スリランカでの外食。2018.

スリランカでの外食。
あまりこのブログでは、過去から外食について紹介していませんでしたが、
実は、結構好きで、色んなレストランを訪れています。

今回の旅で訪れたいくつかのレストランと料理を紹介します。

まずはヌゲゴダにある「ギャミ・ゲダラ」
IMG_0297「田舎の家」という意味です。
IMG_0302料理はライス&カリーのみ。
マティワラン(土の鍋)に並べられたたくさん料理を、選んで盛りつけてもらうスタイル。丁寧に料理された伝統的な料理が多いのが嬉しい!

img_0308_2選別しつつもついつい欲張り盛りにw
店内は賑わい、料理もどんどん追加で作られるので常に新鮮な味わい。
ひとり約300ルピー(約250円)の価格も◎。
このヌゲゴダエリアは、開発が進み、外資の外食チェーンを含む多国籍な料理が増えて来ている中、若い客も多く、しっかり支持されている。
スバラシイ!

 

つづいて
ご存知(?)ティッサホテル。
IMG_1145こちらは、2011年-2012年にかけて僕が働いていたキャーガッラのガリガムワのバッラパーナにある食堂です。その後も毎年来ています。
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厨房はいつも慌ただしくも、冗談も飛び交い楽しい!

ウェディングホール2つも併設し、一日に1000食を作ることも。
IMG_1130若頭スーギリは結婚式の打ち合わせ中。

IMG_1129現在、ウェディングホールをさらに増設中。
よう儲かってますw

なんせ美味しいんで。
img_1139_2お昼のライス&カリーはビュッフェ。
赤米を選び、魚のカレーも付けました。

また、ロールスもウマイ。
IMG_1138三角巻きは茹で玉子入りのビッタラロールス(ティッサホテルの場合)。
IMG_1141甘めのキリテー(ミルクティー)で〆。大満足。

 

こちらは、バッタタにある植物園に併設されている「ヘラボジュンハラ」。
このヘラボジュンハラは、政府が地産農業と女性就労の支援を目的に展開する菜食のレストラン。
評判もすこぶる良く、ここ数年でスリランカ中に多数のお店ができました。

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今回は休憩のためにたちよったので、軽めで。
大きな団子みたいなののが、クラッカンピティ(四国稗の粉)の生地を丸めて蒸した「タラパ(クラッカンタラパ)」という伝統料理。
右のはビンマル/ハトゥ(キノコ)のスープ。

過去に訪れた他のヘラボジュンハラの様子もどうぞ。
39183216_Unknownここは、コロンボからほど近いバッタラムッラ店。

39185136_Unknown楽しそうに働く女性達。

マンニュッカコットゥ真ん中のがマンニョッカ(キャッサバ)のコットゥ。

ヘラボジュンハラこちらは、キャンディーの近くペーラーデニヤ店で4人で食べた時の。
アーッパやトーセやキリバットや。

39187088_Unknownそしてなんとポロス(若いジャックフルーツ)のカトゥレット。
(一般的なのはジャガイモ。時々あるのがサトイモ。)
美味しいに決まってるw

続いて
こちらは適当に入った小さな食堂「PUSHPI FOOD CENTER」(バッタラムッラにて)

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調理するのは女性。

IMG_1860 余計なことをしない潔い味付けでストライク!

IMG_1855そんで、キャキリ(青瓜の一種)がGood Job!

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話が盛り上がり、おまけで出て来たジャンブ。
小さな食堂の嬉しいところ。

続いては、
コロンボ3。コルピティヤにある「ピラウース」。
ここは、スリランカ人の僕の友人が夜中の2時に辛抱たまらず車を走らせて食べに来るコットゥロティの名店。
コットゥロティについては、以下アドレスの記事をご参照下さい。
http://karapincha.jp/blog/?p=753

IMG_1881夜遅くでも店内は賑わい。僕たちが店を出る頃には席待ち状態。

IMG_1904チーズコットゥロティ with チキン

IMG_1905粗めに刻んだロティに、たっぷりのフライドチキンとチーズが絡んで絡んでぶっ飛ばされました!

IMG_1886メニューの始めの部分には、たくさんの種類のコットゥが。


IMG_1907多くの食堂では、コットゥロティの鉄板を店頭に構えて、視覚、嗅覚、聴覚で客を誘うのに対して、こちらは店の奥の見えないところで調理。
同名の模倣店がたくさんあるように、みんな美味しさの秘訣を知りたがる(?)

IMG_1897こちらはインディアーッパブリヤーニ。
これまたニヤマイ!!

続いては、
コッターワにある「ガムマーナヤ」(「村」みたいな意味)
IMG_2015ここへは、僕達がスパイスを輸入している「ルフヌ・フーズ」のエクスポートマネージャであるニシャンタが案内してくれました。
「どうしても食べさせたい店がある」とのことで、事務所があるマーラーベから、わざわざ高速道路で移動してきました。

IMG_2021こちらも、最初に紹介した「ギャミゲダラ」と近いオーセンティックな風合いをコンセプトとし、盛りつけてくれるスタイルのビュッフェ。
img_20242ただ料理は伝統的なものと、今時なもの、スリランカンチャイニーズなどもあって、楽しい!
IMG_2026ゴラカがバッチリ効いたアンブルティヤルも美味しかった!
続いては、
昨年末にゴールフェイスにあるシャングリラホテルに移転した「キャーマスートラ」。
Darshan Munidasaさんという有名シェフ(お母さんは日本人)とJacqueline Fernandezさんという有名女優が経営する高級店。
img_2051_2こちらは、しっかりスリランカ料理をベースとしながら「前衛的」なチャレンジをしており、とても興味深いです。
僕が無理してここに来る目的は、自由な「アーッパ(Hopper)」。

img_2052_2これが、BLACK HOPPER。
黒いアーッパです。
イカスミを使っており、マスカルポーネチーズと一緒に。美味しい!!
一般的なアーッパより、ひとまわり、いや、ふたまわり大きい。

IMG_2055「ロティロール」(フィッシュ)というネーミングに、どんなスタイルだろうと期待したら、そっか、よう考えたら、マールロティw(とてもポピュラーな料理)

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カレーは、味付けの方向性を確認したいので、あえてベーシックに。
チキンとパリップとジャガイモ(小さいの)。

他にもいくつかの料理を頂きました。

そして、
デザートに。
img_2065_2「What the Hopper!」と題された甘いアーッパ。
ベースのアーッパは「パニアーッパ」という生地にキトゥルパニ(孔雀椰子の蜜)を混ぜ込んだもので、さらにストロベリーとマスカルポーネチーズ。そして追いがけのキトゥルパニ again。

キャーマスートラ。やっぱり斬新なアーッパが楽しかったです。
またアーッパを複数頼んだ際の提供方法もユニークでした。
他にも、蟹のコットゥロティなんかも注文したかったのですが、僕達2人ではもうお腹いっぱい。
今度は、たくさんの友達と来たい。

 

続いても高級店。
コロンボ2、シナモングランドホテル内にある「ヌガガマ」。
上記のキャーマスートラとは、対照的にオーセンティックなスタイルを上品に追求。

今回も訪問したのですが、特別イベントを開催中でいつもの雰囲気とは一転。
ですので、まず昨年訪問した時のいつものヌガガマを。
IMG_7913シナモングランドホテルの中庭にあります。静かで雰囲気良し。

IMG_7914昔の家のような土作りでココナッツの葉で出来た屋根の料理ブース。
サロマ(布の腰巻き)姿のスタッフにマティワラン(土鍋)に入った料理。

IMG_7911IMG_7912こちらは、フルーツが中心のデザートのブース。
他にもアーッパのブースや軽食のブースも。

IMG_7915ビュッフェ式で自分で盛りつけます。
IMG_7916料理の種類がとても多いので、おかわりの際は全て違うのを。

IMG_7918高級ホテルでもやっぱり動物にやさしいスリランカ。

ちなみに今年訪れた時は、「ジャフナフェスティバル」(ジャフナは、スリランカ北端のタミル人が多数いる街)というイベントを開催中。
タミル料理がメインで、さらにタミルのダンスや物販屋台がいっぱいで、いつもの静寂なヌガガマとは大きく異なる雰囲気。
その様子を少し。
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IMG_2069タミル料理がずらり。一部シンハラ料理も。
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IMG_2073お皿はタミルっぽく金属のターリー。
僕は、タミルの料理や文化はしっかり理解できてないですが、これはこれで楽しかったです!そして美味しかった!

ということで、今回の旅での外食(一部ですが)をざっと紹介しました。
他にも好きな名店はたくさんあるのですが、またいつか改めて。

 

ちょっとここから長いです。
お時間ある時にどうぞ。

スリランカの外食のトレンドについて、僕が2004年の初訪問以来、見て来た感想と知った知識で記します。主観的で憶測の部分も多いのでご了承下さい。
それと、今の「カラピンチャ」のスタンスについても少し。

スリランカの外食のトレンド。
基本的にど真ん中にいるのは、今も昔やっぱり「ライス&カリー」。
家庭の味が原点ですが、強めの味付けでメリハリを出す店が多いです。

また、「コットゥロティ」、「フライドライス」、「ブリヤーニ」等、元を辿れば外来の料理も人気が高まりバリエーションも広がりました。「ロールス」や「エラワルロティ」、「バニス」等の軽食もこの類だと思います。
いずれも今や、スリランカ料理と言っていいほど定着していると思います。

さらに、2009年内戦集結以降は国が大きく開け、様々な食材が入ってきて、経済発展とともに冷蔵設備や物流も整い、料理の自由度はどんどん増しています。
外資の大型飲食チェーンも一気に流入、ピザ、ハンバーガー等を楽しむ若者も増えました。

一方で、
そういった食文化の広がりの”揺り戻し”のような傾向が見られます。
前記の「ヌガガマ」「ギャミゲダラ」「ガムマーナヤ」のような伝統的なスタイルをコンセプトとし、昔の農村風景を演出するお店が、新たなブームになっている気がします。
「ヘラボジュンハラ」もこの方向にあると思います。
もちろん、こういうスタイルは過去から存在しますが、今、改めて注目されているのを強く感じます。

高級店である「ヌガガマ」が火付け役(?)
その後、一般的な価格の同スタイルの店がどんどん増えて、老若男女問わず人気です。
面白いのが店名に、
ガマ(田舎)。ガメー、ギャミ(田舎の)。ゲダラ(家)など、古き良きを連想する言葉を入れている店がとても多いこと。
多様化する食文化に対して、改めてスリランカの料理の魅力を再確認しているように感じます。
何より、やっぱり昔っからのスリランカ料理は文句なしにウマイ!(超主観)

また「ランプライス」(Lamprais)も人気です。
これは、17、18世紀あたりオランダに統治されていた時代に、スリランカ人とオランダ人のハーフであるバーガーの人々が作った料理で、一定の構成のライス&カリーをバナナの葉で包み、それを蒸した料理。
これが注目されるのも、食文化の再確認のような傾向だと感じます。

そしてその上で、
「キャーマスートラ」のように、ベースをスリランカ料理に置きながら、単なる融合ではなく、それを昇華させようという動きがあることは非常に興味深く、今後の新たな流れを作っていきそうな気もします。

スリランカの外食事情は、ここ数年で大きく変化したと思います。そして、今後の展開も非常に楽しみ!!

僕も異国でスリランカ料理を提供する立場として、これからもしっかりトレンドを把握して行きたいです。

ただし、「カラピンチャ」の現時点のスタンスはこうです。
トレンドを意識、場合によっては採用しようと思いますが、
あくまで基本のライス&カリーを高い品質で提供することを重要視しています。
斬新、前衛的、豪華であることを求めず、
また逆に無理にオーセンティックな演出はせず、
あくまで「スリランカの基本の味」を、自分たちの解釈で、日本で採れる食材を優先して、提供したいと考えています。

その「基本の味」が一番難しい気もしますが、一生勉強、研磨していきたいです。

これからも「カラピンチャ」を宜しくお願いします★

クルンドゥ探求その2。職人技&大手メーカー。

先のブログ記事「シナモン研修所」で紹介したように、スパイスとしてのクルンドゥ(セイロンシナモン)の作り方を学びました。

さらに今回は、それを長年生業としているクルンドゥ農家の方の工房にもお邪魔しました。

その前に、
スパイスとしてのクルンドゥ(セイロンシナモン)はこんなのです。
005cinamonsticksZ「クルンドゥ・ポトゥ」(ポトゥ=樹皮)。
お菓子作り等でも使われる独特の甘味が、カレー作りにも大活躍。

 

ちなみに、なぜこんなにクルンドゥを探求しているかと言うと、
今回、スリランカのシナモン作りを見たいという東京からのスペシャルゲストのリクエストを頂いていたからです。
そのスペシャルゲストがこの二人。
IMG_0867水野仁輔さん & シャンカール・ノグチさん(TEAM AIR SIPICE)。
ようこそスリランカへ。しかも南端の街マータラへ。

お二人には、2016年に「ラピンチャ」と「ロワンカレー」と「ルバート食堂」でチームを組んだ「風だ!」のイベント「南アジアの路地裏で」にもゲスト参加してくれました。
その時の様子は下記のアドレスから、

イベント告知記事
http://karapincha.jp/blog/?p=3761
二人の紹介も少し書いています。

イベント様子の記事
http://karapincha.jp/blog/?p=3821

そんな二人は今回、東京スパイス番長の活動でチェティナード料理を探求、インドを訪れた後に、スリランカに渡ったチェティナード料理を求めてコロンボへ。
そして、今度はシナモンの探求のためにマータラまで足を伸ばしてくれました。

朝6時に向かったのは、クルンドゥ農家ティラカさんの家兼工房。
IMG_2258明け方の田んぼの方から現れたティラカアイヤー。(「アイヤー」という言葉は直訳でお兄さん。年上の人に対して、親しみをこめた敬称としても使います。)
カット後約一日間、田んぼの水辺につけ込んだクルンドゥの木を担いでいます。

IMG_2260井戸で洗浄。
IMG_0907枝の付け根などを切り落とした後、外樹皮の部分を取り除きます。

IMG_2295そして、金属の棒で鞣します。

IMG_2282そして、スパイスとなる内樹皮の部分を剥いていきます。

IMG_2305仕事道具。

基本的には、先のシナモン研修所とほぼ同じ行程なのですが、
手際や仕上がりが素晴らしく、匠の技とはまさにこれという感じ。感動です。

では、
剥いてるシーンをムービーでどうぞ。

手際良く美しい。素晴らしい!!

IMG_2306剥かれた内樹皮の部分「クルンドゥ・ポトゥ」(ポトゥ=樹皮)。
ちなみにスパイスとなるのは、この部分のみ。

これを少し千切って、かじると本当に”美味しい”。
スパイスが”美味しい”っていうのはとても不思議な感覚。良い香りとか良い刺激という表現が一般的ですが、これは本当に”美味しい”!

木の残った中心の部分は薪として販売するそうです。
IMG_2243この薪が温度の高いいい火を作るそうで、未だに薪を使った調理場が多いスリランカでは重宝されいるそう。
ちなみにクルンドゥの葉は、シナモンオイルに使われます。


IMG_2318
直射日光は避けて風通しの良い室内で乾燥中。
約一週間ほどかけて、しっかり乾燥。
その後、大手のシナモンメーカーへ納めるそうです。
ティラカアイヤー。貴重な体験をありがとうございます!

続いて、
ティラカアイヤーの紹介で、そのシナモンメーカーへも行って来ました。
一応、現時点では社名を伏せますが、見学させてもらったファクトリーの一部の様子を写真でどうぞ。
IMG_2376各農家から納められたすごい量のクルンドゥ・ポトゥ。壮観な眺め。
ざっくり価格で計算しても、大変な金額…

IMG_2330IMG_2372
IMG_2364

IMG_2378IMG_23909つのグレードに選別され、用途や販売先のニーズに合わせてカットしパックされて、海外および国内へと。

ちなみにこの日は、インドへ行くという巨大なコンテナ2つにシナモンの詰め込み作業が行われていました。

世界中からのニーズがあるスリランカ産のセイロンシナモン。
スリランカの気候はもちろんですが、技術と、手間隙と、蓄積されたノウハウが、その品質を守っていることを改めて実感しました。
今回も貴重な体験をさせていただき、みなさま本当にありがとうございます。

そして、
水野さん&シャンカールさん。
リクエストいただいたおかげで、僕達もクルンドゥに関する知識が増え、さらなる関心も涌いて来ました。
またお二人とは、マータラの美味しい家庭料理も一緒にたくさん食べました。
きっと満喫してもらえたと思います!
ご一緒できて楽しかったです。感謝★

 

追記:
通販サイト「スパイスカラピンチャ」でスリランカ産「セイロンシナモン」の販売をしています。
こちらは、スリランカの大手スパイス会社「RUHUNU FOODS」の製品となります。

スパイスカラピンチャ

クルンドゥ探求その1。シナモン研修所。

スリランカ南端マータラの街からすぐのティハゴダにある
「National Cinnamon Research and Training Center」
友人を介して特別に見学させていただきました。
ありがとうございます。

こちらはその名の通り、
国が運営するクルンドゥ(セイロンシナモン)の研究&研修所。

ちなみに2012年にシナモン剥きを体験した時の記事は以下アドレスから、
http://karapincha.jp/blog/?p=1004(クルンドゥおっちゃん)

IMG_2083IMG_2105 IMG_2091
IMG_2207クルンドゥの畑に囲まれています。

IMG_2101ウィジャシンハー所長。

IMG_2106案内してくれたハサン君。実は空手の先生でもあります。
種からの栽培の仕方、収穫の仕方を丁寧に説明してくれました。

IMG_2117シナモンを洗浄する水槽。
スパイスとしてのクルンドゥ(セイロンシナモン)は、
木のた内樹皮の部分「クルンド・ポトゥ」のいです。(ポトゥ=樹皮)

IMG_2122雑味の強い外樹皮は、剥いて取り除きます。

IMG_2125それを金属の棒で鞣して、

IMG_2130内樹皮を剥く作業。職人技。

IMG_2147こんな道具を使います。
真ん中の長い棒は、この長さ(42インチ=約1メートル)に仕上げるガイド。

IMG_2159丁寧に整理。

IMG_2136筒状に奇麗に剥いた皮に細かく剥いたものを詰めて、例のあの形に。

IMG_2149

優しく丸めます。

IMG_2140

乾燥室へ。要風通し、直射日光は避けて。

IMG_2195

これがグレードの選別基準のひとつである太さを計測する器具。

IMG_2160選別表。

IMG_2148最高品質のアルバ。

IMG_2174

そして、丁寧にまとめます。

IMG_2187_2

一丁あがり!
仕上げの美しさも売価に大きく反映されるそう。

IMG_2120生徒の皆様。
10日間泊まりがけでみっちり技術を磨きます。多くの人はクルンドゥ農家の方々。

僕も、
クルンドゥの教科書を購入。
IMG_2191IMG_2192復習せねば。

僕達が普段、調理で使うクルンドゥ・ポトゥ(セイロンシナモンも樹皮)は、本当に手間隙掛けて作られているのがよく分かりました。
またそれを販売している立場としても、グレード等に関する正しい知識を得ることができ、とても勉強になりました。

今回の旅では、さらにクルンドゥ農家の方の工房や、セイロンシナモンメーカーも訪問しました。
その様子は次の記事にて。

追記:
通販サイト「スパイスカラピンチャ」でスリランカ産「セイロンシナモン」の販売をしています。
こちらは、スリランカの大手スパイス会社「RUHUNU FOODS」の製品となります。
スリランカスパイス カラピンチャ

 

スパイスのグラインド工場でトゥナパハ作り。


僕たちが毎回訪れる南端の街「マータラ」。

そして過去に2回、見学をさせてもらっているスパイスのグラインド工場「JAYAWICKRAMA GRIDINGS MILLS」にまた行って来ました。

001ムダラーリ 社長のジャヤウィクラマさん。
過去に、機械を使ったスパイスのグラインド方法(歯のサイズや回数など)やスパイスの乾かし方などの実演を見学させてもらい勉強させてもらいました。
過去の2回の訪問の記事は以下。
http://karapincha.jp/blog/?p=4449
http://karapincha.jp/blog/?p=2742

ただ、一番関心があった「バダプ・トゥナパハ」(ロースト・カレーパウダー)を作っているところを見学できていませんでした。
今回は、スリランカに来る前から、何度も連絡を入れて、調整してもらいこの「バダプ・トゥナパハ」作りを実演で教えていただけることになりました。
本当にありがとうございます!

僕は過去にも家庭や工場で何度もこのバダプ・トゥナパハ作りを経験していますが、面白いくらい様々な作り方があるので、何度見せてもらっても学ぶことばかりです。
ちなみに過去に親友マヒンダの実家でもあるスパイス工場で、トゥナパハ作りを体験した時の記事は以下。
http://karapincha.jp/blog/?p=695

でも、基本的な行程はどこでも同じ、
まずは、ホール状態のスパイスをそれぞれローストしていきます。
(それぞれのスパイスに火が通る温度や時間は異なるので)
そして、焙煎したスパイスを混ぜ合わせて丁寧に粉砕していくとう行程です。

まずは、
002コッタマッリ主成分であるコッタマッリ(コリアンダー)を焙煎。

003スードウルbスードゥル(クミン)、そしてマードゥル(フェンネル)。

003ラトゥキャクルこれは、ラトゥキャクルハール(赤米)。
米をいれるレシピは何度かみたことがありますが、さすがマータラ。赤米!

004いろいろ少量しか使わないスパイスを時間差で鍋にいれながら、合わせて焙煎。
クルンドゥ(セイロンシナモン)、カラーブナティ(クローブ)、エナサール(カルダモン)。
そして珍しいところでイングル(ショウガ)、さらには初めてのサーディッカー(ナツメグ)。
005いろいろ2

それから、
006カラピンチャカラピンチャ(カレーリーフ)
こちらでは、ランペ(パンダンリーフ)は入れません。

他にもいくつかのスパイス等が入るのですが、公開するのはこのくらいにしておきます。スパイス工場にとってレシピはとても大切なものなので。
ただ僕が感じるのは、レシピよりも、火の強さ(温度)や時間、そして自分の理想の仕上がりをしっかり想定して、そこに持って行くためのトライ&エラーの繰り返しだと思います。
そして何よりもまず、良質のスパイスを選ぶこと、これが重要です。

 

そして、
焙煎したスパイスを混ぜ合わせ、粉砕作業へ。
008グラインド008_2

刃を変えながら、綺麗な粉末にするため何度もグラインドを繰り返します。
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そして、バダプ・トゥナパハの完成です!

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めちゃめちゃ良い香り!!!

カラピンチャで輸入しているルフヌフーズのものとも、僕が自作するものとも違う香り。早速、これを使ってカレーを作りたい。
またこれを参考に、自作のトゥナパハにも磨きをかけたい!

本当にいつもいつもありがとうございます★

みんなでスリーパーダ。2018.

ほぼ恒例行事になりつつある聖山スリーパーダへのお参り。6回目。

ちなみに過去の記事は
http://karapincha.jp/blog/?p=4271 (2017年)
http://karapincha.jp/blog/?p=2824 (2015年)
http://karapincha.jp/blog/?p=1295 (2012年)

カラピンチャの店を始めると決めた時に参って、それからなるべく足を運ぶようにしています。

ただ今年は、僕達だけでなく、ヘーマさんの親戚達も一緒です。
総勢12人!

001メンバー

いつもは汽車やバスでアクセスするのですが、今回は親戚の車で。
途中で休憩しながら、

002休憩

途中の風景
003途中の風景01

005途中の風景02005途中の風景03

そして、スリーパーダの麓ナラタニヤ(デルハウス)に到着。
006adamspeakinn親戚の一人バンダーラアイヤーの友達が経営するアダムスピークイン(宿)の食卓を借りて、お弁当タイム。

006お弁当

007お弁当

例年はこのエリアの安宿で深夜2時くらいまで仮眠をとるのですが、
今回は年配者も含む大所帯なので、そのまま10時にスタート。(それでもちょっと早すぎるかな?)

008スタート

今回は、かなりのゆっくりペースの登り降りだったので、たくさん写真を撮りました。
パラパラパラとご覧下さい。

麓付近の参道は、登山用の防寒着やお土産店が多数。

009お土産

010お土産屋011アイスクリーム屋今回、初めて見たアイスクリーム屋

012お土産1

 

013お土産014ドドル01014ドドル02ドドル(羊羹のようなお菓子)
スリーパーダの名物土産

015_人形

016お寺も

お寺もあります。

017_門

018_橋

019_コーピ020_コーピ休憩コーピ(コーヒー)休憩

 

020妙法寺日本妙法寺

021

道のりはまだまだ。

022夜の山夜のスリーパーダ
山頂へと続く参道の灯り

023ヘッドマッサージシッダーレーパの休憩所で簡易ヘッドマッサージ

024カデー途中にはたくさんカデー(お店)があって、紅茶や軽食で休憩できます。

025カデーロールス、ワデー、エラワルロティ

026カデー2

また別のカデー

027仮眠も出来る休憩所仮眠もできる休憩所

028水浴び

029水浴び2水浴びをして。
デヒ(ライムのような果実)を絞って頭に塗ります。

30カダラ茹でたカダラ(ひよこ豆)。 削ったココナッツを和えたり。キャーリミリス(粗削りのレッドチリ)を和えたり。

031登り参道はつづく
年配のお姉さん達は、ちょっと足がきつそうですが、仏陀への思いが後押ししてくれます。

032カデー3 またカデーで休憩
033カデーでテークリームクラッカー(マリバン)とプレーンテー(ストレートティー)で。
034糸を035糸2ここの場所インディカトゥパハナでは、初訪問の人は祈りを込めたインディカトゥワ(針)のついた白い糸を持って登ります。

036登って来た景色見下ろすと登って来た参道が遥か向こうに。

037頂上が見えた ついに頂上が見えた。

038頂上頂上でお祈り。(そこのエリアは撮影禁止) そして、訪れた回数、鐘を慣らします。(6回)
そして、どうしても拝みたい日の出まで、もう少し。

それにしても寒い。

IMG_0803ひっつきあって寒さをしのぐ人々。

038お月様お月様

039ウェイティング日の出の時間が近づき、集まる人々。

041日の出かなり明るくなった空

042待つ顔固唾を飲んでウェイティング。

043日の出2来た!

044日の出3めっちゃ来た!!
今年も宜しくお願いします。
045さあ日光を浴びながら下山。

046朝日もいいけ朝日もええけど、お前もなかなか。

 

047急な道048急な道2明るくなって改めて急な道を登って来たことを実感。

049景色050景色2すごい眺め。

051犬も人犬も人も朝日が気持ちいい。

062猿下りも休憩しながら。

053ロティロティカムダ?(ロティ食べようか?)
054ロティ食べるオウカナワー!(はい食べます。)

 

055気合い物資の運搬は気合いで
055振り返れば振り返れば。

 

056登山でのダイエット効果を確認ダイエット効果を確認

 

057朝ご飯 下山途中の朝ご飯はアーッパ

 

058景色

 

059日本妙法寺日本妙法寺

060気合い気合い

 

061茶摘み茶を摘む人々

 

062猿ちょっとビビってしまう橋の番人(番猿)達。

 

063後少し後少し

 

064ほんとに後少しホントに後少し

 

065ナラタニヤ066ナラタニヤやったー!ナラタニヤに帰って来た。
067昼ご飯お腹がすいて、麓の食堂で早めの昼ごはん。
パリップ(レンズ豆)、ボンチ(三度豆)、カラワラ(干し魚)、ラトゥアラ(ビーツ)別皿のがククルマス(チキン)。ベーシックで美味しい!
068お疲れさまでしたお疲れさまでした。
いつもありがとうございます!

 

スリーパーダ。
この山の道はほぼ階段で、ライトが灯っており、自然を楽しむトレッキング的な魅力はありません。
スリランカの人々にとって、この山は聖山。お参りのための山。
子供や老人も関係なくみんな一生懸命登る大切な山。

僕たちも毎回、感謝というか、報告というか、確認というか、そんな気持ちで登っています。

僕が言うようなことではないですが、スリーパーダに登るなら、是非清い心構えで登ってみて下さい。
そうすると、さらに気持ちいいです!