F0401D87-1A7B-4205-9E41-49D098378C74クリスピー&香ばしい&長い!
さんざん色んなものを食べた日の深夜にいただきましたが美味しくて二人で完食。

また
お弁当を持ってお寺にもおでかけも。
IMG_8252お弁当を包むのは採ってきたばかりの
කෙසෙල් කොල ケセルコラ(バナナの葉)。
そこに、
IMG_8259තලපත් タラパッ(カジキ)のアンブルティヤル

IMG_8260පරිප්පු パリップ(挽き割りレンズ豆)

IMG_8261බොන්චි ボーンチ(三度豆)

IMG_8267お米は
රතු කැකුලු ラトゥキャクル(赤米)

包んで数時間経過、開けた時にはバナナの葉の香りを纏い、各料理の味がしゅんでいい感じに↓↓↓
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葉野菜は
කතුරැමුරැංගා カトゥルムルンガ

訪れたお寺は、
Shayilatharama寺院
IMG_8333IMG_8338巨大な涅槃像があります。(写真では伝わらない)
かっこいい!

また
近所のお宅で
ගොරකා ゴラカ(ガルシニア)
の木を見せてもらいました。

IMG_8285ゴラカの実

実を採って割るシーン。動画でどうぞ↓↓↓

IMG_8288IMG_827619-2c最終商品となったゴラカは黒くて強い酸味を持ちますが、生の木の実は黄色く内側の実は甘い!!!衝撃!

外側の実がバラされて乾燥、場合によって燻製されて商品となります。

その最終加工を行うスパイスメーカーにも訪問。ゴラカについて教わりました。
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IMG_8424ゴラカパウダー
IMG_8432そして、社長の自信作のゴラカパウダーも購入。
ありがとうございました!

 

<ポクヌウィタでのおまけ>
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初体験。青いインディアーッパ。
先日ルウィニの家で見せてもらった花
ニルカタロルනිල් කටරොළු/ニルカタロル(バタフライピー)の青色

IMG_8534家のすぐ近くのお寺Pokunuvita Rajamaha Viharaya

IMG_8325ホームメイド・ブリヤーニ

IMG_8272ウダリのお姉さんの旦那さんのお母さん作
(前回訪問時はウダリのお母さんのブリヤーニをご馳走に)

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コッタマリコラ(コリアンダーリーフ)やミンチ(ミント)がいい仕事。めっちゃ美味しい!
こちらの家庭シンハラ人なのですが、いただける料理が多彩でいつもワクワク。

IMG_8491この家族、路線バス(一台)も運営。座ってみたかってん。

IMG_8521バダプトゥナパハを最後にふりかけたジャガイモのカレー。美味しかった!

プロのシンガー&音響機器のレンタルサービス業を行う叔父さんの熱唱↓↓↓

日本のことについての有名な歌だそうです。ええ声ー。

こんなユニークな経験をいつもさせてもらえるウダリの家族に大感謝。
いつもありがとうございます!!!

ポソンポーヤ。2023.

6月の満月の日
පොසොන් පෝය ポソンポーヤ
仏教伝来を祝う日としてスリランカ中が賑わいます。
仏教徒の方々は白い服に身を包みお寺を訪れます。また至る所で
දන්සල් (දන්සල) ダンサル(ダンサラ)
と呼ばれる飲食物の無料での振る舞いが行われます。

丁度このタイミングに、元カラピンチャの留学生スタッフで現在東京で就職し頑張っているジャナニの実家を再訪しました。
ディウラピティヤという街。
IMG_7966前回訪れた時に僕達にブドゥピリメ(仏像)をくれた仏像職人のジャナニのお父さんは2年前に他界されました。
お母さん、おじさん、弟、そのガールフレンドが暖かく迎えてくれました。
大切な仏像はカラピンチャ店舗に飾っていますので、もし来店される機会があれば是非ご覧ください。
カラピンチャ店舗

 

ポソンポーヤの前日に到着。IMG_7951早速のウェルカムお昼ごはん!

IMG_7952කුකුල් මස් ククルマス(チキン)
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කට්ලට් カトゥレットIMG_7954 මැල්ල කොළ マッラコラ(葉野菜の一種)/赤唐辛子も
IMG_7955

茹でた නිවිති ニウィティ(ツルムラサキ)IMG_7957他にもコスやパパダンやキリホディも。
IMG_7960食後にはジャナニのマーマ(叔父さん)のオリジナルレシピのクラッカン(シコクビエ)プリン&ポルキリ(ココナッツミルク)プリン。ポルパニ(ココナッツシロップ)をかけて。これがスッキリ美味しい!

その後散歩
IMG_7967 IMG_7969暑いけど気持ちいい

んで
දොඩම් ドダン(柑橘類の一種)のジュースで一服
IMG_7977ソルティーに仕上げるのが美味しい!

おやつ
ලැවරියා ラワリヤ
ラワリエ1ラワリエ2ポルパニ(ココナッツと粗糖で作った餡)をインディアーッパの生地で包んで蒸しあげるお菓子。

ってことは、晩御飯は
ඉඳිආප්ප インディアーッパIMG_7995
IMG_7999アラホディとポルサンボーラと。
文句なしに美味しい!

そして翌朝
ポソンポーヤ当日。
IMG_8011ジャナニのお母さんと庭の花を集めて
IMG_8121お寺に向かって出発!
軽トラの荷台に椅子を並べて親戚のみんなと。
このような特別な祝日は警察も目を瞑ってくれるそう。
IMG_8083こんなスタイルのファミリーも。この日はお寺に行ったり、ダンサルに行ったり、国に帰ったり。

お寺に行く途中、まず最初の人だかり。

IMG_8018 マンニョッカー(キャッサバ)のダンサル
IMG_8019
マンニョッカーやった!

Aluthepola寺院に到着
IMG_8042
IMG_8040IMG_8033どでかい岩の上にお堂とスリランカではそれほど多くない木製の仏像(涅槃像)があります。たくさんの人、出店、賑やか。

その後、
ライス&カリーのダンサルへ。
すごい行列が。その様子を動画どうぞ↓↓↓

IMG_8069 IMG_8066 IMG_8075無事ゲット。

まだまだ行きます!
(それぞれのダンサルは離れた場所にあり移動を要します。この日は車やスリーウィラー、バイクがたくさん。加えて必死に自転車を漕ぐ子供達もいっぱいw)

IMG_8082アイスクリームダンサル

IMG_8100甘いジュースのダンサル
(ちなみにプラカップは洗って再利用)
IMG_8103でかいペットボトル持参の猛者も
IMG_8110IMG_8112සව් කැඳ サウキャンダ
サゴの甘いお粥。ココナッツの殻のお椀で。

夜になって
違うお寺へ
IMG_8139Sri Abhinawaramaya寺院
ここにはジャナニのお父さんが作った門や装飾がたくさん。かっこいい!

別のお寺にも

IMG_8148 IMG_8152Mahamevnawa寺院
大きなお寺でたくさんの人々がハームドゥルオ(お坊さん)に続く形でお経を唱えていました。

そして
ディウルピティヤの街の広場へ
たくさんのポソンポーヤの飾りクードゥやトラナを動画で↓↓↓

最後は、
やっぱりダンサルもういっちょ

IMG_8162IMG_8166腹の底から満腹です。

初体験のポソンポーヤ。スリランカのユニークな風習に迫れた良い機会となりました。

翌朝。
滞在最後の朝食でジャナニのお母さんが用意してくれたのは、
IMG_8175ඇඹරැල්ලා アンバレッラ(木の実の一種)のカレー。
酸味と甘味とホクホク感と後からくる辛さとでたまらん止まらん。
IMG_8173他にもパリップ、コス、サラーダ、ブルスアイ(目玉焼き)
ライスアンドカリーガムミリス(黒胡椒)たっぷりでペッタンコに仕上げたブルスアイ(目玉焼き)もグッジョブ。

濃くて勉強になる3日間。
本当にありがとうございました!

 

Ruhunu Foods訪問。2023.

僕達カラピンチャが輸入販売を行っているスパイスや食品のほとんどはRuhunu Foods(ルフヌフーズ)というスリランカの大手メーカーのものです。

今回もキャンディにある本社工場へ訪問してきました。
IMG_7446IMG_7443

2015年から取引をスタート、少しずつですが日本国内でのスパイスや食品の販売事業を伸ばしていけているのは、このRuhunu Foodsの良い商品と我々への対応のおかげです。

久しぶりの工場見学
f6fb23b4-3220-404b-9bd2-c0a4235c1d14基本的に工場内は撮影禁止ですが、先方が記録用に撮った写真で問題ないものを拝借。FSSC 22000というISOよりさらに綿密な食品安全マネジメントの規格を取得した工場内ではスタッフの皆さんがシャキシャキ働き、各部門の担当の方が丁寧に作業内容を教えてくれました。勉強になります。

そしてビジネスミーティング
ruhunufoods今回はスパイス以外の様々な輸出向け新商品を提案してもらいました。
IMG_7402 IMG_7419IMG_7420IMG_7415 IMG_7434 IMG_7414内いくつかはとってもお気に入り。日本での展開にご期待ください!

IMG_7441

ずっとリモートでのやりとりだった新しい輸出担当のタクシラさん(写真中央)とも実際に会って話せてとても良い機会に。
写真左はManaging Director(社長)のルシャンさん。写真右は若手のジャナニさん。

 

その後は、
IMG_7464タクシラさんに連れられて接待ランチ。
Earl’S Regency Hotel
歴史があり広い敷地にカッコいい建物の高級ホテル
食事は国外の料理も多数

僕は、
නාසසිගුරාන්
ナーシグラーン
IMG_7465いわゆるナシゴレン。ご存知インドネシア料理ですが、今ではスリランカの外食料理として定着。街の食堂でも夜に提供する店が増えてきている。
丁寧な味付けで結構な量でしたがペロリ。

タクシラさんは
චිකන් බුරියානි
チカンブリヤーニ(チキンビリヤニ)
IMG_7466みつるは
パスタナポレターナ

食後にフルーツ
IMG_7469大満足!!!
ありがとうございます。

その日は、
Ruhunu Foods社長の計らいで、メンバーシップ制のクラブThe Kandy Clubにて宿泊
IMG_7475IMG_7474IMG_75291877年設立という歴史あるクラブ。建物、客室、食堂、お皿に至るまで、古いけど清潔でとても良い。

そして朝食
IMG_7514IMG_7515 IMG_7516僕のリクエストに応じて
පොල් රොටි/ポルロティ
ココナッツの入ったロティ
薄く仕上げてあり、何枚でもいけそう。
バチバチに辛いミリスマール、パリップホディ、ポルサンボーラ、ルヌミリスと。
インディアーッパ(赤)も。

IMG_7532シェフのマーラカさん。今年中に日本に行きレストランで調理するそう。

この日は、Ruhunu Foods若手のジャナニが僕達を観光案内。

Ranawana Purana Rajamaha Viharaya
ラナワナ プラーナ ラジャマハ ウィハーラー
(Ranawana Royal Temple)

こちらは世界最大の歩くブッダ像があり、その建造のスポンサーにRuhunu Foodsもなっているそう。
山中あるお寺で森の中を昇り降りしながらお参りができとても気持ち良い。
IMG_7576IMG_7587 IMG_7562 IMG_7588ポソンの準備写真子供達がポソン(6月の満月に日に行われる仏教行事)の準備のお手伝い中

 

続いて

Nelligala Sri Shakya Singha Ran Saya
ネッリガラ スリシャッカヤ シンハ ラン サヤ
(Nalligala International Buddhist Center)
別の山の山頂に近年に建てられた新しいお寺で360度めっちゃ良い眺め。
建物もスケール感があってカッコいい。ポヤダワサ(満月の日)にはたくさんの人々がお参りに来るそう。

前夜は最も有名なダラダーマーリガーワ寺院にもお参りしましたが、スリランカにはたくさんのユニークなお寺があり、いつも僕達を清々しい気持ちにしてくれます。
IMG_7538 IMG_7542

その後、

フレッシュジュースで休憩
IMG_7596僕は
කටු අනෝදා カトゥアノーダー(サワーサップ)

IMG_7595ジャナニとみつるとドライバーのアイヤは
පැෂන් パシャン(パッションフルーツ)

 

続いて向かったのはキャンディの隣街
Peradeniya ペーラデニヤ

Hela Bojunで軽食
IMG_7592 IMG_7598いつ来てもたくさんお客さん。そしてベジでうまい!

Peradeniya Botanical Garden
ペーラデニア植物園
を見学
IMG_7603 IMG_7610 IMG_7615 IMG_7614 IMG_7623 IMG_7627実は初訪問。めっちゃ広くて木々も大きい。暑いけど、木陰に入れるので気持ちよく歩けます。けっこう感動。

Peradeniya Rest House
にて種類豊富なビュッフェランチ
IMG_7665IMG_7657 IMG_7664しっかりした味付け。魚はイストっぽく調理。カリフラワーやコスのマッルンがいい仕事。とっても美味しかった!

2日に渡って僕達ような小規模な取引先のためにとても良くしてくれるRuhunu Foodsのみんなに本当に感謝です!頑張ってもっともっと売りますw

 

という訳で、
当店のオンラインストアは下記バナーから。
たくさんのRuhunu Foodsの商品を扱っています。
スパイスカラピンチャ

クルネーガラ。2023.

ジャフナから南下。
内陸の大きな都市クルネーガラへ。

大阪に住むスリランカ人の友達アンチェロの実家があります。
ちょうど彼が家族で帰省中で、僕達を招待してくれました。
ここには2017年、アンチェロがいないタイミングでも訪問したことがあります。その時の様子のブログか下記リンクから↓↓↓
◎クルネーガラ。友人宅。2017.

今回はアンチェロの甥っ子誕生日会。
IMG_7498不思議なマスクをつけて大好きな飛行機のケーキをカット。かわいい!

その後はスリランカに詳しい人達はご存知。
男達は庭で出てウィスキーorアラックタイム。僕も飲めないですが参加。

そしてようやくの晩御飯!(心の声:「待ってました)
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エラワルバッとチキン、カジュ(カシューナッツ)、サラーダ。
なかなか強いビジュアルですが、ご飯が薄めの味付けなのでスルスル行けます。そして、スリランカの新鮮なカシューナッツはどうにもこうにも美味しいんです。なかなか遅い時間でしたがガッツリいっちゃいました。ご馳走様です!

この夜は、アンチェロの義理の弟に送ってもらって、タウンにあるホテルに宿泊。

翌朝は、名所のクルネーガラ湖を散歩。

IMG_7285 IMG_7286アイスクリーム屋withあの音楽

IMG_7290良く見ると、アトゥガラの上に鎮座するブッダ

IMG_7293

釣りをしたり泳いだり元気な子供達

そして
湖畔のカフェCOFFEE BREEZEでブレックファースト

フルーツジュースIMG_7305

フルーツジュース(パパイヤ/ライム)とサブマリン(チキン)
時々こういうものも食べたくなるなる。

その後、
アンチェロの実家アゲイン

僕の大好物
කිරි කොස්/キリコス(ジャックフルーツとココナッツミルクのカレー)
作りがスタート

IMG_7321IMG_7319 IMG_7349一連を動画でどうぞ↓↓↓

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他にも

IMG_7360IMG_7368ගෝවා කොළ මැල්ලුම/ゴーワコラ(ケールに近い葉野菜)のマッルマ

IMG_7356ඌරු මස් කරිය/ウールマスカリヤ(ポークカレー)

IMG_7358 IMG_7361 IMG_7362කරවල බැදුම/カラワラバドゥマ(干し魚の揚げ物)
魚の種類は කාරල්ලා/カーラッラー(ヒイラギという魚かな?)

IMG_7363කරවිල සම්බෝල/素揚げゴーヤの和物

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デラックスなランチ!
組み合わせは、アンチェロが考えてくれました。
キリコスとウールマス(ポーク)と合わせるのが大好きで僕たちに教えたかった様子。
全体的にもバランス良く、2回おかわり。

IMG_7374 IMG_7383食後は
මී කිරි/ミーキリ(水牛のヨーグルト)&කිතුල් පැණි/キトゥルパニ(キトゥル椰子の蜜)

සව් කැඳ/サウキャンダ(サゴの甘いお粥)

アンチェロ&家族&親戚の皆様。
スリランカでの貴重な家族との時間に時間に僕達も混ぜてくれてありがとうございました!
IMG_7386また遊んでください。

ジャフナ。2023.(後編)

ジャフナ3日目
この日は西へ。

初日&二日目のブログ記事はこちら↓↓↓
◎ジャフナ。2023.(前編)

その前にタウンのバスターミナルすぐそば。

JEYAM HOTEL
で早朝モーニング

IMG_6909 2

こちらもベジの店

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イドゥリ
(ウラドダールと米の生地の発酵蒸しパン)
スーっとエナジーチャージ。

まだ静かな朝の街。
IMG_6910この地域の名産ブドウも発見。美味しそう。
IMG_6917 IMG_6918IMG_6915これはそのブドウで作られた「ワイン」。と書いているけどアルコールは含まないとのこと。購入して飲んでみると、お酒飲めない僕は軽く赤面。

そして、

バスではジャフナ半島の西端のその先、道で繋がっている小さい島Kurikadduwanへ。
ここにはボート船の船着場があります。というか船着場と観光客向けに幾つかの店があるだけ。

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でも待合室はたくさんの人。

乗船
IMG_6950結構小ちゃい古いボートに100人以上が詰め込まれる。しかも客室は船底。救命胴衣のバックルは全て壊れてる。海は穏やかで速度も遅いがまあまあ色々考える。

船に乗るとこ、乗船中の船内、降りるとこの動画。

密室感、船の古さ、強い燃料の臭いなど、動画では伝わりきらないと思います。是非、行って乗ってみてくださいw

そして到着したのが、

ナーガディーパ島(ナイナティーヴー)

この島には、仏教、ヒンドゥー教それぞれの大きな寺院があります。

まずは、仏教寺院
IMG_6956Nagadeepa Vihara
ナーガディーパウィハーラー

ブッダは3度スリランカへ訪れたと言われています。
ケラニヤのラジャマハウィハーラ、聖山スリーパーダ、そしてこのナーガディーパ。
ここに建てられた寺院がナーガディーパウィハーラー。
大きくはないが、清潔で気持ちいい。
ブッダの訪れた3箇所をコンプリートできて嬉しい僕達でした。

IMG_6958 IMG_6959 IMG_6960IMG_6962 IMG_6963 IMG_6961強烈な日差しだけど、お寺にいると幾分涼しく感じるのがいつも不思議。

そして、北へ少し歩いたところにある寺院

 

Naga Pooshani Ambal Kovil
ナーガプージャニアンバルコーウィルIMG_7005IMG_7003IMG_6999

こちらは多くのヒンドゥー寺院同様、院内撮影禁止、裸足、脱帽、男性は上裸で入院。先ほどの仏教寺院とは、雰囲気はガラッと変わりヒンドゥーの力強い世界観が迫ってくる。

毎日たくさんの仏教徒、ヒンドゥー教徒がスリランカ各地からこの小さな島を訪れて、祈りを捧げるということに、いつもながらスリランカにおける宗教の重要性を感じさせられる。

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とっても清々しい気持ちで島を後にしました。

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でもやっぱりこの船はちょっと心配↓
IMG_7158上に乗ってる人達の下の船底にも客室があってぎゅうぎゅうに乗客

 

その後、ジャフナタウンに戻って、

遅めのランチ

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Akshathai A pure Veg treat
歴史を感じるジャフナローカルの人気店(ベジ)

お昼はビュッフェ式のミールス

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IMG_7043全体的に塩気、油気が強いが、当日朝から炎天下をかなり歩いたこともあってめっちゃフィット。
しっかり辛いオクラ、スッキリ酸っぱいラッサム、薄めパチャディ。
印象に残る食事に。

 

その後は、
デザートタイム。

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Rio Ice Cream

ジャフナに行くならここに行くべきと友人のスリランカ人に勧められた人気のアイスクリーム店。
IMG_6753よく目立つ旧店舗のすぐそばの広々とした建物にここ数年で移転した様子。
店内はスリランカ内の観光客が多数で、久しぶりにシンハラ語が飛び交っている空気。

IMG_6761IMG_6763僕たちは
Kithul with Nuts ice cream (single)Badham ice cream

うん!しっかり甘くてとっても甘い!
でもこれが暑いここでは美味しいの。

 

その後、
街にあるグラインド屋さんで、
カレーパウダーを粉砕するところを見学させてもらいました。
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スリランカ内でもジャフナ地域のカレーパウダーは特徴的で、他エリアでは「Jaffna Curry Powder」という名前で売られており人気がある。
一方ジャフナエリアでは「Chilli Powder」という名で売られていることが多く、赤唐辛子のパウダー(これもChilli Powder)と紛らわしい。
タミル語が分かればもうちょい突っ込めそう。

実際、ジャフナで見かけるカレーパウダーには、チリ(赤唐辛子)がたくさん入っており、赤い!
一方、シンハラエリアのトゥナパハと呼ばれるカレーパウダーにはチリを含まないケースが多い。

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別の店で購入したもの(写真2枚目)の配合は、
赤唐辛子 50%
コリアンダー 35%
米 7.5%
フェンネル 6.2%
クミン 0.375%
ターメリック 0.375%
カレーリーフ 0.35%
黒胡椒 0.2%
となっており、
やっぱり一般的なトゥナパハとは大きく異なる。
(こ商品のパッケージ読んでも粉末赤唐辛子と紛らわしい)

しかしながら、このカレーパウダーをどんな料理でどのように使っているかなどはもっと勉強しないと。

ミックススパイスの世界は奥が深くて面白い!

 

そして、

夜のディナー

高級ホテルチェーンの
Jetwing Jaffna
ディナービュッフェ

海外からの観光客もターゲットにしているので多彩な食材の料理が。
しっかり南アジア料理なのが嬉しい。

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IMG_7128 IMG_7129 IMG_7130 IMG_7131 IMG_7132 IMG_7133 IMG_7134ジャフナ式カリーパウダーを感じる魚のカレー、魚介たっぷりのチョップシー、タンドリーチキン、ナスのパヒなど味の方向性も差別化されていて楽しい。
スリランカのフルーツを活用したケーキ類も充実で、お腹いっぱい。ハッピー!

 

翌朝

ジャフナ最後の朝は、長距離バス出発までの限られた時間の中、スリーウィーラーにかっ飛ばしてもらって
IMG_7190Nallur Bhavan
アゲイン
IMG_7184先日はお昼にミールスをいただいたけど、今朝はパロタ。
小麦粉ベースの生地を渦巻き状にまとめてしばらくベンチ、伸ばして鉄板で焼き、挟んで叩くように仕上げる。
ダールとココナッツチャトニと。

妻みつるはノーマルドーサ。
IMG_7186サンバールとココナッツチャトニと。

期待通りの気張らないちょうど良い味。この地最後の朝を締めくくるナイス朝食に。

 

ジャフナ4days.

たった4日間ですが、今後ジャフナを訪れたい皆様の参考になればと僕達の経験を記します。
全日とも日中はめちゃめちゃ暑かった。熱中症&紫外線対策は必要です。ただ夕方くらいからは過ごしやすく、半島だけあってあらゆるところから綺麗な夕日を見ることができます。
人々はフレンドリーで親切、たくさん助けられました。
街は大きいですがそれほど密集している感じはなく歩くのも快適。
タウンのバスターミナルからあるゆる方面にバスが出ています。ただ本数の少ないものや、減便されているものもあるので、予定が固まっているなら事前に確認を取るのがいいかも。
Pick MeやUberなどのタクシー(スリーウィーラー)乗車アプリは、対象の車が少なすぎて機能せず。未だにメーターのついてないスリーウィーラーが多数。
なので乗車前に要交渉ですが、5回ほど利用してふっかけて来たのは1回のみ。そんない身構える必要はないかと。
観光地としての魅力も十分!まだまだ行けてないところばかりですが、このブログにない面白いエリアがたくさんあると思います。

そして食事!
4日ともずっと美味しく楽しく過ごせました。タミルの食事の奥深さに改めて感動。
ただ、こんな短期間でジャフナ料理がどうだったかなんて語れるはずもありません。
ただよく定義されるジャフナ料理と実際にジャフナのローカルタミルの人々が普段食べている食事には乖離があるように感じました。それでも特別なジャフナ料理はしっかりと存在していることを感じます。
ジャフナ、タミル、ヒンドゥー、その食文化や世界観などへの興味は募りまくり。
もっと歴史や宗教も含めて深く学ぶ必要を感じました。

また来よう!!!

 

 

<ジャフナ編おまけ>

IMG_7108 IMG_7110市場。想像していたより野菜や果物も充実。

omiyageスリランカ内の友人のために買って帰るお土産
タルハクル他(パルメラ椰子のジャガリー)左2つ、
コッタキラング/タルアラカーリ(タルヤシの新芽)
ラタカジュ(ピーナッツ)のお菓子
など、他にもユニークなもの色々と。

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他エリアではみたことがないけど、ジャフナのいたるところで売ってるパルという木の実。甘くて美味しい。

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家の門に飾られているのはライオンじゃなくて象なのが新鮮。

IMG_7193壁にも牛。

IMG_7027街にも牛(ほんもの)がいっぱい。