ジャフナ3日目
この日は西へ。
初日&二日目のブログ記事はこちら↓↓↓
◎ジャフナ。2023.(前編)
その前にタウンのバスターミナルすぐそば。
JEYAM HOTEL
で早朝モーニング
こちらもベジの店
イドゥリ
(ウラドダールと米の生地の発酵蒸しパン)
スーっとエナジーチャージ。
まだ静かな朝の街。
この地域の名産ブドウも発見。美味しそう。
これはそのブドウで作られた「ワイン」。と書いているけどアルコールは含まないとのこと。購入して飲んでみると、お酒飲めない僕は軽く赤面。
そして、
バスではジャフナ半島の西端のその先、道で繋がっている小さい島Kurikadduwanへ。
ここにはボート船の船着場があります。というか船着場と観光客向けに幾つかの店があるだけ。
でも待合室はたくさんの人。
乗船
結構小ちゃい古いボートに100人以上が詰め込まれる。しかも客室は船底。救命胴衣のバックルは全て壊れてる。海は穏やかで速度も遅いがまあまあ色々考える。
船に乗るとこ、乗船中の船内、降りるとこの動画。
密室感、船の古さ、強い燃料の臭いなど、動画では伝わりきらないと思います。是非、行って乗ってみてくださいw
そして到着したのが、
ナーガディーパ島(ナイナティーヴー)
この島には、仏教、ヒンドゥー教それぞれの大きな寺院があります。
まずは、仏教寺院
Nagadeepa Vihara
ナーガディーパウィハーラー
ブッダは3度スリランカへ訪れたと言われています。
ケラニヤのラジャマハウィハーラ、聖山スリーパーダ、そしてこのナーガディーパ。
ここに建てられた寺院がナーガディーパウィハーラー。
大きくはないが、清潔で気持ちいい。
ブッダの訪れた3箇所をコンプリートできて嬉しい僕達でした。
強烈な日差しだけど、お寺にいると幾分涼しく感じるのがいつも不思議。
そして、北へ少し歩いたところにある寺院
Naga Pooshani Ambal Kovil
ナーガプージャニアンバルコーウィル
こちらは多くのヒンドゥー寺院同様、院内撮影禁止、裸足、脱帽、男性は上裸で入院。先ほどの仏教寺院とは、雰囲気はガラッと変わりヒンドゥーの力強い世界観が迫ってくる。
毎日たくさんの仏教徒、ヒンドゥー教徒がスリランカ各地からこの小さな島を訪れて、祈りを捧げるということに、いつもながらスリランカにおける宗教の重要性を感じさせられる。
とっても清々しい気持ちで島を後にしました。
でもやっぱりこの船はちょっと心配↓
上に乗ってる人達の下の船底にも客室があってぎゅうぎゅうに乗客
その後、ジャフナタウンに戻って、
遅めのランチ
Akshathai A pure Veg treat
歴史を感じるジャフナローカルの人気店(ベジ)
お昼はビュッフェ式のミールス
全体的に塩気、油気が強いが、当日朝から炎天下をかなり歩いたこともあってめっちゃフィット。
しっかり辛いオクラ、スッキリ酸っぱいラッサム、薄めパチャディ。
印象に残る食事に。
その後は、
デザートタイム。
Rio Ice Cream
ジャフナに行くならここに行くべきと友人のスリランカ人に勧められた人気のアイスクリーム店。
よく目立つ旧店舗のすぐそばの広々とした建物にここ数年で移転した様子。
店内はスリランカ内の観光客が多数で、久しぶりにシンハラ語が飛び交っている空気。
僕たちは
Kithul with Nuts ice cream (single)とBadham ice cream
うん!しっかり甘くてとっても甘い!
でもこれが暑いここでは美味しいの。
その後、
街にあるグラインド屋さんで、
カレーパウダーを粉砕するところを見学させてもらいました。
スリランカ内でもジャフナ地域のカレーパウダーは特徴的で、他エリアでは「Jaffna Curry Powder」という名前で売られており人気がある。
一方ジャフナエリアでは「Chilli Powder」という名で売られていることが多く、赤唐辛子のパウダー(これもChilli Powder)と紛らわしい。
タミル語が分かればもうちょい突っ込めそう。
実際、ジャフナで見かけるカレーパウダーには、チリ(赤唐辛子)がたくさん入っており、赤い!
一方、シンハラエリアのトゥナパハと呼ばれるカレーパウダーにはチリを含まないケースが多い。
別の店で購入したもの(写真2枚目)の配合は、
赤唐辛子 50%
コリアンダー 35%
米 7.5%
フェンネル 6.2%
クミン 0.375%
ターメリック 0.375%
カレーリーフ 0.35%
黒胡椒 0.2%
となっており、
やっぱり一般的なトゥナパハとは大きく異なる。
(こ商品のパッケージ読んでも粉末赤唐辛子と紛らわしい)
しかしながら、このカレーパウダーをどんな料理でどのように使っているかなどはもっと勉強しないと。
ミックススパイスの世界は奥が深くて面白い!
そして、
夜のディナー
高級ホテルチェーンの
Jetwing Jaffna
ディナービュッフェ
海外からの観光客もターゲットにしているので多彩な食材の料理が。
しっかり南アジア料理なのが嬉しい。
ジャフナ式カリーパウダーを感じる魚のカレー、魚介たっぷりのチョップシー、タンドリーチキン、ナスのパヒなど味の方向性も差別化されていて楽しい。
スリランカのフルーツを活用したケーキ類も充実で、お腹いっぱい。ハッピー!
翌朝
ジャフナ最後の朝は、長距離バス出発までの限られた時間の中、スリーウィーラーにかっ飛ばしてもらって
Nallur Bhavan
アゲイン
先日はお昼にミールスをいただいたけど、今朝はパロタ。
小麦粉ベースの生地を渦巻き状にまとめてしばらくベンチ、伸ばして鉄板で焼き、挟んで叩くように仕上げる。
ダールとココナッツチャトニと。
妻みつるはノーマルドーサ。
サンバールとココナッツチャトニと。
期待通りの気張らないちょうど良い味。この地最後の朝を締めくくるナイス朝食に。
ジャフナ4days.
たった4日間ですが、今後ジャフナを訪れたい皆様の参考になればと僕達の経験を記します。
全日とも日中はめちゃめちゃ暑かった。熱中症&紫外線対策は必要です。ただ夕方くらいからは過ごしやすく、半島だけあってあらゆるところから綺麗な夕日を見ることができます。
人々はフレンドリーで親切、たくさん助けられました。
街は大きいですがそれほど密集している感じはなく歩くのも快適。
タウンのバスターミナルからあるゆる方面にバスが出ています。ただ本数の少ないものや、減便されているものもあるので、予定が固まっているなら事前に確認を取るのがいいかも。
Pick MeやUberなどのタクシー(スリーウィーラー)乗車アプリは、対象の車が少なすぎて機能せず。未だにメーターのついてないスリーウィーラーが多数。
なので乗車前に要交渉ですが、5回ほど利用してふっかけて来たのは1回のみ。そんない身構える必要はないかと。
観光地としての魅力も十分!まだまだ行けてないところばかりですが、このブログにない面白いエリアがたくさんあると思います。
そして食事!
4日ともずっと美味しく楽しく過ごせました。タミルの食事の奥深さに改めて感動。
ただ、こんな短期間でジャフナ料理がどうだったかなんて語れるはずもありません。
ただよく定義されるジャフナ料理と実際にジャフナのローカルタミルの人々が普段食べている食事には乖離があるように感じました。それでも特別なジャフナ料理はしっかりと存在していることを感じます。
ジャフナ、タミル、ヒンドゥー、その食文化や世界観などへの興味は募りまくり。
もっと歴史や宗教も含めて深く学ぶ必要を感じました。
また来よう!!!
<ジャフナ編おまけ>
スリランカ内の友人のために買って帰るお土産
タルハクル他(パルメラ椰子のジャガリー)左2つ、
コッタキラング/タルアラカーリ(タルヤシの新芽)
ラタカジュ(ピーナッツ)のお菓子
など、他にもユニークなもの色々と。
他エリアではみたことがないけど、ジャフナのいたるところで売ってるパルという木の実。甘くて美味しい。
家の門に飾られているのはライオンじゃなくて象なのが新鮮。