「クラッカン粉」再入荷。

クラッカン粉
長期に渡り欠品しておりました「クラッカン粉(クラッカンピティ)」を再入荷しました。クラッカンはシンハラ語で、和名ではシコクビエ、インドではラギと呼ばれるそうです。
カラピンチャ王子公園店舗と、オンラインストア「スパイスカラピンチャ」にて、再販を開始します。
スパイスカラピンチャ宜しくお願いします。

 

<クラッカン粉を使ったスリランカ料理>
「タラパ」と呼ばれる「クラッカン粉」をお湯で練りこんで丸めた料理に。
「クラッカン・キャンダ」と呼ばれる粥汁のような飲料の材料として。
一般的には、小麦粉や米粉を主原料とする「ロティ/ポルロティ」という薄焼きパンのような料理もこの「クラッカン粉」を使って作ることができます。「クラッカン・ロティ」
「ピットゥ」「インディ・アーッパ(ストリング・ホッパー)」「トーセ」などの原料にすることもできます。
また、「ハラパ」など、様々なお菓子の原料にも。

クラッカンキャンダ(写真:クラッカン・キャンダ)

ハラパ(写真:ハラパ)

クラッカンロティ作りの動画はこちら↓↓↓

 

ハラパ作り。in Matara. 2020.

マータラ滞在中。
先日、ミーキリ作りを体験させてもらった家のお父さんにたくさんの「කැන්ද කොල キャンダコラ」をもらいました。

IMG_5654持っているのはジャヤさんの長女ラクナディ。

今度は、そのキャンダコラを使ってお菓子作り。

හැලප ハラパ

IMG_5816伝統的なお菓子です。

まず、

IMG_5778කුරක්කන් පිටි クラッカン ピティ/クラッカン粉(シコクビエ粉)で生地作り。

IMG_5779そして、

IMG_5789පැණි පොල් パニポル という甘いココナッツの餡も作ります。
IMG_5794

それを、
IMG_5802

キャンダコラを洗って。IMG_5800上にクラッカンの生地を伸ばして。

IMG_5804パニポルをのせて。

IMG_5809b半分に折って包みます。

IMG_5813蒸します。途中、一度ひっくり返して。

IMG_5815蒸し上がり。出来上がり。

IMG_5817キャンダコラの葉の香りを纏って素朴な甘さで美味しい!!
プレーンテー(ストレートの紅茶)といただくのがお気に入り。
【宣伝】

クラッカン粉は、通販サイト「スパイスカラピンチャ」で購入可能です!
kurakkanクラッカン粉 400g https://spice-karapincha.jp/?pid=141401933

【宣伝終わり】

 

過去にもハラパ作りは何度か体験しました。
米粉を生地に使ったもの、
パニポルを包むのではなく生地に練り込んだもの、
地域や家庭によって作り方が色々あるようです。

マータラでは、今回作ったスタイルがポピュラーだと思います。

すごい勢いで食文化が変化しているスリランカ。
伝統的なもの、スリランカならではものを、
今、しっかり学びんでいきたいです。

クラッカン粉。販売開始。

取り扱いを開始します。
 
スリランカで多く栽培されている雑穀「クラッカン」(和名:シコクビエ)を粉末にしたものです。
kurakkan_zoom
小麦粉や米粉のように、様々な料理の材料として使われます。

ミネラルやビタミンB1、銅などを多く含む栄養価の高い食材です。

 

<クラッカン粉を使ったスリランカ料理>
「タラパ」と呼ばれる「クラッカン粉」をお湯で練りこんで丸めた料理に。
「クラッカン・キャンダ」と呼ばれる粥汁のような飲料の材料として。
一般的には、小麦粉や米粉を主原料とする「ロティ/ポルロティ」という薄焼きパンのような料理もこの「クラッカン粉」を使って作ることができます。「クラッカン・ロティ」
「ピットゥ」「インディ・アーッパ(ストリング・ホッパー)」「トーセ」などの原料にすることもできます。
また、「ハラパ」など、様々なお菓子の原料にも。

クラッカンキャンダ(写真:クラッカン・キャンダ) 

ハラパ(写真:ハラパ)

耳にすることが少ないスリランカ料理ばかりを紹介しましたが、
米粉や小麦粉で作るものを、この「クラッカン粉」に置き換えて様々な料理を楽しむことができると思います。

まずは、カラピンチャ店舗と通販サイト「スパイスカラピンチャ」で販売開始です。

詳細は通販サイト「スパイスカラピンチャ」にて。

スパイスカラピンチャ「クラッカン粉」商品ページは以下アドレスにて。
https://spice-karapincha.jp/?pid=141401933

 
どうぞよろしくお願いします★

ハラパ。少しだけ。

スリランカの伝統的なお菓子「ハラパ」(ヘラパ)。

シンハラ語:හැලප

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ココナッツやクラッカン(四国稗)で作った甘い餡を、葉に包んで蒸したもの。

スリランカではキャンダコラという葉で包みますが、柏の葉でやってみました。

紅茶とも相性いいです。

明日より、数量限定で提供します。(なくなり次第終了)

よろしくお願いします★

キャーガッラ。菜食。お菓子。

カラピンチャでは、毎年4月にスリランカの旧正月を祝うイベントを行っています。
それを手伝ってくれているのが、スリランカ女性のヘーマさん。
今回も、ヘーマさんの実家に行って来ました。キャーガッラのタウンから少し南の方にいった田舎にあります。

前回、こちらを訪れた時の記事は以下アドレスから↓↓↓
https://karapincha.jp/blog/?p=2880

ヘーマさんのファミリーヘーマさんのファミリー。
左からお兄さんの奥さん。妹。お母さん。お兄さんの娘と息子。

まずは、近所のティラクアイヤーによるウェルカム・クルンバ。

まだまだ若いココナッツの実を「クルンバ」と言います。
しっかり成長した実は「ポル」で、料理やココナッツミルクのために使いますが、クルンバは中のジュースを飲む!これがすっきり美味しい!
黄色いタンビリ(キングココナッツ)ともまた異なる味わいです。

クルンバ

飲んだ後は、割って中の固形胚乳を食べます。

ちなみにこの家は、みんなヴェジタリアン。いつも巧みな野菜の調理法、そして美味しさに感動させられます。また家族同然に接してくれ、接客仕様でない普段みんなが食べている日常の家庭料理を学ぶことができます。
(ただし、スリランカでヴェジタリアンという際は、小魚、干し魚等はノープロブレムだったりします。)

前回のブログで色々と紹介したので、今回は教えて貰った&いただいた料理を中心に紹介します。
その前に料理を作るのは基本的にこの方、
キリアンマーキリアンマー。みんなからそう呼ばれているヘーマさんのお母さん。
マンネという上向きの固定式包丁で、野菜を動かしながら切ります。
カットしているのは、  「デル」。”Breadfruit” = 「パンの実」です。
デルのカレーとパーンデルのカレーとパーンのシンプルな朝食。
ある日の昼食昼食。
右から、ティッバトゥとコスアタ(ジャックフルーツの種)のカレー。パパダン。ゴーワ(キャベツ)の炒め煮。素揚げ下干し魚。

インディアーッパ朝食。
インディアーッパとパリップ。シンプル。美味しい。なにも足す必要なし。

昼食昼食。
コスマールワ(ジャックフルーツのカレー)、ボンチ(今回の場合はキヌサヤ)のキラタ、デル(パンの実)のカレー。ハールマッソーの炒め物。パパダン。

夕食夕食。
ポルロティ(ココナッツ入りのロティ)。たいていは小麦粉を使いますが、今回は米粉バージョン。この味、この香り、そう、餅!

キリバットキリバット(ココナッツミルクライス)作り。

キリバットルヌミリスと合わせて、サイコー!!

他にも、こちらはスリランカの伝統的なお菓子が美味しい。
ハラッパハラパ(ヘラパ)作り。
クラッカン(四国稗)メインの餡子を、キャンダコラという葉で包み蒸したお菓子。

ハラッパ蒸し上がり。

ハラッパ自然な甘さで◎。

ムンキャウンこちらは、カラピンチャのイベントでも登場する「ムンキャウン」。
ムング豆を使った餡子に衣を付けた揚げ菓子。これも食べると止まらない。

続いて、近所の親戚のおばあさんを呼んで。
コンデキャウンコンデキャウン(コンダキャウン)講座スタート。
動画でそのシーンをどうぞ。

これ難しいんです。さすがの腕前。
そして、出来上がり!
コンデキャウン「コンデ(コンダ)」=「髪」。髪を束ねたような形状から、そう呼ばれています。

スリランカ。
経済成長とともに、料理や調理法も刻々と現代化していると感じます。そんな中で、このような伝統的な料理や菓子作りを体験できるのは、ほんとうにありがたい。

田舎で空気もいい。近所のお寺も気持ちいい。優しい親戚いっぱい。
めちゃくちゃ居心地いい。

ヘーマさん。皆さん。本当にありがとうございます。
また来ます★

木登り

写真:僕達のために木に登りワラカ(熟したジャックフルーツ)を採って来てくれる親戚のオッチャン。