スリランカ産「クローブ」取扱開始。

スリランカ産のクローブの取扱を開始ます。
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数あるスパイスの中でも、力強く印象的な香りを発する「クローブ」。
 花のつぼみを乾燥させたもので、爽快さと渋みを持ち合わせ、苦味もあります。
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スリランカでは、カレーも含む煮込み料理に少量を加えるのが一般的な使い方です。
スリランカのカレーパウダー「トゥナパハ」の材料に使われることも多いです。
お菓子作りや防腐剤としても使われます。
シンハラ語では「カラーブ・ナティ/කරාබු නැටි」。
「カラーブ」はピアスや耳飾りも意味します。
 
現在、神戸のカラピンチャの店舗は9/7(金)まで休業中ですが、オンラインストア「スパイスカラピンチャ」は通常通り営業中です。
どうぞよろしくお願いします。

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水野仁輔さんとトークショー。阪急うめだ。

水野仁輔濱田祐介トークショー8/29-9/4 阪急うめだ本店
「カレーとカレーのためのうつわ展」にて、
AIR SPICE代表の水野仁輔さんと僕、濱田祐介がトークショーをさせていただくことになりました!(9/1土の14:00から)
それに先立ち、阪急百貨店のウェブサイトでは水野さんとのプレ対談の様子が公開。
水野仁輔濱田祐介スパイス談義ノーアイデアで臨んだ対談でしたが、仁輔兄さんとの話はいつも面白い!!
お時間ある時に、是非ご覧ください。
よろしくお願いします。
↓↓↓
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/curry2018/talk.html

カレーとカレーのためのうつわ展2018。阪急うめだ本店。

カレーとカレーのためのうつわ展2018昨年に引き続き、阪急うめだ本店にて「カレーとカレーのためのうつわ展」が今年(2018)も開催されます!
阪急うめだ本店のウェブサイトでも少しだけ情報が公開されています。是非ご覧ください↓↓↓
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/curry2018/index.html
北海道の奥芝商店さん、大阪・福島の般°若(パンニャ)さんとともにカラピンチャ。3店舗が紹介されいています。
俵万智さんが選者を務める「カレーの短歌」(〆切7/31)の企画も面白そうですね。
また、今後、他の出展者様や展内イベント等の情報も随時公開されていくようです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、
岡山のアートスペース油亀さんが2011年から続けてこられた「カレーのためのうつわ展」

それが昨年、大阪の阪急うめだ本店で「カレーとカレーのためのうつわ展」として開催。僕達カラピンチャも「スパイス販売」という形で出展させていただきました。
スリランカのスパイスをたくさんの方々に知っていただき、ご購入いただき、使用していただけた本当に良い機会となりました。

そして、今年も開催されるこのイベントに、
今度は「ライス&カリーの提供」「スリランカ産スパイスの販売」という二本柱で出展させていただくことになりました。
しかも、「ライス&カリーの提供」は、このイベントの目玉でもある作家さん達の器に盛り付けての提供です。感激です!

何はともあれ、
カラピンチャにまで、わざわざ足を運んで「ライス&カリー」を食べていただいたアートスペース油亀の皆様。そして、なんと(!)学生時代にスリランカに一年留学されていたという阪急百貨店の担当のTさん。大感謝です。
それから、昨年カレーの提供で出店された大阪・寺田町のカレーちゃん家さんにも、経験を踏まえたアドバイスをたくさんいただきました。ありがとうございます。

驚くような数の人が訪れるビッグイベントで不安もありますが、丁寧な料理と確かなスパイスを提供したいと思っています。

コンセプトというか、心構えは、「いつものカラピンチャ」です。
「ライス&カリー」オンリーとなってしまいますが、そこで特別なことをするのではなく、王子公園で営業している「いつものカラピンチャ」をそのまま持ち込めればいいなと考えています。
それを阪急百貨店で作家さん達の素敵なうつわで提供する。結果的にこのイベントだからこそのユニークな体験につながると信じています。

スパイス販売に関しても、
昨年は想定を上回る売れ行きで、イベント会期後半はカレーパウダー2種スリランカスパイスセットなどの人気商品が品切れしてしまい、ご迷惑をおかけしました。
今年は、すでに先日スリランカからの大量のスパイスが届き、万全の体制です!
今年から販売用として製造を始めた自家製カレーパウダー『Kalu.(カルゥ)』『Amu.(アム)』も絶賛量産中です。

 

「カレーとカレーのためのうつわ展」8/29 – 9/4 阪急うめだ本店 9階
教えていただいた限りでも、素晴らしい出展者やゲストが参加されます。
カレー、うつわ、スパイスに関心がある方はもちろん、多くの方にとって面白いイベントになると思います。
是非、ご来場ください!!

またイベントが近くなるタイミングで、追加情報などもお知らせできればと思います。
どうぞ、よろしくお願いします★

カレーパウダー『Amu.(アム)』(Basic / Unroasted)。発売。

とてもシンプルな。

カレーパウダー『Amu.(アム)』 (Basic / Unroasted)
.
発売します!

今年(2018)の4月に発売したダークローストカレーパウダー『Kalu.(カルゥ)』に引き続き、当店で製造するカレーパウダーです。

トゥナパハ

スリランカの混合スパイス「トゥナパハ」。正式には「トゥナパハ・クドゥ」(「クドゥ」は「粉」を意味。)
中でも未焙煎仕様のものは「アム・トゥナパハ」と言い、主に野菜のカレーにココナッツミルクと合わせて使われることが一般的です。

スリランカにおける「アム・トゥナパハ」のレシピは様々です。
元来、「トゥナ」=「3」、「パハ」=「5」と言う名前が示すように、「アム・トゥナパハ」に使われるスパイスの種類は限定的でした。

しかし近年では、より簡単で便利に使えるように、様々な材料が入った市販の「トゥナパハ」が増えました。
当店が輸入販売しているRUHUNU FOODSの「カレーパウダー」にも12種類の材料が使われています。
おかげで、芳醇でしっかりした香りと味わいを料理に与えることができます。
しかしながら、その分、料理全体がその風味に強く引っ張られる傾向があります。

その流れに反して、
当商品「カレーパウダー『Amu.(アム)』は、昔ながらのスタイルで、最小限のスパイス数で仕上げています。

トゥナパハ材料コリアンダー(コッタマッリ)
クミン(スードゥル)
フェンネル(マードゥル)
セイロンシナモン(クルンドゥ)
以上、4種のみです。
当店のオンラインストアでも取り扱っています。

料理の基礎に欲しい香りを、くっきりと持っています。
(一般的に「カレー粉」で連想されるものとは異なる香りだと思います。)

ベーシックに留めることで、素材の持つ味わいや香りを邪魔せず引き立てます。

さらに、
他のスパイスと組み合わせることで、調理する自由度も高まります。
例えば、
フェヌグリーク(ウルハール)マスタード(アバ)クローブ(カラーブ・ナティ)カルダモン(エナサール)といったホールスパイスを、はっきりと使い分けることで、各料理の風味の方向性に大きな変化をつけることが出来ます!
もちろん、
ホールスパイスも一切使わず、少量のターメリックパウダー(カハクドゥ)チリパウダー(ミリスクドゥ)、そしてココナッツミルクを合わせて、シンプルに仕上げるカレーも美味しいです。

野菜や豆を素材とするカレーや料理がお勧めです。

Amu004比較写真『Amu.(アム)』RUHUNU FOODSのカレーパウダーの見た目の比較。

 

(以下の記述は、前回の『Kalu.(カルゥ)』の記事と重複する内容が多いです。)

 

原料となるスパイスはスリランカ産です。
特にコリアンダーとセイロンシナモンは譲れません。

まずはコリアンダー(コッタマッリ)
コリアンダー写真中心より左側のものがスリランカ産のもの。モロッカン種というそうで、世界的にはこちらの方がポピュラーだそう。
右側がインド産のもの。インディアン種。
よく見ると、
モロッカン種(左)がまんまるの球状なのに対して、インディアン種(右)のものがややフットボール形状をしています。
どちらも、コリアンダーらしい柑橘類っぽい甘酸っぱい良い香りがするのですが、その香りが違う!
なんとも表現が難しく、オレンジとゆずの違いみたいな。余計分かりにくい。
インディアン種のコリアンダーでは、どうしてもスリランカの「トゥナパハ」の香りになってくれません。
『Amu.(アム)』は、もちろんRUHUNU FOODSから輸入したスリランカ産モロッカン種のコリアンダーを使用しています。

そして
セイロンシナモン(クルンドゥ)
セイロンシナモン

こちらも、
日本でカレーに使われるスパイスとしてのシナモンは「カシア」の方がポピュラーです。(分類上はシナモンではないそうです。)
セイロンシナモンの特徴は、心地良い甘い香りと味わい。刺激はカシアに比べて弱く、良く言えば上品な感じ。僕の大好きなスパイスのひとつです。

今年(2018年)もスリランカでセイロンシナモンを探求。その様子は以下リンクのブログ記事から。
◎クルンドゥ探求その1。シナモン研修所。https://karapincha.jp/blog/?p=5424
◎クルンドゥ探求その2。職人技&大手メーカー。https://karapincha.jp/blog/?p=5455
もちろん、「トゥナパハ」には、この「セイロンシナモン」!

 

この4種のスパイスを僕たちが考える黄金比で調合し、導入した粉砕機で綺麗なパウダー状に仕上げています。

カレーパウダー

商品パッケージ全面には、「製造日」を「Mfg. Date」として記しています。
基本的に粉砕した日に袋詰めまでを完了するので、「製造日」=「粉砕日」ということです。

輸入されるトゥナパハは、日本に来るのにどうしても月日が流れてしまいます。
当店で製造する『Amu.(アム)』は、なるべく量を分けて頻度を上げて、製造することで、より新鮮なものをお届けしたいと思っています。

ただ、僕個人の意見ですが、少し月日が経ったものも、それはそれで悪くないです。
新鮮なトゥナパハは、個々のスパイスの主張が素晴らしい。
月日が経ったトゥナパハは、仕上がるカレーの香りと味わいに一定のまとまり、落ち着きが生まれる。
みたいな印象です。
カラピンチャのレストランでは、製造後、最低2週間置いた『Amu.(アム)』を使用して調理しています。

賞味期限は、あえて1年間に。(RUHUNU FOODSのものは2年間)
もちろん品質管理は徹底していますが、
なるべく新鮮な香りを楽しんでもらいたいということ。
カラピンチャのレストランで、1年以上たった自作のトゥナパハを使ったことがないということ。
100gでの少量での販売。それをなるべく頻繁に製造していく予定ということ。
などが理由です。

食品製造業届書03

(当店では飲食業の営業許可とは別に、スパイスの加工、小分け、袋詰め等の作業にあたり、神戸市保健所に届けを出し、検査を受けた施設と設備で、製造を行っています。)

 

カレーを作る上での注意:
この『Amu.(アム)』も含めて、スリランカのトゥナパハ(カレーパウダー)は、日本国内で広く流通する一般的な「カレー粉」とは異なります。
スパイスはこれだけで、カレーが仕上がるというものではありません。
主に色味に作用するターメリックパウダー(粉末ウコン)や、主に辛みに作用するチリパウダー(粉末赤唐辛子)またはペッパーパウダー(粉末黒胡椒)が最低でも必要です。(量はお好みで。)
各種ホールスパイスも香りに奥行きを付けるために有効です。

 

是非、カレーパウダー『Amu.(アム)』を活用して、ベーシックなカレー、もしくは個性を発揮したカレー作りに挑戦してみてください!
一見、上級者向けのようなトゥナパハですが、使い出すと、どんどん楽しくなります★

カラピンチャ店舗とオンラインストア「スパイスカラピンチャ」で販売スタート。

スパイスカラピンチャどうぞ宜しくお願いします。

<追記>
当店が製造販売する焙煎仕様の「ダークローストカレーパウダーKalu.『カルゥ』」については、以下リンクの記事から。
◎ダークローストカレーパウダー『Kalu.(カルゥ)』発売。

 

ルヌデヒ

ルヌデヒ

ルヌデヒ

ルヌ / ලුණු = 塩

デヒ / දෙහි = スリランカのライム

酢橘で作りました。

カットして、塩をしっかり練りこんで、天日干し、陰干し、そして酢橘の果汁、ココナッツビネガーとチリピースで漬け込んだスリランカの伝統的な漬物です。

ルヌデヒ

ルヌデヒ

ルヌデヒ

7/26(木)より、カラピンチャにて限定数量で提供します。(なくなり次第終了)

酸っぱくて、塩っぱくて、ほろ苦くて。

暑い時に美味しいです。

皮ごとどうぞ!

よろしくお願いします★