ジャフナ。2023.(前編)

スリランカ最北の大きな街JAFFNA/ジャフナへ。

IMG_7210IMG_7213ジェットウィング・ジャフナのような高層の建物もいくつか)

スリランカは多民族国家、約7割を占めるのがシンハラ人でその多くは仏教徒。ついで15%nの割合で古くにインドから渡ってきたタミル人がいます。その多くはヒンドゥー教徒です。

この街の住人はタミル人が多数。
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看板の多くはタミル語もしくは英語で、シンハラ語表記は少ない。
もちろん飛び交う言葉もタミル語で、僕たちにとってはほとんど分からない。

コーウィルIMG_6874

街には、コーウィルと呼ばれるヒンドゥー寺院が多数あり、ヒンドゥーの神々があらゆるところに祀られている。

街の食堂もタミル料理店がほとんどで、中でもピュアベジ店が多い。

「まるで別の国のよう!」と書きたいところだけどそれは訪問前の僕の想像。
実際は言葉こそ分からないが、人々はみんなフレンドリー、街の喧騒感と郊外ののんびり感、そこにはやっぱり僕の大好きなスリランカの空気がしっかり。

 

長距離バスで到着したのは遅めの時間。
まずは食事!

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Jaffna Authentic Cuisine (JAC)
このレストランはここ5年で出来たようですが、100年以上の歴史を持つ建物を改築、雰囲気良し。
ソルティーラッシーでスタートIMG_6600

アラカルトで注文したのはこんな感じ↓IMG_6605 IMG_6606◎ジャフナ名物の蟹のカレー
蟹の旨味と複雑なスパイス使いでめっちゃ美味しい。
IMG_6607◎ジャフナ式ラッサム
酸味がほとんどなく、焙煎香と苦味とが際立つ印象、もうひとつ使い方を理解しきれず。要学習。
IMG_6608◎ジャフナ式オムレット
普通に美味しいオムレット。

◎ピットゥ&インディアーッパ
タミル式ならプットゥ&イディアッパムと呼ぶのかな?とても美味しい。付属のキリホディ(?)はめっちゃタミルよりな味わい。
IMG_6613そしてジャフナ式コーヒーで〆。

落ち着いた雰囲気と美味しい食事で旅の疲れが癒やされました。
国内外の観光客をターゲットとしている感はありますが、僕たちも含めて初のジャフナ料理体験には良いレストランだと思います。

翌朝
今回はバッチリ観光します。

まずは、ジャフナタウンの南の海沿いにある
Jaffna Fort/ジャフナフォートへ。

ここは、ポルトガルによって建造され、その後オランダによってより強固で広大に改修された要塞。イギリス植民地下ではその駐屯地に。また2009年まで続いた内戦でも爆撃や地上戦があったそう。
IMG_6657 IMG_6697 IMG_6682 IMG_6678IMG_6663 IMG_6690IMG_6692 IMG_6676IMG_6674一見壮大な要塞跡ですが、崩壊した建物、銃跡だらけの壁を目にすると長い戦いの歴史を感じで辛い気持ちに。
様々な意味で写真では伝わらない訪れる価値のある場所です。

 

その後、
Former Kachcheriya/県庁跡
に移動

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かつて行政区があり、内戦中の爆撃で崩壊が激しい建物。こちらも内戦の歴史を残すために保存されている。
その壮観なビジュアルもあり、ウェディングなどの撮影などにも使われているようでこの日も複数の撮影が行われていた。
ほぼ全壊状態の煉瓦壁にたくましく育つ植物の姿が印象的。

 

次は、
IMG_6750Nallur Kandaswamy Kovil
ナッルール・カンダスワミー寺院

圧倒的!!!
ジャフナ最重要ヒンドゥー寺院。時間を合わせてプージャーワ(お祈り)のタイミングに訪問。
裸足、脱帽はもちろん、男性は上裸、寺院内は撮影禁止。
ヒンドゥーの世界観にぶっ飛ばされて感動!異教徒ながら失礼のないよう思いを込めてお祈りしました。
建物の色使いが意外とシンプルですごくかっこ良く、気持ちがシャキッとします。

 

そして、ランチタイム。
先の寺院のすぐ近く、

Nallur Bhavan/ナッルーバワン
ピュアベジのお店です。

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お昼はオンリーミールス
IMG_6790ムクヌウェンナ、ムングダール、大根、ささげ、ラッサム、お米はレッドナードゥ
330LKR(約150円)
ふらっとジャケ買い感覚で入店したけど、ばっちりスムーズな味わいで大満足。

 

ここからは、バスでさらに北上
地図ほぼ北端のあたり。

IMG_6843Keerimalai/キーリマライという小さな村へ。
海のすぐそばに泉があります。

Keerimalai Spring
キーリマライの泉

IMG_6846淡水で、病気を治癒する力があるとか。
この日はボーイズがバシャバシャ遊んでました。


分からない言葉で煽られて飛び込む白いおっちゃん。
遊んでくれてありがとう!
நன்றி/ナンドゥリ

 

その後、少し南下。

Kantharodai Ruins/カンタロダイ遺跡

IMG_6866ジャフナエリアでは少ない仏教寺院があり、その中に約2000年前の小さめのダーガバがたくさん。発掘調査ではさらに地中からたくさんのダーガバが発見されたのこと。
ダーガバが集中的に存在することは珍しく、そもそもダーガバではなくお墓であったとの説もあるよう。(地球の歩き方より)
それを知るとまた不思議な感覚に。

 

そして、夕食。
タウンに戻って、市場の近くの

Malayan Cafe
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頂いたのいは、
IMG_6897 IMG_6901Masala Dosa(マサラドーサ)
マサラ(ジャガイモの具)の塩梅と程よいフワッと感を持つドーサがめっちゃ合う。
Paper Dosa(ペーパルドーサ)
パリッとしながら噛みちぎる最後の弾力がたまらなくナイス。

歴史を感じる店内もいい感じ。
バナナの葉は自ら捨てに行くとこまでがトラディショナルスタイルと教わりました。
店名が「Malayan Cafe」というだけにスリランカンマレー人のお店なのかどうかは未確認。
何はともあれ美味しいドーサ、ご馳走様でした!

 

そしてホテルへの帰り道IMG_6903ミッキーにも会えました。明日も面白くなりそう!
ジャフナ後編は下記から↓↓↓
◎ジャフナ。2023.(後編)

ボタレガマ。2023.

コロンボから海岸沿いを北に、ネゴンボ(ミーガムア)をさらに北へ、バスで。

IMG_6249ボタレガマという小さな街があり、そこはカラピンチャで週末にアルバイトをしてくれている留学生ルウィニの実家がありお邪魔させてもらいました。
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写真奥がルウィニのお母さん&お父さん。僕たちが来ているバティクの服はお二人からプレゼントされたもの。

最初は一泊の予定でしたが、お二人の好意に甘えてもう一泊。

一緒にビーチに行ったり
IMG_6294IMG_6297カトリックの教会に行ったり。(写真なし。このコロンボ以北の海岸エリアはクリスチャンがとても多い)。

スリランカで最も有名な食器会社「DANKOTUWA/ダンコトゥワ」の本社工場のショールームを訪れたり。
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ヤギのおっちゃんとこにミルクもらいに行ったり。
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友人宅にお邪魔したりと、警察官のお父さんは3日も仕事を休んで僕たちにかまってくれました。感謝!

そして、たくさんの家庭料理を僕たちのために作って、教えてくれました。
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初日の夜はウェルカムスペシャルディナー!

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ඉස්සෝ තෙලට/イッソ テラタ
エビの炒め物(殻付き)

හතු තෙලට/ハトゥ テラタ
キノコの炒め物

IMG_6378කරපිංචා ලුනුමිරිස්/カラピンチャルヌミリス
カレーリーフをゴラカ、ニンニクなどを綺麗なペーストに仕上げたもの

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කජු මාළුව/カジュマールワ(カシューナッツのカレー)
他、බෝංචි/ボーンチ(三度豆)などなど。お腹一杯大満足!

 

翌朝は

IMG_6332කිරි බත්/キリバッ
ココナッツミルクで仕上げたご飯を固めたもの

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ඉඳිආප්ප/インディアーッパ
米粉を麺状に押し出し蒸し固めたもの

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ආප්ප/アーッパ
優しい
අල හොදි/アラホディ/じゃがいものココナッツミルク煮
とおかず色々

スリランカ朝ご飯デラックス
種類は多いですが、たくさん食べても全然しんどくない。

 

ここに来るまでのハードな移動や暑さのせいで、ひさしぶりにへばっていた僕。0867416D-8966-4BAE-9808-1AE5C1EDE323

(家猫:キティと)

そんな僕に。
ドクターのアドバイスをもとに様々な飲み物を用意してくれました。

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IMG_6504නිල් කටරොළු/ニルカタロル
と言う植物の青い花を煮出したジュース
どうやらバタフライピーのことのようです。

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IMG_6546පොකුරු චද මල්/ポクルワダマル
ポクルワダの花を煮出したお茶

IMG_6309IMG_6435නෙල්ලි/ネッリ
という酸っぱい木の実を絞ったジュース

IMG_6515IMG_6530තැඹිලි/タンビリ
ご存知天然ポカリ、キングココナッツ
@km4k_2 のボトルで常時装備

おかげで滞在中に順調に回復↑

 

二日目の夜は、තෝසේ/トーセ作り

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日本ではドーサの呼び名がポピュラー。でも日本でよく見るクリスピーなものではなく、フワッとしていて程よい酸味があるプレーントーセがスリランカではポピュラー。もともとはタミル料理だけど、シンハラの家庭でも良く登場。
僕たちも一緒にトーセ焼き。
IMG_6503野菜たっぷりの
සම්බෝල/サンバール
と一緒に。

 

最後の朝は、
අඹ/アンバ/マンゴー
のカレーがメイン
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食感、味わいともに抜群の仕上がりでご飯が進む!
食後にも調理したものとは異なる2種のアンバ
B515864A-43F5-4724-AA38-19D6F345D4EEアンバ(マンゴー)にもいっぱい種類があります。
フルーツパラダイススリランカ!

そして、お別れです。
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3日間、僕の看病も含めてめちゃめっちゃお世話になりました。
ありがとうございました!!!また来ます。

今、ブログ記事を書き終えたところ。このボタレガマを離れて4日が経ちました。
ルウィニのお父さんからは、毎日1回電話があり、その日の報告をしていますw

パブリスシェフとの再会。マウントラビニアホテル。2023.

今回も行って来ました。
コロンボの少し南にある海岸沿の街マウントラビニア(ローカルの呼称は「ගල්කිස්ස/ガルキッサ」)にあるMount Lavia Hotelへ。

マウントラビニアホテル

何度もこのブログで紹介していますが、
こちらの歴史あるホテルの名誉総料理長を務めるのが、Dr. Publis Silva。
スリランカで最も有名で、国から博士(ドクター)他、さまざまな称号を与えられているシェフです。

そして
2019年には来日し、阪急うめだ本店での一週間の催事で我々カラピンチャチームがサポートする形で彼の料理を提供しました。
その時のブログ(下記リンク)でシェフのプロフィールなども記しています↓↓↓
◎阪急うめだ「カレーとカレーのためのうつわ展」、パブリスシェフ来日。
◎カレーとカレーのためのうつわ展終了.2019。終了。

また、他にもシェフがカラピンチャを訪れた記事、シェフが建てたお寺のオープニングセレモニーの調理を手伝った記事、NHKの特番でリモートで僕がシェフから料理を教わった記事など、様々な関連記事があります。右上のサーチボックス(PCの場合)に「パブリスシェフ」と入れると関連記事をまとめて読めるのでお時間ある時に是非どうぞ。

マウントラビニアホテルには宿泊も兼ねての訪問。パブリスシェフとのアポイントは翌朝。
到着して、まずはこの方と再会。
IMG_6225シェフ・プリヤンター・リヤナゲー
パブリスさんが最も信頼する愛弟子で、2019年には同行して来日。丁寧かつ迅速な料理でカラピンチャチームを引っ張ってくれました。その後もスリランカに行く度に家に泊めてくれたり、奥さんと一緒に家庭料理を教えてくれたりと、とても良くしてくれているアイヤー(兄さん)です。

そんなプリヤンターアイヤーが、素敵なティーセットをアレンジしてくれました。
スリランカの紅茶セットすると、
マウントラビニア名物カラスがテーブルに。
スリランカのカラスパチンコで追い払ってくれるおっちゃん不在で食事がピンチ。


だけど、僕の猫マネで一撃w

そして、日曜日の夜が訪れます。
マウントラビにあの夕日この夜の料理は「アペー・キャーマ(訳:我々の食事)」というパブリスシェフが全面監修したいつも以上にスリランカ色が強いビュッフェが用意されます。
(許可をもらっての撮影)
アペーキャーマ
IMG_6094IMG_6101IMG_6107IMG_6125IMG_6126IMG_6111IMG_6132IMG_6131アペーキャーマ
アペーキャーマ IMG_6120 IMG_6123 IMG_6129 IMG_6134IMG_6127IMG_6140IMG_6141欲張りスイッチオンで胃がはち切れんばかりに食べましたw
伝統的な料理に新たなチャレンジも加わって、シェフの絶えない探究心に感服です。

マウントラビニアホテル

そして、翌朝
Publis SilvaDr. Publis Silva(87歳)。変わらずめちゃめちゃ元気。
パブリスシェフの部屋今回も料理に関するアドバイスをいただきました!

そして一緒に朝食。
IMG_6154 IMG_6155 IMG_6156 IMG_6157 IMG_6158 IMG_6159 IMG_6161 IMG_6162 IMG_6163 IMG_6164 IMG_6165 IMG_6167IMG_6170キリバット、インディアーッパ、トーセなどなど。
どれも、丁寧で美味しい!パブリシェフも変わらずよく食べる。

その後は、
プリヤンターアイヤーの案内で、マウントラビニアホテルの厨房を見学。
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IMG_6247IMG_6242IMG_6243IMG_6239IMG_6244
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IMG_6233若者も含めてたくさんの料理人がキビキビ&楽しそうに働いていました。いい雰囲気!

コロナ禍に加えて政府の財政破綻による経済危機により観光客が戻り切ってないスリランカですが、みんなが頑張る姿を見ているとスリランカの未来は明るい気がします。

パブリスシェフ、プリヤンターアイヤー、マウントラビニアの皆様、今回もありがとうございました。また来ます!!!

コロンボあっちこっち。2023.

最大の都市コロンボに。

ラージャギリヤにあるSTUDIO FORTさんにお邪魔して来ました。
過去にこちらのカメラマン石野明子さんは、旦那さんの清隆さんとフォトスタジオを経営されています。詳細は下記リンクのSTUDIO FORTさんのウェブサイトにて↓↓↓
https://studio-fort.com

また、2021年に発行されたスリランカ料理の本スパイスカレーと野菜のおかず スリランカのまかないごはん」の著者で、書籍内では日本でスリランカのスパイスが購入できるお店として、カラピンチャを紹介してくれました。感謝。

そこでお手伝い兼料理ユニットCOOKIKOのシャミラさん&ニランカが、僕達のための素晴らしいランチを用意してくれました。

STUDIO FORTIMG_5385 IMG_5386キリコス(ジャックフルーツとココナッツミルクのカレー)、タラパッ(カジキ)のアンブルティヤル、ゴトゥコラサンボーラ(ツボクサの和え物)、ラトゥアラ(ビーツ)、ケセルムーワバドゥマ(バナナの包葉の揚げ物)、ボーンチキラタ(三度豆の煮物)、ポルサンボーラ(ココナッツの和え物)、ワンバトゥモージュ(揚げたナス和え物)のなどなど。
IMG_5388 IMG_5392コスアタ(ジャックフルーツの種)が入ったカトゥレットは絶品!
IMG_5389ワッティにケセルコラ(バナナの葉)を敷いて、そこに盛り付けていただきました。

IMG_5394デザートには、ポルケークとアイスクリームを合わせて。

IMG_5393こちらはラーウル(エッグフルーツ)。味はパパイヤのような、食感はまったりしていて正に茹で玉子の黄身のよう。美味しい!
IMG_5395素焼きのポットのプレゼントもいただきました。
COOKIKOのお二人は料理教室も開催。日本語もそこそこ話せて英語はバッチリ。家庭的だけど色彩豊かな素晴らしい料理を教えてくれるので、現地での教室に興味がある方はおすすめです。詳細は下記のSTUDIO FORTさんのInstagramアカウントに問い合わせてみてください

COOKIKOさんInstagramは下記から↓↓↓
https://www.instagram.com/cookiko.lk

日本語でのお問い合わせはSTUDIO FORTさんへ↓↓↓
https://studio-fort.com
https://www.instagram.com/studiofortlk

 

美味しいお料理と楽しい会話で素敵な時間を過ごしました。
STUDIO FORTの皆様ありがとうございました!!!

その後は、コロンボ7で
オーガニック野菜や食品を展開、販売するKenko 1st. さん  へ。
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IMG_5711IMG_5720IMG_5714IMG_5722IMG_5723ショップには有機栽培の野菜や食品が並びます。オリジナル商品も多数。また山間部の畑で有機栽培自体も手がけています。スリランカでも食品の健康意識は年々高まっているようです。

ここの代表石川さん(写真取り忘れ)には、過去に「The Line House」という施設での宿泊をアレンジしてもらったり、友人の大学生の農業研修を受け入れてもらったりと度々お世話になっています。
過去にバウラーナを訪れた時の記事は下記リンクから↓↓↓
◎バウラーナ。The Line House. https://karapincha.jp/blog/?p=6230

今回も、いろいろとスリランカの現状など勉強になるお話を聞かせてもらいました。
そして、同建物にある宿泊施設Cool Colombo7で一泊。

ショップにはお土産に最適な食品も多数、立地もいいので宿泊にも最適でオススメです!

 

翌朝は、毎週土曜日開催の「SATURDAY GOOD MARKET」(場所:コロンボレースコース、ヌガトゥリー駐車場)へ。

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こちらも過去に何度か行ったことがありますが、今回はSTUDI FORTの石野さんに教えてもらったJEEW’S ジーワさんのライス&カリーをいただきに。
IMG_5728慌ただしく働くジーワさん。大人気!
jeewsデル(パンの実)、ゴトゥコラサンボーラ(ツボクサの和え物)、コスアタカルポル(ジャックフルーツの種のカレー)、ポロスアッチャール(若いジャックフルーツのピクルス)、コヒラ。
今回は野菜だけをセレクトしたけど、キチンと美味しい!

IMG_5794 IMG_5742 IMG_5795他にもマンニョッカー(キャッサバ)、タンビリ(キングココナッツ)、キリパニ(水牛のヨーグルトとキトゥルシロップ)などを楽しんで大満足。

ビニール袋を被る途中の激しいスコールでみんなでテントにて雨宿り中。安定のビニール袋被りおっちゃん発見!

その後のランチはちょっとジャンキーに。
コットゥロティの人気店「PILAWOOS(ピラウース)」へ。
(ゴールロード沿、コルピティヤの少し南、年中無休の24時間営業/同名の模倣店も多い)
PILAWOOSPILAWOOSメニューコットゥだけでもすごい頻数。これでも過去よりちょっと減ったかも。

Curry Chiken Kottu(チーズ入り)をオーダー。
IMG_5841ドーン!!!
実は無理をお願いしてのハーフサイズ。しっかり濃厚で十分ぶっ飛ばされる図太い味わい。うまい!

 

その日の夜、
ゴールフェイスの巨大なショッピングモール「One Galle Face Mall
その中のチャイニーズレストラン「MONG KOK CHINESE RESTAURANT 」へ。
IMG_5954ここに来たのは、
カラピンチャ(王子公園店舗)で週末にアルバイトをしてくれているスリランカ人留学生ランディカ君のお父さんの誕生日会に参加するため。
お父さん含めて、ランディカ君以外と面識はなかったのですが、折角招待してもらえたので喜んで行って来ました!ありがとうございます。

19:30開始の予定で実際、食事会が始まったのは20:30頃というスリランカ式通常運転スケジュールはさておき。
会場にはたくさんの親戚が集まりました。

IMG_5927IMG_5972IMG_5976ランディカのお父さん、お母さん、二人の妹。お兄さん二人は日本在住。

IMG_5934 IMG_5936 IMG_5937 IMG_5940 IMG_5941料理も続々。
写真は撮りきれていないのですが、
フライドライス、ヌードルス、デビル、チョップシーなどのスリランカ式チャイニーズの定番から、ちょっと変わった中華料理もいくつか。どれもちょうどの攻め具合で美味しい!!

誕生日ケーキ
スリランカのケーキお父さんはオートバイの整備士。
ちなみにランディカも日本でトヨタが運営する整備の専門学校に通っています。

恒例のケーキカットからの一口どうぞ
のシーンは動画で↓↓↓

お父さん感無量。親戚一同&僕たちもお父さんに一口をいただきました。
後で、この動画をランディカに送ったら「涙が出た」とのこと。5年近く素敵な家族と会えず日本で頑張る彼にBIG UP!

その後は永遠に続く写真撮影タイムIMG_5949IMG_5983IMG_5979

セキュリティーが厳しいOne Galle Face Mallは23:00 閉店 ですが、パーティーは24:00近くまで続きました。いろいろスリランカで僕たちも最高にハッピー!
改めて、素敵な誕生日会に招待していただきありがとうございました!

 

こんな感じで今回もコロンボでの数日間を満喫。
明日は、マウントラビニアに行ってきます!

バッラパーナ。2023.

バッラパーナにやって来ました。
コロンボからキャンディーに向かうキャンディーロード沿い、キャーガッラシティーのちょい手前の小さな街。
僕が料理を学ぶために勤務したティッサホテルがある街です。

しかしながら、現在ティッサホテルは休業中。
ティッサ食堂2023隣接する結婚式をメインとし、絶賛増築中のThe Grand Chariot Hotelと、元々のビジネスのパン工場Thissa Bakelyにお金と人などあらゆる資本を集中している様子。

theGrandChariotHotel IMG_5162立派なThe Grand Chariot Hotel
こちらは毎日のように大規模なウェディングパーティーが開催され、その厨房も大忙し。
その宿泊施設に泊めてもらい早朝からお手伝い&お邪魔。
スリランカの厨房 IMG_5134 IMG_5169 IMG_5167 IMG_5163スリランカの厨房 IMG_5175 IMG_5188 IMG_5226 IMG_5233 IMG_5240 IMG_5245 IMG_5203 IMG_5196 IMG_5179 IMG_5182スリランカの厨房 IMG_5115
スリランカの厨房現在ここの厨房を仕切っている若きシェフはロシャン。
今回初めて会ったけど、実は僕の師匠であるパライヤーから料理は学んだという兄弟弟子でした。
大量調理が要求されるウェディングの厨房位においても、手間暇惜しまない丁寧な仕事が印象的。

スーギリこちらは、現社長のスーギリ(ティッサボスの次男)。今でも厨房の進捗は自ら手を使ってチェック。昔から厳しいけど仕事熱心な若旦那。だからこそ厳しい環境下でも発展し続けているんだと思います。

たくさん料理がすごいスピードで続々と出来上がっていきます。
IMG_5256 IMG_5264 IMG_5267 IMG_5270 IMG_5290 IMG_5291 IMG_5294 IMG_5293 IMG_5295 IMG_5296 IMG_5297 IMG_5298 IMG_5300 IMG_5301 IMG_5303写真以外のもたくさんの料理が用意されていました。
コロンボから離れた地方であっても伝統的な料理以外にもさまざまな料理が用意され、スリランカ料理が年々変化していくのを感じます。
僕個人的には、古くからのスリランカ料理が好きですが、この変化の中で新たな美味しさが誕生していく流れをしっかりと受け止めながら、自分達の調理にも反映していこうと思います。
ちゃっかり賄いもいただきました。
ライスアンドカリー

 

そして、
すぐ近所のThissa Bakelyにもお邪魔。
こちらは、年々、工場の規模や機材が進化して大量のパンの生産に対応しています。
ほんの一部を動画でどうぞ。

ティッサベーカリー IMG_5038ティッサボスと大量の食パン

IMG_5021下の動画の僕が2019年に南端の街マータラの古いベーカリーの様子と比べると、こちらのベーカリーのハイテク具合がわかると思います。


 

僕が当時ホームステイしていたお宅にも訪問。
マヒンダの家丁度、当時スリランカで現在日本に住む息子のマヒンダも帰国中。懐かしいハッピータイム。
2017年にはスリランカで行われたマヒンダの結婚式にも参加しました。その時の記事↓↓↓
◎スリランカの結婚式。その1。
◎スリランカの結婚式。その2。

ドゥリヤーンドゥリヤーン。
例年は2月前後に行くことが多かったので、なかなか食べる機会がなかったドリアン。初体験の形容し難いまったりした独特の味わい。美味しい!!!

そのマヒンダは現在お兄さんのサナさんと一緒に、スリランカの様々な食品を日本で販売する会社MRトレーディングを運営しており、そのスリランカオフィスも案内してくれました。IMG_4970IMG_4980

ハールマッソーハールマッソー(イワシの稚魚を塩茹でして乾燥させたもの)の頭とハラワタ取り作業。

今後はオリジナルブランド商品の拡充や日本以外での国での展開も考えているようです。すごい!
その日(5月17日)マヒンダは日本へ帰国。最後の1日に会えて良かった。お互い日本で頑張ろうね!

バッラパーナ滞在時は、
ティッサボスの長男のロシャンと夜のアーッパを食べたり。
IMG_5079ティッサボスの長女のマドゥシャーニの家にお邪魔したり。(写真左がティッサボス)
IMG_52213年ぶりに友人達に会えてハッピーでした。
いつも暖かく迎えてくれてありがとうございます!
また来ます!