カラピンチャでも茶葉を使わせてもらっているMUSICA TEAさんが、明日7/9(火)、
芦屋市宮塚町12-24 旧宮塚山住宅
Tel 0797-38-8677
open 11:00-19:00 日曜定休(2019.9.8時点情報)
先日、プレオープンのパーティーでは、
長きに渡り良質の紅茶とその文化を日本に伝えて来られたムジカさ
世界の様々な紅茶が楽しめますが、
本当におめでとうございます!
カラピンチャでも茶葉を使わせてもらっているMUSICA TEAさんが、明日7/9(火)、
芦屋市宮塚町12-24 旧宮塚山住宅
Tel 0797-38-8677
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先日、プレオープンのパーティーでは、
長きに渡り良質の紅茶とその文化を日本に伝えて来られたムジカさ
世界の様々な紅茶が楽しめますが、
本当におめでとうございます!
2017年は、スリランカ茶業150周年ということで、ムジカティーさんの記念紅茶缶「セレブレーションブレンド」が発売されました。
カラピンチャでも、店舗及び通販サイトで販売してきました。
おかげさまでたくさんのお客様にお求めいただきました。ありがとうございました。
そして、来る2018年に先駆けた新たな展開として、
ムジカティーさんが扱うスリランカ産茶葉の中から、3品番をセレクトし、販売させていただきます。
それではひとつずつ紹介します。
◎プライド・オブ・スリランカ
ミディアム・グロウン(標高670-1300mで栽培)。明るく香り高いハイ・グロウンと、色濃くコクのあるロウ・グロウンの中間的な特徴を持ちます。
BOPF/ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス。
かなり細かく仕上げられており、しっかりとした味と香りを持ちます。
ミルクティー(シンハラ語:キリテー)向けです。
砂糖を多めに入れて甘く仕上げることで、まさにスリランカで良く飲まれている風合いに仕上がります。
スリランカで最も標高の高い紅茶の産地ヌワラエリヤ。
ハイ・グロウン(標高1300m以上での栽培)。
BOP/ブロークン・オレンジ・ペコーです。
明るいオレンジな水色で、程よく刺激的な香りと、ほのかな渋み、そしてやや緑茶に近い風味を持ちます。
ストレートティー(シンハラ語:プレーンテー)がおすすめです。
僕達がヌワラエリヤの紅茶工場等を訪れた時の様子は以下から。
ヌワラエリア。その1。紅茶。
(※販売商品の製造風景ではありません。)
◎サバラガムワ
過去はさらに南に位置するルフナと言う産地に含まれていましたが、特徴の違いから独立した産地として名がつきました。
そのため知名度こそまだ低いですが、近年人気が高まってます。
ロウ・グロウン(標高670m以下での栽培)に分類され、標高300-400mで栽培されています。
BOP/ブロークン・オレンジ・ペコー。
ダークな水色で、甘い香りと程よい渋みと苦味を持ちます。
ミルクティーがおすすめです。
カラピンチャで提供しているキリテー(ミルクティー)は、この茶葉を使用しています。
いずれも80グラム入りの円筒缶。
そのまま保存でき、使いきりやすい量です。
ムジカティーさんがカラピンチャでの展開のために特別仕様で用意してくれました。ありがとうございます!!
店頭および通販サイト「スパイスからピンチャ」での販売です。
セイロンティーの販売ページは以下です。
◎スパイスカラピンチャ/紅茶(セイロンティー)
スリランカ料理やカレーの後に
仕事の合間のブレイクタイムに
美味しいデザートと一緒に
いつもの日常にセイロンティーを。
どうぞよろしくお願いします。
スリランカといえばセイロンティー。
セイロンティーの産地として、またスリランカの避暑地のとして有名なのがヌワラエリヤ。カラピンチャで出しているプレーンテー(ストレートティー)も、MUSICA TEAのヌワラエリヤです。
スリランカの高原地帯にある美しい山間の街。実は初めての訪問。
今までは、どうしても二の次になっていた紅茶への好奇心。今回はこれに素直に従って、ここへやって来ました。
ヌワラエリヤへのアクセスはバスが早いですが、今回はあえて車窓が綺麗と教えてもらった汽車で行ってきました。しかもエキスポレイルという特別車両。
事前にインターネットで予約&支払い。
そして予約画面を駅のカウンターでみせるとすぐにチケットが発行。
このスムースな感じ。なんか感激。
僕たちはコロンボから乗車。その後、ペーラデニヤからたくさんの乗客で満席に。
車窓からは、ジャングル、茶畑。
木のサイズ、緑の色、森の匂い、どれも強烈。
予定より約45分遅れてナヌオヤ駅に到着。宿の送迎車でヌワラエリヤのタウンへ。
午後の5時くらいに到着。
涼しい。というよりちょっと寒い。
犬がみんなフサフサ。そして寄り添ってる。
そして、タミル語が良く聞こえてくる。
スリランカの紅茶産業を支えているのはタミルの人々。
宿には、ホットシャワー!
これがしっかり熱くて感動。
そして、翌朝。
ヌワラエリヤへ来た目的の紅茶ファクトリーの見学です!
PEDRO TEA FACTORYへ。
1885年創立。Lover’s Leapという銘柄が有名(他にも多数の銘柄有り)。
こちらでの工場見学は一般向けにも行われているのですが、今回はカラピンチャで使っている紅茶のメーカー「MUSICA TEA」の堀江さんと、そのビジネスパートナーでもあるチャンディカさんの配慮で、工場長が丁寧に説明してくれ、さらにテイスティングまでさせていただきました。
堀江さん。チャンディカさん。本当にありがとうございます!!
製造風景の写真です。(撮影および掲載許可いただきました。)
まずは、
「Withering(萎凋)」という作業。
「Plucking」摘まれた茶葉を換気扇の回る部屋で広げ、約45%ほど水分を飛ばすそうです。
「Rolling(揉捻)」という作業。
機械で茶葉を揉み込みます。茶葉の表面に汁がじんわり出て来て、発酵が進んで行きます。
「Rotorvaing」とうい作業で、茶葉の大きさ、重さで選別。
(だったと思います。ちょっと自信ないです。。。)
そして「Rollbreaking」。(動画)
揉み切りというのでしょうか?
ローリングしながら、茶葉を細かくしていきます。
この後に「Fermening(発酵)」の作業が入ることが一般的ですが、今回はこの行程は飛ばしていました。(時期やグレードによる。他行程中も発酵は進む)
発酵が進めば進む程、
茶葉および出来上がる紅茶の色は濃くなり、
香りは高まっていくがある時点からは低下するそうです。
「Drying」
最適なタイミングで発酵をストップさせるため、機械で熱を加える乾燥の作業です。
「Grading」。
機械のカメラによる自動判別で、色、形状、サイズを振り分ける作業。
そして、大袋にパッケージングされ、ブローカーが集まるオークションに出ていくそうです。
茶摘みの時期や、天候で茶葉のコンディションは大きく変わるそうで、それにあわせた最大限の製法で品質を保つとのこと。
そして、やってみたかった「Tasting」!!!
茶葉のグレード(等級)別に、淹れたての紅茶をテイスティングしていきます。
スプーンで掬い、それをズゥズゥッーと空気と一緒に口に含み、香りや味わいを楽しみます。もちろん飲んでもいいのですが、専用の器具に飲まずに吐き出します。
BOPやFOPやBOPFなどの等級の説明は長くなるのと、あまりいい加減なことは言えないのでやめておきます。
そして感想は!
全部美味しいw
紅茶に関して、まだまだ勉強不足の僕には、細かい違いは分かりません。
でも何度も飲み比べると、なんとなくそれぞれの個性や自分の好みが分かってくるのが凄く楽しい!!
ほんとに貴重な体験でした。
PEDRO TEA FACTORYの皆様本当にありがとうございました★
さらに、
別の紅茶工場
MACWOODS TEA FACTORY (Labookellie Tea Centre)にも行って来ました。
こちらへは、一般訪問。
製造工程もガラス越しに見ることができます。
そして、
別棟で、できたばかりの茶葉で淹れたプレーンテーもいただけます。(無料)
渋みは弱め、色鮮やか、香りも良く美味しかったです。
茶葉のデザインが掘られたテーブルも素敵。
すぐそばの茶畑では、
茶摘みのお母さんたちがランチ休憩中。いい感じ。
茶摘みには、小さく柔らかい女性の手のほうが良いとか。
今回、紅茶に関して色々学ぶことができました。
まだまだ勉強不足ですが、スリランカの紅茶に関しては確かな知識と考えを持てるようになりたい!僕達なりに経験値を上げていきたいと思います。
「紅茶」おもしろい。