3/23(土)ファーマーズマーケットで朝ご飯提供。

3/23(土)「EAT LOCAL KOBE ファーマーズマーケット」で朝ごはんを提供します。

毎週土曜日、神戸の農家さんが直接野菜を持ち込んで行われるマーケット。そちらで、朝ごはんを提供させていただきます。

神戸の野菜やお米でカレーやアーッパなどを作る予定です。

今日はファーマーズマーケットの常設店であるFARMSTAND(北野坂)さんで仕入れ。

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EAT LOCAL KOBE ファーマーズマーケット
毎週土曜日
中央区・東遊園地
10:00-13:00(冬季)
3/23(土)の回、カラピンチャ朝ご飯で出店。

是非足をお運びください!

スタッフ募集。土日祝。2019.4から。

カラピンチャではスタッフを募集しています。

詳細は以下の通りです。

 

業務内容:皿洗い、ホール、調理補助他。

曜日:土日祝(週1回から2回)、他曜日も相談可。

時間:11:00から16:00

給与:時給950円から

業務開始:2019年4月から

交通費支給、まかない付

面接実施

 

ご応募、お問い合わせは下記の電話番号まで

078-805-3039

営業日の15:00以降でお願いします。

店主:濱田祐介

 

どうぞよろしくお願いします。

ドドル作り。

දොදොල්
ドドル

というお菓子があります。
ココナッツミルクと米粉が主成分の羊羹のような伝統的なお菓子です。
前記事のスリーパーダのお土産名物でもあります。

とてもポピュラーなお菓子なので、何度も口にしたことはあるのですが、作るシーンは未体験。

今回、マータラのジャヤさんの家でドドル作りを体験することができました。
写真とともにその製造過程を紹介します。

ココナッツ何はともあれ、ポルキリ(ココナッツミルク)が必要です。
ポル30個!

ココナッツ割りパコーン!っと鉈で一撃割り。
割れ目から出てくるポルワトゥラ(ココナッツウォーター)は、ジャヤさんの息子アケーンの好物。

IMG_4448そしてこれを削っていくわけですが、
さすがにこの量を手だけで削るのはめちゃめちゃ大変。
このマシーンの登場です。

IMG_4474電動ヒラマナヤ(ココナッツ削り機)。

IMG_4476自転車のチェーンで出来た歯が回転。

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そこに、半分に割ったココナッツを押し当てて削っていきます。

その様子の動画。

この機械を使っても30個のココナッツは大変ですが、
ティッサホテルで働いていた時は毎朝50個以上を一人で削っていたので楽勝です。
ココナッツの殻と思ってたけどめっちゃ疲れた。

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削ったココナッツに水を加えて絞ります。

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大きいバケツにココナッツミルクを溜めていきます。

その頃。
IMG_4429クルンドゥ・ガス(シナモンの木)が到着。
クルンド・ポトゥ(シナモンの樹皮)はスパイスとして使用されますが、剥かれた後の木は薪として使用されることが多いです。
このクルンドゥの薪が高い温度で長く燃えるそうです。

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ちょうどええ長さに。

IMG_4518着火完了。

IMG_4530大きい鍋にココナッツミルクを。

IMG_4543混ぜながら煮込んでいきます。

IMG_4547別の鍋でキャラメリゼした砂糖を、

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大鍋に投入。

さらに、ココナッツミルクで溶いた米粉も投入。

 

ここからは、焦げやすいのでずーっと混ぜ続け。

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水分が飛ぶに従ってどんどん固く。

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混ぜるのも重たく。

IMG_4576なかなかの重労働。みんなで交代しながら。

IMG_4639ココナッツから滲み出て来る油を随時取り除きます。

この作業を約2時間半。繰り返し。

IMG_4649いい感じに水分が飛んで来ました。

IMG_4646そこに、
少量のエナサール(カルダモン)投入。
事前に乾煎りして、潰しています。

IMG_4661カジュ(カシューナッツ)はいっぱい!

煮詰める最後らへんのシーンを動画で。

 

ハリ!(OK!)

 

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火から下ろして。

IMG_4675熱いうちに大きなバットへ。

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バナナの葉で表面を均して。

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追いカジュ。

IMG_4714ドドル。完成です!
写真で振り返るとすぐな感じですが、なかなかハードな旅路でした。

あとは常温まで冷まします。

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全部で約10kg。
1kgずつ切り分け。
お土産用に少し頂きました。

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断面。

では、いただきます!!
ドドルしっかり煮詰めて、濃厚&甘い。
でも油が除いているので、思いの他すっきり。
美味しいのは分かっているんですが、苦労した分ひとしおです。

 

とてもとても貴重な体験でした。
ジャヤさん家族と親戚の皆さん。
いつもありがとうございます。

 

これで、2019年スリランカの旅もほぼ終了。

毎回毎回言うこと同じ。
「スリランカめっちゃ楽しい!!」

スリーパーダ。2019.

今年も聖山スリーパーダ(アダムスピーク)に登って来ました。

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今回も間違いなく素敵な登山でしたが、これまでもブログで何度も記していますので数枚の写真と説明をサクっとで。

ちなみに過去の記事は
https://karapincha.jp/blog/?p=5271 (2018年)
https://karapincha.jp/blog/?p=4271 (2017年)
https://karapincha.jp/blog/?p=2824 (2015年)
https://karapincha.jp/blog/?p=1295 (2012年)
(今回は7回目)

 

キャーガッラにて友人のヘーマさんと娘のカラニ桜ちゃんの親子に合流。
二人は神戸在住で、カラニ桜ちゃんはカラピンチャでアルバイトしてくれています。

スリーパーダ近くの街「ハタン(Hatton / ハットン)」までは汽車で行くことに。

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ポルガハウェラの駅。

IMG_4168昼過ぎの出発。
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車窓からの眺めをひたすら緑。

IMG_4191約7時間の鉄道旅で外は真っ暗。
どんどん人が少なくなる車内。

IMG_4193そして21時。
ハタンに到着。
わっ!看板が電光に。

 

何はともあれ腹ごしらえ。

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ヘーマさんのお母さんが作ってくれたお弁当。

IMG_4145IMG_4156枯れたバナナに葉に包まれています。
緑のものより丈夫だそうです。

 

そして登山スタート。

 

今回はハタンで日本での友人3名と合流。
みんな個性的な人達。
楽しい登山になりそうです。

出発前までは雨が降り続いていたそうですが、
ばっちり止みました。

IMG_4198入り口。
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IMG_4213初めての人は、途中の手すりのところに白い糸を巻きながら登ります。

IMG_4217いよいよ頂上。

スリーパーダの日の出いよいよ日の出のタイミング。
やや雲に隠れてしまいましたがやっぱり最高に気持ちいい。

IMG_4224日の出に合わせて、演奏とプージャー(お供え)が行われます。

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IMG_4230ブッダの足跡が祭られている祠は行列。(中は撮影禁止)

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お祈りの後は鐘を鳴らします。
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登った回数を鳴らします。
僕は張り切って8回鳴らしましたが、数え直したら7回でした。失礼。
(写真はヘーマさん)

 

頂上では
いつもカラピンチャを開業する前にここで誓ったことを再確認します。
ここにくることで、ぶれずにまっすぐ進んで行けると信じています。
いつも見守っていて下さい。

 

では、朝日を浴びながら下山。

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記念写真

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一緒に登った仲間と。
みんなええ顔してる!!

右端に映ってるおっちゃんは、50kg以上の荷物を登山路の途中途中に点在するお店に届けています。すごい。

 

IMG_4289登山道は年々奇麗になってほぼ階段。手すりも随時増設中。
登山という考え方だと、土や草もなく外灯が点され退屈かも知れません。
でもスリーパーダは聖なる山。老若男女が誰もが安全に登れてお祈りできるべき山なのです。

IMG_4292下山路には、スリーパーダ名物のドドルを売る店がずらり。
ココナッツミルク、米粉、カシューナッツなどで作る羊羹のようなお菓子。
めっちゃ美味しい!

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これ。プフルドーシ。
プルフは冬瓜。
冬瓜を石灰に漬け込んで砂糖で煮詰めたお菓子。
これもめっちゃ好き!

 

振り返ると。

IMG_4286いつもながら、
あれを登ったんだと感激。

 

下山後は汗を流して、
ハットンの街でランチ。

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マール・アンブルティヤルをチョイス。
ゴラカがばっちり効いてて、疲れた身体にばっちりの酸味と辛み。

IMG_4305ガスラブ・ユシャ(パパイヤ・ジュース)も注入。
生き返る。

スリーパーダ。
また来ます。
よろしくお願いします★

バッラパーナ。ティッサホテル。2019.

今年も、キャーガッラのバッラパーナにあるティッサホテル(レストラン)に行って来ました。
一泊二日。手伝ったり。邪魔したり。

000ティッサホテル僕が2011年から2012年にかけて働いていたレストランです。

小さな街の食堂ですが、厨房には常時10名以上料理人がおり、

さらに隣接された結婚式会場&宿泊施設でも調理がなされています。
001ウェディングホール年々規模が大きくなり、目を見張るばかり。

 

では、ランダムに写真&文章で。

ティッサボスレジに腰掛けるティッサボス。
いっつも僕を見たら、
「こうちゃのむ。ありがとう。めっちゃおいしい。」
って言うてます。

スーギリいっつも厳しい若頭スーギリ。だんだん穏やかになってきたような。

ランジット現在、レストランの厨房を仕切っているシェフはランジットさん。初対面でした。
ボーンチ(三度豆)を調理中。
僕がライス&カリーを教わったパールアイヤーは、現在は結婚式場の厨房のシェフ。

スリランカのレストランの面白いところは、シェフが変われば店の味が変わること。オーナーはシェフのスタイルを尊重し、味付けに関して多くを指示しないケースが多いです。

店の味 < シェフの味

ティッサホテル厨房いつもの面子や新しい人も。

IMG_3595ビールーヌ(玉ねぎ)剥き。

IMG_3662パリップ(レンズ豆)完成。

バラヤバラヤ(鰹)

IMG_3701クーニッソーマッルマ。
干エビのココナッツ炒め。

IMG_3624フライドチキン。
スリランカの食堂ではローストチキンと呼んだりします。
刻んでフライドライスやコットゥに。

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ラッアラという小イモは、

IMG_3684ココナッツミルクと煮込んでこう仕上がります。
イモの味が濃くてGood!

カンクンテルダーラカンクン(空心菜)炒め。

コットゥロティコットゥロティ。

コットゥロティばっちり晩ご飯でいただきました!アーッパと。
野菜がたっぷり。チキンは底に隠れてます。

IMG_3380質疑応答の時間。

 

IMG_3693魚のカレー。
辛さは色が物語る。

IMG_3694使っているスパイスは、カラピンチャでも輸入販売しているルフヌフーズのもの。
ニヤマイ!(NIce!)

IMG_3649手羽先の炒め物。

 

アーッパアーッパ。1日1000枚。

TBHポロシャツ

TBHポロシャツGET!
(Thissa Bakery and Hotel)

IMG_3570オムレット。
パンに挟む用。

IMG_3689でっかいワンゲディヤで。

ククルマス骨ごとベーンッ!

IMG_3474ここからフライドライス。4人分。

ポルサンボーラポルサンボーラ。
この量を1日4回。

 

お昼のライス&カリのブッフェが整いました!

ランチブッフェIMG_3704wこれとは、別にチキンとフィッシュ(鰹)もあり。

イタダキマス!
IMG_3712ランジットさんの個性際立つ深い味わい!
色々なテクニックを教わりました。感謝です。

IMG_3736みなさんいつもありがとうございます。
いつ来ても居心地最高!

 

<ベーカリー編>

何度も記していますが、ティッサホテルはベーカリーも併設しています。
(併設というかむしろベーカリーで創業。)

今年、マータラで経験させて貰ったディラーニ・ベーカリーがクラシックなスタイルを守っているのに対して、こちらは新たな設備をどんどん導入し建物も拡張しながら成長を続けています。

<マータラの伝統的なベーカリーの様子は以下リンクから>
ベーカリーにて。パン作り。2019.

では、こちらのティッサベーカリーの様子を少し写真で。

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ティッサベーカリー IMG_3600 IMG_3604 IMG_3613 IMG_3526IMG_3614 IMG_3615 ティッサベーカリーIMG_3618設備もスタッフも生産量も年々増加。

4台のトラックとチューンパーンのスリーウィルにパンが詰め込まれて、
出動して行きました。

ちなみにチューンパーンはこんなの↓↓↓
(いずれもティッサベーカリーのではないです。)

スリランカのパン。
日本でも食べたい!

 

<番外編>

ティッサホテルに勤務していた時のホームステイ先にもお邪魔しました。
日本在住のスリランカ人兄弟、サナさんとマヒンダ(当時はスリランカに)の実家です。
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ターッタ(お父さん)とアンマー(お母さん)。
ふたりともめちゃめちゃ優しくて。僕はステイ中ずっと幸せでした。

そして、お昼ご飯もご馳走に。
家ご飯めちゃめちゃシンプルですが、
スリランカの家庭で日常的に食べられているのはこのようなスタイルがほとんど。

僕達が人の家にお邪魔すると、お客様向けにたくさんのおかずの豪華な食事で迎えられることが多いです。もちろんめっちゃ美味しいケースがほとんど。

でもここはもう家族扱い。
僕達にとっては、日常スリランカの家庭の食事を味わえる貴重な場所です。

そして、このシンプルな構成だからこそ。
素材個々の味が引き立ち、混ざった感じもくっきり美味しい。
僕の好きなスリランカの言葉「ඇති(アティ)=ちょうどええ。」がしっくり来ます。
ある意味すごい!

 

そして、バッラパーナでもうひとつ好きな場所。

「パンサラ」。
小高い丘の上にある「お寺」です。
パンサラボーディ(菩提樹)。


パンサラ IMG_3413お寺のカギはデカイ。

IMG_3417管理人さんの許可を得て撮影させていただきました。

IMG_3442お寺の動物は穏やかで仲良い。

がむしゃらだった頃に良く来た場所。
気持ち良くてとても落ち着きます。

 

 

バッラパーナ。

ここでの経験がなければ、カラピンチャは開業できてなかったと思います。
初心を忘れずこれからも頑張ります。
いつも優しく迎え入れてくれてありがとうございます。
そして、これからも宜しくお願いします。