今年も、キャーガッラのバッラパーナにあるティッサホテル(レストラン)に行って来ました。
一泊二日。手伝ったり。邪魔したり。
僕が2011年から2012年にかけて働いていたレストランです。
小さな街の食堂ですが、厨房には常時10名以上料理人がおり、
さらに隣接された結婚式会場&宿泊施設でも調理がなされています。
年々規模が大きくなり、目を見張るばかり。
では、ランダムに写真&文章で。
レジに腰掛けるティッサボス。
いっつも僕を見たら、
「こうちゃのむ。ありがとう。めっちゃおいしい。」
って言うてます。
いっつも厳しい若頭スーギリ。だんだん穏やかになってきたような。
現在、レストランの厨房を仕切っているシェフはランジットさん。初対面でした。
ボーンチ(三度豆)を調理中。
僕がライス&カリーを教わったパールアイヤーは、現在は結婚式場の厨房のシェフ。
スリランカのレストランの面白いところは、シェフが変われば店の味が変わること。オーナーはシェフのスタイルを尊重し、味付けに関して多くを指示しないケースが多いです。
店の味 < シェフの味
いつもの面子や新しい人も。
ビールーヌ(玉ねぎ)剥き。
パリップ(レンズ豆)完成。
バラヤ(鰹)
クーニッソーマッルマ。
干エビのココナッツ炒め。
フライドチキン。
スリランカの食堂ではローストチキンと呼んだりします。
刻んでフライドライスやコットゥに。

ラッアラという小イモは、
ココナッツミルクと煮込んでこう仕上がります。
イモの味が濃くてGood!
カンクン(空心菜)炒め。
コットゥロティ。
ばっちり晩ご飯でいただきました!アーッパと。
野菜がたっぷり。チキンは底に隠れてます。
質疑応答の時間。
魚のカレー。
辛さは色が物語る。
使っているスパイスは、カラピンチャでも輸入販売しているルフヌフーズのもの。
ニヤマイ!(NIce!)
手羽先の炒め物。
アーッパ。1日1000枚。

TBHポロシャツGET!
(Thissa Bakery and Hotel)
オムレット。
パンに挟む用。
でっかいワンゲディヤで。
骨ごとベーンッ!
ここからフライドライス。4人分。
ポルサンボーラ。
この量を1日4回。
お昼のライス&カリのブッフェが整いました!

これとは、別にチキンとフィッシュ(鰹)もあり。
イタダキマス!
ランジットさんの個性際立つ深い味わい!
色々なテクニックを教わりました。感謝です。
みなさんいつもありがとうございます。
いつ来ても居心地最高!
<ベーカリー編>
何度も記していますが、ティッサホテルはベーカリーも併設しています。
(併設というかむしろベーカリーで創業。)
今年、マータラで経験させて貰ったディラーニ・ベーカリーがクラシックなスタイルを守っているのに対して、こちらは新たな設備をどんどん導入し建物も拡張しながら成長を続けています。
<マータラの伝統的なベーカリーの様子は以下リンクから>
ベーカリーにて。パン作り。2019.
では、こちらのティッサベーカリーの様子を少し写真で。



設備もスタッフも生産量も年々増加。
4台のトラックとチューンパーンのスリーウィルにパンが詰め込まれて、
出動して行きました。
ちなみにチューンパーンはこんなの↓↓↓
(いずれもティッサベーカリーのではないです。)
スリランカのパン。
日本でも食べたい!
<番外編>
ティッサホテルに勤務していた時のホームステイ先にもお邪魔しました。
日本在住のスリランカ人兄弟、サナさんとマヒンダ(当時はスリランカに)の実家です。

ターッタ(お父さん)とアンマー(お母さん)。
ふたりともめちゃめちゃ優しくて。僕はステイ中ずっと幸せでした。
そして、お昼ご飯もご馳走に。
めちゃめちゃシンプルですが、
スリランカの家庭で日常的に食べられているのはこのようなスタイルがほとんど。
僕達が人の家にお邪魔すると、お客様向けにたくさんのおかずの豪華な食事で迎えられることが多いです。もちろんめっちゃ美味しいケースがほとんど。
でもここはもう家族扱い。
僕達にとっては、日常スリランカの家庭の食事を味わえる貴重な場所です。
そして、このシンプルな構成だからこそ。
素材個々の味が引き立ち、混ざった感じもくっきり美味しい。
僕の好きなスリランカの言葉「ඇති(アティ)=ちょうどええ。」がしっくり来ます。
ある意味すごい!
そして、バッラパーナでもうひとつ好きな場所。
「パンサラ」。
小高い丘の上にある「お寺」です。
ボーディ(菩提樹)。
お寺のカギはデカイ。
管理人さんの許可を得て撮影させていただきました。
お寺の動物は穏やかで仲良い。
がむしゃらだった頃に良く来た場所。
気持ち良くてとても落ち着きます。
バッラパーナ。
ここでの経験がなければ、カラピンチャは開業できてなかったと思います。
初心を忘れずこれからも頑張ります。
いつも優しく迎え入れてくれてありがとうございます。
そして、これからも宜しくお願いします。