ウッドアップルとサワーサップの飲料を販売開始。

スリランカのフルーツドリンク2種を発売します。

南国スリランカはフルーツ大国です。様々なユニークな美味しい果実が採れて楽しめます。
またこのブログでもよく紹介しているように、果汁を絞って作るドリンクも良く飲まれて今ます。ジュース専門店もたくさんあり、フルーツのバルエーションも豊富です。

マンゴー、パイナップル、パパイヤ、スイカ、ライム、パッション、グアバなどなどなどなど。
その中でも、店主が大好きでなおかつスリランカらしさを強く感じる2種のフルーツをチョイスして輸入販売を決めました。

ひとつは
サワーサップ Soursop。


シンハラ語でカトゥアノーダと呼ばれる果実です。

(屋台のフルーツジュース屋さんにて)

(カトゥアノーダと黒猫)

木からぶら下がる棘のある緑色の果実。割るとジューシーだけどモコモコした酸味のある白い中実が現れます。
果汁30%でドリンクにされており、甘味と酸味のバランスがとても良いです。梨とヨーグルトを合わせたようなさっぱりとみずみずしい味わいです。スリランカ料理との相性も良いです。


昨日届いたばかりの実際の商品の写真がこちらです↓↓↓

そして
もうひとつは
ウッドアップル Woodapple

シンハラ語でディウルと呼ばれる果実です。

(カッチカチに固い木の実)

(道具を使ってわるとこんな感じ)

(スリランカの家庭にて)

(スリランカのジュース屋にて)

丸く固い木の実です。
それを割った中実はしっかり酸っぱいです。タマリンドのようなほのかな渋みも感じます。そして、これがフルーツドリンクになるとめちゃめちゃ美味しい!店主がスリランカ滞在中に最も飲むフルーツ飲料です。
当商品は、果汁25%でココナッツミルクや甘味を加えて仕上げられています。

実際の商品の写真がこちらです↓↓↓

2種いずれも果実そのものはストレートでドリンクにするには濃厚すぎるので、現地でも水やココナッツミルクで割って甘味を加えて作ります。

アイスクリームを上に載せていただくことも良くあります↓↓↓

当店がスパイスを輸入しているスパイスの大手メーカールフヌフーズが新たにスタートしたフルーツドリンク事業。
本国ではもっともっとたくさんの種類のフルーツドリンクを展開していますが、今回はあえて強くスリランカを感じるこの2種の展開です。

ルフヌフーズの本社(場所:キャンディ)でもテイスティング行い、また昨日輸入が完了した商品(2種)も飲みました。
スリランカ現地でフレッシュな状態で飲むのととても近い味わいに仕上がっています!

輸入に際しては食品の検査機関で飲料としての検査も実施。
いづれのドリンクもきっちりパスしております。

まず、
オンラインストア「スパイスカラピンチャ」で販売を開始します。
商品ページは下記リンクからアクセスできます。

◎サワーサップ(カトゥアノーダ)ドリンク 250ml

◎ウッドアップル(ディウル)ドリンク 250ml

そして、王子公園店舗(レストラン)でもドリンクメニューとして提供いたします。

また、飲食店様でドリンクメニューに加えたいという方、食料品店様で商品の販売をしたいなど、卸販売に興味がございましたら、下記バナーの当オンラインストアにある卸販売問い合わせフォームからお声がけください。もしくはお電話やメールでも問題ありません。

カトゥアノーダ(サワーサップ)、ディウル(ウッドアップル)のドリンク。
ぜひお楽しみください。

よろしくお願いします!

ボータレガマへ。2025.(今回のスリランカ最後の滞在)

2024-25スリランカの旅。
帰国前日には元カラピンチャスタッフで今は大阪のホテルで働いている友人ルウィニの実家を訪れました。ウェンナップワから少しだけ東へボータレガマという海が近い街。2度目の訪問です。

ルウィニのお母さんの料理。構成力というかバランス感覚がとても良くいつも美味しく、そして勉強させてもらっています。
ルウィニのお父さんは人にも動物にも優しいポリスマン。自慢の庭の色々な植物のことを教えてくれます。

2日間だけの滞在でしたが、色々なものをご馳走になりました。

 පේර ペーラ(グアバ)

එළු කිරි / エルキリ (八木乳)。ホットで砂糖を少し。

カダラ(ひよこ豆)の炒め物とパーンが良く合う。

そして、今回のスリランカ滞在最終日。
ルウィニのお父さん&お母さんとご自慢のクラシックなカローラワゴンでウェンナップワの漁港&魚市場へ。

そして、

මීවැටියා
ミーワティヤ
フエダイ

をゲット。
キリマール(ココナッツミルクベースの魚のカレー)に仕上げてもらいました。


他にも
コヒラの茎とコスの種を合わせた煮物。

カラピンチャルヌミリス(カレーリーフの和物)。


ジャガイモの炒め物。

パーフェクトなバランス。


最後を締めくくる最高のご飯でした。

最後は空港まで送っていただきお別れ。ありがとうございます!!!

今回のスリランカの旅は、いつも以上に友人宅を訪れる機会が多く全ての家庭で本当に良くしてもらいました。ありがとうございました!
また途中一週間日本から合流した3名との同行も、僕達が普段持っていない視点から新たなスリランカの魅力に気づかせてくれる良い機会となりました。良いチームが結成されました。
またうっちゃんねるに出演したり、

水野仁輔兄さんと合流していきなりインタビューを食らったり、他にも面白いことだらけの1ヶ月。

今年も言うときます。
スリランカ最高です!!!

<おまけ>
ルウィニの実家は犬二匹(ローリーとエンサー)、猫二匹(キティとチューティ)、みんな動物に優しくて素敵。

スリランカで登山

ハンターナ山地にある
කටුසු කොන්ද カトゥスコンダ (2388mm) という山を登りました。今回はガイドツアーに参加。

登山口まではみんなでトラック(スリランカではイギリス英語でLorryローリーと呼ぶ)で。

小雨が降ったり止んだり、滑りやすい状況でなかなかスリリングでしたが楽しかった!


絶壁に沿うタイトな稜線の先のピークに着くと一面の霧。

何も見えませんでしたw
本当はなかなかの絶景のはず。良ければ「Katusu Konda」で画像検索してみて下さい。


そしてみんなでお弁当、

美味しかった!

2004年に初めてスリランカを訪問してから、登山をするのは初めてでした。(スリーパーダは参拝の意味が強いので除く)

スリランカ大自然を実感できる良い機会でした。
しかしながら気温の高いこの国での登山では水分管理、ヒルや虫への対策は必須。
また自分が海外にいるという意識のもと危機管理を丁寧にしていくことが大切だと思います。
また他の山も登ってみたい!!!

ポクヌウィタへ。2025.

2024-25 スリランカの旅。
ホラナの隣、ポクヌウィタという街に行ってきました。

東京にいるスリランカ人の友人ウダリの実家で2023年にも訪問しています。
その時の様子はこちら↓↓↓
ポクヌウィタ。インド料理やゴラカや。2023. https://karapincha.jp/blog/?p=9036

ウダリのお母さんとそのお姉さん、義兄のお母さん、そして弟とその友達、みんなが得意な料理を作ってくれて感激です。

この家はフレッシュミルクやチーズやヨーグルトと言った乳製品を使ったり、他にも一般的なスリランカ料理ではなかなか見ないアレンジの効いた技法を使うことが多くとても興味深い料理が楽しめます。

どの料理も丁寧に仕上げられており大満足!

チャイニーズスタイルと称するチキンカレー。面白い作り方でした。

コス(ジャックフルーツ)を使ったコットゥ。

やや汁気のあるマレーアッチャール。

පොරි/ポリ(ポップコーン)を使ったお菓子

කෝපි/コーピ(コーヒー)

アムトゥナパハとニンニクとお米を焙煎

ヨーグルト入りのゴーワ(キャベツ)とルーヌ(玉ねぎ)の和物なんかもあり。

フルーツサラダ
とスリランカでは呼ばれる料理

最近流行りのドーナツなっかも。

また
みんなで行ったPahiyangalaというところの絶壁の岩が聳えるお寺に行ってきました。
ここは古い洞窟があり、原始人の骨が発掘された場所でも。


立派な金色の涅槃像が巨大な岩壁と合わせて壮観です。

この日は、出発から寄り道まで時間が押して押して持ってきたお弁当のランチタイムは18:00!時間を気にせず楽しむのがスリランカ式w

お弁当めっちゃ美味しかった!

そして、2023年にもお邪魔していますが、
滞在先の家、一階はウダリの義兄が経営するタミル料理の食堂
Sri Chaathuriya Bhavan」。
閉廷後のお店でトーセ、ワデー、サンバールなどを教わりました。社長自らトーセを。料理人は皆、タミル人の面々。

ලූනු තෝසේ/ルーヌトーセ(オニオンドーサ)

උඳු වඩේ/ウンドゥワデー(ウラド豆ベースのワデー)

サンバール

ココナッツチャトニ

これらのタミル料理は民族問わずスリランカ中で愛されており、シンハラ人の家庭で調理されることも珍しくありません。

レクチャーの後は家族みんなで食べる!

幸せです!

そして、23時から始まる

爆音家カラオケ

元気すぎですw
最高!!!

GalleでLamprais(ランプライス)。2025.


Galle Fort HotelのレストランRope Walkにてランプライスを。

ダッチバーガー(オランダ植民地時代のオランダ人との混血、そこにルーツを持つ民族)の料理として今では広くスリランカで愛されています。ランプライスの形式が多様化する中、オリジナルに近いスタイルでいただける数少ない店のひとつ。

見た目は茶色く写真映えしませんが、しっかり蒸された良い香りと複雑な味わいで美味しい。一見、シンハラ料理と大差ないように思えますが、食べると全く別の料理だと感じるはず。

店内には
オランダ東インド会社/日本語
Dutch East India Company/英語
Vereenigde Oost-Indische Compagnie/オランダ語
を表す
VOCの3文字が交差する紋章も掲げられている本元のランプライス。
コロンボにあるDutch Burgher Union内にあるVOC Cafeのものとも当然近しい味わい。

今では日本国内も含めて、様々なスタイルのランプライスが存在しますが、オリジナルをしっかり体験した上でバリエーションをいただくとより楽しめると思います!
ただしここはちょっと高価(5100LKR)。DBU VOC Cafeの方がお手頃です。


またコロンボのペターのエリアには、
Dutch Museum があります。


オランダ植民地時代の歴史背景やその頃の家具や調理器具などが展示。

コキスアッチュワ(コキスを作るための型)発見!
koekjes というクッキーを意味するオランダ語がコキスの語源のようです。

広くスリランカ料理を理解しようとするなら、オランダの影響も知るとより面白くなると思います!