スリランカで良く食べられている果物ジャックフルーツを、乾燥させた「乾燥ジャックフルーツ」を発売します。
まずは、カラピンチャ王子公園店舗とオンラインストア「スパイスカラピンチャ」での販売開始です。
それでは、
スリランカにおける「ジャックフルーツ」について解説します。
スリランカにたくさん自生するジャックフルーツの木。
木には、こんな実ができます。
これはまだまだ熟す前の小さい実で、スリランカでは「ポロス/පොලොස්」と呼ばれます。
カットするとこんな状態。
粘度の強い液がたくさん出てくるので、取り扱い注意。
ちなみにポロスのカットで、ベトベトになった手は、ココナッツオイル(ポルテル/පොල්තෙල්)を塗り込めば、すっきり。
このポロスは、肉を調理するような調理法で、
こんなカレーに仕上げます。
ローストカレーパウダー(バダプ・トゥナパハ)の香りと、豊かな食感がたまりません。
めっちゃ美味しい!
ジャックフルーツの実は、はもっともっと成長します。
大きいものは80cmほどに。
こうなると呼び名が変わって「コス/කොස්」。
斧でカット!
実の中には、さらにこんな実がぎっしり。
それぞれに種もあります。
これが「コスアタ/කොස් ඇට」(「アタ」=「種」)
コスの実を細かくカットして、
コスアタを砕いて、
ココナッツミルクと煮込みます。
「キリコス/කිරිකොස්」(「キリ」=「ミルク」)
の完成。
めっちゃ美味しい!
ポロス、コス、コスアタには、他にも様々な調理法があります。
そして、
(ようやく本題)
ジャックフルーツの実がしっかり熟したものを
「ワラカー/වරකා」と呼びます。
コスの時期は白っぽかった実のオレンジ色が強まり、独特の強い甘い香りを放ちます。
そのまま食べるのが一番オススメ!
濃厚な味と香り、食感。
こればっかりは、僕の文章力で形容ができない魅惑の味わいで、食べ始める止まれない。
とりあえず、
めっちゃ美味しい!
今回発売するのは、この「ワラカー/වරකා」を乾燥させたもの。
砂糖や保存料などの添加物は一切不使用。100%ジャックフルーツ。
いわゆるドライフルーツですが、独特の味わい、香り、食感をしっかり保持しています。
スリランカの大手食品メーカーである「RUHUNU FOODS」の製品で、今年(2020年2月)、先方の本社にて、ミーティングを行った際に、強くお勧めされました。
その時、これを食べて大感動!!輸入を決めました。
是非、ご利用ください。
宜しくお願いします。
最後に、ジャックフルーツの木に登って実を採るシーンを動画でどうぞ。(2012年撮影)