チャリティー「We Love Sri Lankaクリアファイル」販売。

<スリランカ同時爆発事件チャリティー>

クリアファイルイラストレーター高橋稚加江さん作
「We Love Sri Lanka クリアファイル」の販売をカラピンチャ王子公園店舗にて開始します。
一部:300円

こちらの売上から製造原価のみを引いた金額が、
今年(2019年)4月21日に起こった「スリランカ同時爆発事件」の犠牲者の心身ともの治療費、建物の再建費などに使われます。
すでに2度集まったお金がチャリティー団体「AYUBOWAN SRI LANKA」(後援:スリランカ大使館)を通して、スリランカに渡っております。
そして今回の第3段は、イラストを描いた高橋知加江さんが直接スリランカへ持ち込む予定です。
(寄付の詳細はクリアファイルに挟まれています。)

高橋稚加江さんはイラストレーターとしての本職に加え、島根のスリランカ料理店「印度亜」のスタッフでもあり、僕達の友人でもあります。(愛称はヤダモン)
毎年のようにスリランカへ行き、料理を学んだり、日本で使われなくなったスポーツ用品を集めて寄付したり、またスリランカ料理教室を開催したり、その活動は多岐に渡ります。
yadamon4今夏、阪急うめだ本店で開催された「カレーとカレーのためのうつわ展」でのパブリスシェフのキッチンでも一緒に手伝ってくれました!
yadamonIMG_5777

このクリアファイルは、
同時爆発事件の直後、高橋稚加江さんがキッチンスタジオ・ペイズリーの香取薫さんに相談を持ちかけ製作されたものです。
東京でのイベントや、全国の協力店で販売されてきました。

 

イラストに描かれているのは、

キンブラバニス

キンブラ(ワニ)!
スリランカにはたくさん生息しています。
他にもスリランカにいる動物達と「アユ・ボーワン」とシンハラ語で書かれた看板。
そしてキンブラが手に持っているのが「キンブラ・バニス」。
長いロールパンで形がワニに似ています。粗目の砂糖がまぶされた紅茶と良く合う人気のパンです。

裏面は、
IMG_5782
スリランカの島の形の部分がクリアになっています。そして、紅茶に浸かってしまったワニw
めっちゃカワイイです!

 

同時爆破事件以降のスリランカに関しては、
教会が再建されたり、激減した観光客が少しづつ戻ってきているなど良い情報も入っていますが、まだまだ犠牲者や遺族のケアが行き届いていないという情報などもあり、実際のところはわからないことが多いです。

事件から日数が経ち海外からの注目も薄れる事件後のスリランカを、微力ながら継続的に応援できればと思います。
ご協力いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

カレーのためのうつわ展/2019/アートスペース油亀/岡山

curry_aburakame2019

いよいよ明日10/5(土)
今年も岡山のアートスペース油亀さんにて
「カレーのためのうつわ展」が始まります。(11/10まで)

ご存知の方も多いと思いますが、
2011年から続くこのイベント。全国の作家さん達が作った、カレーのための器がずらりと揃うイベントです。
2017年、2018年、2019年の夏には、阪急うめだ本店でも、「カレーとカレーのためのうつわ展」としても開催され、カラピンチャも、スパイス販売やライス&カリーの提供という形で出店いたしました。

「カレーのためのうつわ展」
主役は間違いなく、素晴らしい器の数々ですが、付随したイベントも魅力的です。

毎日開催の「カレーマルシェ」では、一昨年、昨年に引き続き、当店のスリランカ産スパイスも販売していただきます。
ご好評いただいているスリランカ・スパイスセットも全6種類展開です。
801B0A07-EA75-432E-A334-D3093675CAB2写真/
スリランカ・スパイスセットの中で、今夏に発売された
a. フィッシュカレー Hot(辛い魚のカレー/ミリスマール)用
b. フィッシュカレー Milky(ココナッツミルクの魚のカレー/キリマール)用

また当店が製造するダークローストカレーパウダー『Kalu.(カルゥ)』と、カレーパウダー『Amu.(アム)』
09395552-AD44-47A6-853D-B62E5B9D0544他にも、「ゴラカ」と「セイロンシナモン」も並びます。
他にも、様々なお店の商品が並ぶそうです。
ご来場の際には、是非「カレーマルシェ」もチェックしてください!

他にも週末を中心にイベント盛りだくさん。

IMG_5775

出張カレー店、講座、ワークショップなどなど。魅力的なイベントたくさん。

そして、光栄なことに、
イベント最終日11月10日(日)には、今年も僕達がライス&カリーを提供します!
締めくくりの大切な一日に恥じない、丁寧な料理を心がけます。

10/5(土)から11/11(日)とロングランなイベント。
関西からも車、電車ともにアクセスは簡単。築140年の油亀さんの建物も素敵です。
是非、足を運んでみてください。

 

「カレーのためのうつわ展」(2019)
2018年10月5日(土)→11月10日(日)
open11:00 close19:00
入場無料 火曜日はイベントおよび展示替えのため休廊
会場:アートスペース油亀
〒700-0812
岡山県岡山市北区出石町2丁目3-1
お問い合わせ:086-201-8884

10月より価格改定のお知らせ

価格改定飲食物

いつもご利用いただきありがとうございます。
材料費の高騰と消費税の増税に対応するため、誠に勝手ながら10月1日より、王子公園店舗で飲食物の多くの品目で、価格を改定させていただきます。

主なところでは、
ライス&カリー各種、ヌードルス、コットゥロティ等では税込価格で100円の値上げ。
アーッパや、他オプションメニュー等では、50円程度値上げするもの、現状の価格のままのものがございます。
スパイス等の物販類は現状の価格のままです。

日頃からご愛顧いただいている皆様にご迷惑をおかけしますが、今後もより良いサービスを提供できるよう努めてまいります。

何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
カラピンチャ 濱田祐介

9/22 IBUKI Country Fair中止のお知らせ。

9/22(日)に予定されていた IBUKI Country Fairは、接近中の台風のため中止となりました。ご理解ください。

このフェアのためにずっと準備されてきた運営の皆様の苦渋の決断です。
とても意義あるイベントですので、次回を楽しみにしています。

IBUKI Country FairのSNSを記します。
ご関心ある方は是非フォローをお願いします。
Instagram https://www.instagram.com/ibuki_countryfair
Facebook https://www.facebook.com/IBUKICountryFair
なお9/22(日)はカラピンチャ王子公園店舗はお知らせの通り休業させていただきます。よろしくお願いします。

Dr. Publis Silvaとの一週間。

阪急うめだ本店で開催されました「カレーとカレーのためのうつわ展」(2019年8月28日から9月3日)

Dr. Publis Silvaと一緒に仕事をした日々を写真を交えて振り返りたいと思います。

DSC_5265

スリランカ料理界のリビング・レジェンド。パブリスシェフ。
南部出身の彼の魚の料理は特に人気があります!

IMG_5399シェフの厳しくもチャーミングな人柄の影響で、厨房の雰囲気は常にポジティブ。

 

毎朝、5:30から仕込みはスタート。(動画)

スリランカのラジオ(インターネット回線)から流れるお経に包まれて、清々しい気持ちで作業が進んでいきます。
(僕がスリランカのティッサホテルで働いていた時もいつもそうでした。)

 

DSC_5002シェフとともに、腕を振るったのがプリヤンタ・リヤナゲさん。
寡黙で真面目な彼をシェフも大いに信頼しており、海外での仕事にはいつも連れて行くそうです。
調理のスキルはもちろん、厨房での段取りも迅速で正確。
相当な数の料理を、お客さんの流れに合わせてこまめに仕上げていきます。
スタッフの一人はDJみたいと表現していましたw
そして、ちょいちょい作ってくれるまかないがウマイ!
IMG_5542また
僕たちが製造する「ダークローストカレーパウダー『Kalu.(カルゥ)』」の香りを気に入っていただき、使用してもらっていました!
IMG_5556嬉しい!

仕上がっていく料理達。
DSC_5145

ワンバトゥ

ワンバトゥモージュ(揚げたナスの和え物)。
これもパブリスシェフの有名な人気料理のひとつ。

提供したライス&カリー
DSC_4959カレーはマグロでご飯ラトゥキャクル(赤米)
チキン、キーリサンバ(白米)も選択できます。

会場は、

DSC_5235
DSC_5318
連日の大盛況。
(お客さんが多い時は2枚目の写真のさらに倍くらいの行列に。)
お待たせして申し訳ないと言う思いはもちろんですが、多くの人がシェフの料理に関心を持っていることがとても嬉しかったです。

スリランカ人のお客さんもとても多かったです。
DSC_5055
中には、料理人の方々も。

46215616_Unknown宝塚市・山本「シャンティランカ」の二シャンティアッカー。1日お手伝いも。

ランジット大阪市・長堀橋「セイロンカリー」のランジット。

IMG_5421徳島市・阿波富田の「マータラ」のダンミカアイヤー。

みんなキラキラした目でシェフとお話していました。
料理人にとってDr. Publis Silva はスーパースター、スーパーアイドルです。
それを見て僕たちもグッときました。

 

シェフはトークショーにも参加。

IMG_5696AIRSPICE代表:水野仁輔兄さんとシェフ。加えて僕と通訳をしてくれたエリック君。
トークの内容は「84歳にして現役料理人でいる」秘訣にまで及びました。
以下のYoutubeのページ(ソラトニワ梅田さんのチャンネル)でその時の音声をお楽しみいただけます。

 

<他厨房での写真達>

DSC_5021

DSC_5174厨房01IMG_5470あっと言う間の夢のような一週間。

マウントラビニアホテルスタイルの素早く丁寧な仕事。
スリランカ料理の真髄を守るシェフの哲学。
時には、厳しいアドバイスもいただき、たくさん勉強させていただきました。
DSC_5012

僕たちの人生において大きな大きな経験となりました。

「カレーとカレーのためのうつわ展」、パブリスシルワシェフのブースは大盛況で終了しました。

 

その翌々日。
パブリスシェフとプリヤンタさんを、思い切ってカラピンチャに招待しました。

DSC_5395小さな店ですが、僕たちのことを知って欲しくて、
等身大のおもてなしをさせていただきました。

DSC_5340朝、
カラピンチャに着くなり、厨房の奥へ。
恒例のパブリスチェックです。

DSC_5364何はともあれご着席いただき、
歓迎の気持ちを込めたキリバット(ココナッツミルクライス)を。

DSC_5375そして、アーッパも。
いつもサポートしてくれてるヘーマさんと娘のチャットゥーも一緒に。

その後は、
三宮の街でお買い物。
シェフもプリヤンタさんも、奥さんや娘さん達へたくさんのプレゼントを買ってました。

そして、
再びカラピンチャに戻ってランチタイム。
DSC_5489平日でしたが、シェフと一緒に食事をしたいスリランカ人の皆さまが集まりました。ありがとうございます。

 

DSC_5346「これは?」。
「”ゴボウ”です。スリランカの根菜”コヒラ”に見立てて調理しました。」
と言うやりとり。

 

僕達が用意したライス&カリーをブッフェスタイルで。

DSC_5503

DSC_5518
DSC_5514
DSC_5539

DSC_5553

DSC_5547

 

食後。

DSC_5561シェフがみんなを集めてのお話タイム。

もちろんお世辞交じりですが、
「日本の食材を活用し我々の料理を表現している。我々スリランカ人も学ぶべきことがたくさんある。」と言うありがたい言葉をいただきました。
本当に光栄で嬉しいです。一生懸命、精進していこうと思います。

 

スーパースターにサインをおねだり。
DSC_5571

 

その後、摩耶山の上にある天上寺へ。

DSC_5576 DSC_5580 DSC_5604 DSC_5608 DSC_5625熱心な仏教徒であるお二人は、日本のお寺にも興味深々でした。

そして
の夜、
関西空港からお二人はスリランカへの帰路へと就かれました。

 

今回、84歳のシェフに負担をかけないよう、
カラピンチャスタッフに加え有志メンバーでサポート体制を整えていましたが、
シェフはほぼ休憩を取ることなく、厨房での調理を行なってました。
厨房を離れたと思うと、店前に出てお客さんとのコミュニケーション。
徹底した料理への情熱とお客様へのサービスでした。

シェフ曰く、
「私は『パブリスシルワ』の名前。また『マウントラビニアホテルの名前』。そして『スリランカの名前』を責任を持って背負っているので、常に正しい調理と行動をしなければならない。」
とのこと。
どこまでも偉大です。

本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!

(写真協力:Masaki)



<追記>
今回パブリスシェフの招待にあたり、スリランカ現地で全面的に協力してくれたのが、「スリランカ案内人うっちゃん」こと内海由周さん。古くからの友人です。
PS_012日本人向けのパブリスシェフの料理教室ツアーを企画。他にもツアー多数。
「地球の歩き方/コロンボ特派員ブログ」も展開。
スポットでの現地での旅のサポートもニーズに合わせて柔軟に対応してくれます。
スリランカ旅行を検討されている方は、是非、相談されてはいかがでしょうか?
色んなアドバイスがもらえると思います。
facebbok:  https://www.facebook.com/yoshichika.utsumi
twitter:   https://twitter.com/lankaspice

うっちゃんとビジネスパートナーのランジットさんのサポートなしでは、今回のパブリスさんの招待は実現できていませんでした。
ありがとうございました!