バッラパーナ。2023.

バッラパーナにやって来ました。
コロンボからキャンディーに向かうキャンディーロード沿い、キャーガッラシティーのちょい手前の小さな街。
僕が料理を学ぶために勤務したティッサホテルがある街です。

しかしながら、現在ティッサホテルは休業中。
ティッサ食堂2023隣接する結婚式をメインとし、絶賛増築中のThe Grand Chariot Hotelと、元々のビジネスのパン工場Thissa Bakelyにお金と人などあらゆる資本を集中している様子。

theGrandChariotHotel IMG_5162立派なThe Grand Chariot Hotel
こちらは毎日のように大規模なウェディングパーティーが開催され、その厨房も大忙し。
その宿泊施設に泊めてもらい早朝からお手伝い&お邪魔。
スリランカの厨房 IMG_5134 IMG_5169 IMG_5167 IMG_5163スリランカの厨房 IMG_5175 IMG_5188 IMG_5226 IMG_5233 IMG_5240 IMG_5245 IMG_5203 IMG_5196 IMG_5179 IMG_5182スリランカの厨房 IMG_5115
スリランカの厨房現在ここの厨房を仕切っている若きシェフはロシャン。
今回初めて会ったけど、実は僕の師匠であるパライヤーから料理は学んだという兄弟弟子でした。
大量調理が要求されるウェディングの厨房位においても、手間暇惜しまない丁寧な仕事が印象的。

スーギリこちらは、現社長のスーギリ(ティッサボスの次男)。今でも厨房の進捗は自ら手を使ってチェック。昔から厳しいけど仕事熱心な若旦那。だからこそ厳しい環境下でも発展し続けているんだと思います。

たくさん料理がすごいスピードで続々と出来上がっていきます。
IMG_5256 IMG_5264 IMG_5267 IMG_5270 IMG_5290 IMG_5291 IMG_5294 IMG_5293 IMG_5295 IMG_5296 IMG_5297 IMG_5298 IMG_5300 IMG_5301 IMG_5303写真以外のもたくさんの料理が用意されていました。
コロンボから離れた地方であっても伝統的な料理以外にもさまざまな料理が用意され、スリランカ料理が年々変化していくのを感じます。
僕個人的には、古くからのスリランカ料理が好きですが、この変化の中で新たな美味しさが誕生していく流れをしっかりと受け止めながら、自分達の調理にも反映していこうと思います。
ちゃっかり賄いもいただきました。
ライスアンドカリー

 

そして、
すぐ近所のThissa Bakelyにもお邪魔。
こちらは、年々、工場の規模や機材が進化して大量のパンの生産に対応しています。
ほんの一部を動画でどうぞ。

ティッサベーカリー IMG_5038ティッサボスと大量の食パン

IMG_5021下の動画の僕が2019年に南端の街マータラの古いベーカリーの様子と比べると、こちらのベーカリーのハイテク具合がわかると思います。


 

僕が当時ホームステイしていたお宅にも訪問。
マヒンダの家丁度、当時スリランカで現在日本に住む息子のマヒンダも帰国中。懐かしいハッピータイム。
2017年にはスリランカで行われたマヒンダの結婚式にも参加しました。その時の記事↓↓↓
◎スリランカの結婚式。その1。
◎スリランカの結婚式。その2。

ドゥリヤーンドゥリヤーン。
例年は2月前後に行くことが多かったので、なかなか食べる機会がなかったドリアン。初体験の形容し難いまったりした独特の味わい。美味しい!!!

そのマヒンダは現在お兄さんのサナさんと一緒に、スリランカの様々な食品を日本で販売する会社MRトレーディングを運営しており、そのスリランカオフィスも案内してくれました。IMG_4970IMG_4980

ハールマッソーハールマッソー(イワシの稚魚を塩茹でして乾燥させたもの)の頭とハラワタ取り作業。

今後はオリジナルブランド商品の拡充や日本以外での国での展開も考えているようです。すごい!
その日(5月17日)マヒンダは日本へ帰国。最後の1日に会えて良かった。お互い日本で頑張ろうね!

バッラパーナ滞在時は、
ティッサボスの長男のロシャンと夜のアーッパを食べたり。
IMG_5079ティッサボスの長女のマドゥシャーニの家にお邪魔したり。(写真左がティッサボス)
IMG_52213年ぶりに友人達に会えてハッピーでした。
いつも暖かく迎えてくれてありがとうございます!
また来ます!

3年ぶりのスリランカ。2023.

スリランカやって来ました。
Covid-19や経済危機の影響でなかなか来にくかったのですがようやく。

airbusA330

いつもスリランカ航空UL455便(NRT-CMB)、エアバスA330で。

空港到着後の両替では、
分かってはいたものの強烈なスリランカルピー安、そして替えたお札の多さにビックリ。そして、タクシーの運賃にもビックリ。
物価高も合わさって、色々今までの感覚とは大きく異なっていることを肌身で実感。
これまでのお金の感覚を一旦リセットする必要アリですね。
2023スリランカ初日は、
毎回、空いてる家を貸してもらっている神戸在住バーティヤさん&スガンディさんのお母さんのへ。
そして、隣に住むラクシタさん宅で、
紅茶&カルドドル
カルドドル夕食のインディアーッパをご馳走に。
インディアーッパここはこのブログでも度々登場するダルマセーナさんというお手伝いさんがいて、彼の料理はいろんな角度から「丁度いい!」美味しさ。

そして食後はマンゴスチン
IMG_4937めっちゃハッピーです。

スリランカの暑い夜

こいつが天井で回ってくれていればノープロブレム。

明日からは、僕が2011年から2022年にかけて勤務していたティッサホテルがあるバッラーパーナという街にサクッと行って来ます!

書籍紹介:MUSICA TEA に教わる紅茶の楽しみ方

ムジカティーに教わる紅茶の楽しみ方古くからスリランカをはじめ世界の紅茶を取り扱うMUSICA TEA(ムジカティー)の3代目、堀江勇真氏が監修された紅茶の本です。

タイトル:MUSICA TEAに教わる紅茶の楽しみ方
発行:KADOKAWA

淹れ方、産地、道具、歴史などなど知れば知るほど紅茶が楽しくそして美味しくなる本です。紅茶は難しくなく、カジュアルに楽しめる素敵なものだと感じるはずです。

そんなMUSICA TEAさんは今年創業70周年!!素晴らしい!!
先日Tea Saloon MUSICA で開催されたパーティーでは私達もスリランカ式ライス&カリーのビュッフェを提供いたしました。

是非、書籍を参考に紅茶のある素敵な毎日を!

今年も開催「カレーのためのうつわ展」@アートスペース油亀(岡山)

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明日10/1(土)開幕
カレーのためのうつわ展
アートスペース油亀(岡山)
岡山県岡山市北区出石町2丁目3-1
11/6(日)まで

今年もアートスペース油亀 さんで開催されます「カレーのためのうつわ展」。
全国の作家さんが作ったカレーのためのうつわが岡山に集まります。
詳細は油亀さんのインスタグラムのアカウントからどうぞ↓↓↓
@aburakame

そして、カレー関連の商品もたくさん。カラピンチャのスパイス製品も並びます。ありがとうございます。

そして11/6(日)最終日には、僕たちも岡山に参り、スリランカ式ライス&カリー弁当を作り、販売します!今年も楽しみです。(油亀さんのサイトでオンライン予約可能
ご都合の良い方は是非ご来場ください。

どうぞ宜しくお願いします!

以下、油亀さんのギャラリーの様子
すごく素敵な空間です。
スリランカスパイスセット油亀さんにて SPICEさんのカレー油亀さんにて アートスペース油亀 アートスペース油亀 カレーのためのうつわ展 カレーのためのうつわ展 アートスペース油亀

ランぺ(カラピンチャ)の苗、販売。

【追記2022/09/06】
おかげさまでランぺの苗は完売しました。ありがとうございます。
以下もとの案内文章。

 

スリランカ料理に欠かせないハーブのひとつランぺの苗をカラピンチャ店舗にて販売します。

IMG_2727シンハラ語:රම්පේ(ランぺ)
英語:Pandan / Pandanus
日本語:ニオイアダン

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生の物は日本国内ではほとんど流通しておらず貴重な苗です。
須磨のcuriさん(Insatgramアカウント:@curi_pon)が育ててくれました。他にもカラピンチャ(カレーリーフ)やゴトゥコラ(ツボクサ)も栽培されています。

ランぺ(パンダンリーフ)はカラピンチャ(カレーリーフ)同様に寒さに弱く、冬季は室内に移す必要があります。冬季はほとんど成長しませんが、春になるとまた元気に成長を再開します。
大きい株なら、少量なら葉をカットして料理に使っても問題ないほど育っています。
調理によって加熱されると、食欲をそそるとても良い香りを発します。

販売価格は、大きさによって異なり、2,000円から3,500円(税込) の間で設定しております。
今回は少量ですので、事前予約等は受けずに店舗で、お一人様一株限定での販売といたします。

ランぺの栽培、ご興味ある方は是非チャレンジしてみてください!
宜しくお願いします。

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