聖なる山スリーパーダ。他にも。

スリランカの聖なる山「スリーパーダ」に行って来ました!

スリーパーダ(英名:アダムスピーク)

(写真:下山途中に撮影。少し雲がかかってますが鋭くカッコいいシルエット。)
スリランカの内陸に位置する聖なる山。標高2238m。11月の満月の日から5月の満月の日の間、開かれて多くのスリランカの人々が訪れます。また観光客(特にヨーロッパ圏の人々)も多いです。

何より、山頂で拝む「日の出」が凄くいいです!
この山に引きつけられて今回で4度目のスリーパーダ。
※前回、キャーガッラ友達と登ったときの記事はこちら↓↓↓
https://karapincha.jp/blog/?p=1295

山頂へのアクセスは、山の北に位置する街ナラタニヤ側から登るルートと、南に位置する街ラトゥナプラ側から登るルートがあります。
前者のルートがポピュラーで、勾配こそきついですが3時間程度で登る事ができます。後者は、勾配、距離ともにきつく6時間半程ほどかかります。

今回は、ナラタニヤ側から上り、ラトゥナプラ側へ降りるというルートで行って来ました。
ナラタニヤへは、その手前の街ハタン(ハットン)までバスや鉄道でアクセスし、そこからさらに小さいバスで行きます。
夜の22時に到着。
日の出を拝むには2時半頃の出発がベストなので、仮眠を取るためのROOMSを確保。
奇麗な宿はだいたい満室なので、寝られればOKの安宿へ。

隙間だらけの薄っぺらい木製壁にお菓子のポスターをベタベタベタ。
部屋のカギは、

安心のセキュリティー。

そして、いざ出発。

真夜中ですが、山頂までは灯りがあるので安心です。
また、足下はほとんど階段になっており登りやすく、セレップ(サンダル)でも大丈夫。 登山という意味では階段は少し物足りないですが、子供もお年寄りも登るのでこうなのかと。

注意したいのは防寒。
麓ですでに肌寒く、登山中は汗をかく、頂上に近づくにつれさらに気温も下がり、日の出を待っている時間はけっこう寒いです。
ジャケットやパーカ程度の簡単な防寒着、それから着替えのTシャツ&タオルもあると助かります。
ない場合は、麓でも売ってます。
個性的なデザインが並びますw

出発して少し進むと、

スリーパーダへの門。

さらに上り道の途中には、小さなカデー(お店)がたくさん。

カダラ(茹でたひよこ豆)、アーッパ、各種ソーティース(ロティ、ロールス、パン類)、バナナ、水のボトル、ジュース、色々あって、食べ物、飲み物、ノープロブレム。
重たい荷物を頭の上で乗せてガシガシ登る運び屋さんも見かけます。

土日や満月の日に登ると人が多すぎて渋滞するのですが、今回は平日だったので比較的、スムーズに登っていけました。
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ようやく山頂付近。
登りながら、背中から光が。

間もなくです。
山頂では、たくさんの人が、「瞬間」を待ってます。
YES!出た。
.今回もスリーパーダにカラピンチャの報告。

仏陀の足跡が祭られている山頂のお寺。

そして、下山。

登って来たナラタニヤ側へはたくさんの人が。

僕達が下山する反対側のラトゥナプラ側は。
人少ない。

のんびりてくてく。気持ちいい。

猿も多い。

カデーも素朴。

 

だけど、長い。距離が。とても。
くたびれへばって下山した時、さっと手渡された無料の弁当。

川で水浴びして、これ食うて。
充実。
感謝。

 

今回のスリランカの旅。
スリーパーダ以外にも、スリランカの人々が聖地として通う所に行って来ました。
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スリランカ南東の聖地「カタラガマ」。
ビッグスケールで見所たくさん。ただし日差しが強烈!!

キリ・ヴィハーラ・ダーガバ。
「キリ」は「ココナッツミルク」のことで、 真っ白で奇麗なダーガバ。


水浴びする象。


菩提樹の前で寝る犬。


祈りを捧げる人々。

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そして、
スリランカ北部の聖地。旧都「アヌダーラプラ」。
ここへは汽車でのアクセスが楽で、車窓もイイです。
スリー・マハー菩提樹。


イスルムニヤ精舎

イスルムニヤ精舎にて。


北部はタミル飯がうまい!トーセとワデー。


圧巻のでかさ!ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバ
よく見ると何かが塔に掛かっています。
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清掃中でしたw

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スリランカの聖地巡り。
楽しく気持ちいいです。
写真:アヌダーラプラにて。