コリアンダーシード(スリランカ産)販売開始。


スリランカ産の「コリアンダーシード」の販売を開始します。
コリアンダーシード「コリアンダー」は、セリ科の一年草。
シンハラ語では「コッタマッリ」。
ちなみに、タイ語では「パクチー」、その葉の部分も各国料理で活躍しています。

種の部分を乾燥させたこのコリアンダーシード。
スリランカ産コリアンダー
すっきり爽やかな香りを持つカレーに欠かせないスパイスのひとつです。
カレーを作るときにはパウダー状にするのが一般的。
ミルなどを使用することで粉末にすることができます。
挽きたての爽やかな香りはとても良いです。

またスリランカのカレーパウダー「トゥナパハ」の主成分でもあります。
焙煎したトゥナパハ「ローストカレーパウダー(バダプ・トゥナパハ)」を作る時は、材料となる各スパイスをホール状のままそれぞれを乾煎りし、それらを合わせて粉砕します。

<コリアンダーシードの種類>
日本国内で流通しているコリアンダーはインド産のインディアン種のものが多く、形はやや楕円形をしています。スリランカのものはモロッカン種で球状です。
コリアンダー比較いずれも柑橘系の爽やかな香りを持ちますが、優劣ではなくその香りが少し異なります。
スリランカのカレーパウダー「トゥナパハ」作りには、このモロッカン種のスリランカ産コリアンダーをお勧めします。

<参考>
ローストカレーパウダー作りに関しては、当店が製造するダークローストカレーパウダー「Kalu.(カルゥ)」に関する記事が参考になると思います。以下アドレスにリンク。
https://karapincha.jp/blog/?p=5608

是非、カレー作りに、またトゥナパハ作りにご活用ください!

カラピンチャ店舗及び、通販サイト「スパイスカラピンチャ」にて販売スタートします

スパイスカラピンチャバナー

宜しくお願いします。

スパイス紹介:フェヌグリーク(ウルハール)

【スパイス紹介】

フェヌグリーク シード

フェヌグリーク

英記:Fenugreek Seeds
シンハラ語:උළු හාල් ウルハール
和名:葫蘆巴(ころは)

加熱されることで、メイプルシロップのような甘い香りを放ちます。
カレーを作るときには、ホール状のままスターターとして良く用いられます。
当店でもカレー作りの一番はじめに、油でフェヌグリークシードマスタードシード(アバ)を一緒に油で炒めて、香りを放ち出したタイミングで、タマネギやニンニクなどを加えていきます。
ただフェヌグリークシードマスタードシードでは、香り放つ温度に差があるので、事前にフェヌグリークシードを乾煎りして保存しています。
またこうすることで、フェヌグリークが持つ強い苦味もやや抑えることができます。
スリランカで学んだ良くある手法で、カレーリーフ(カラピンチャ)と一緒にローストすることで、かすかな爽やかさもプラス。
必須な手法ではありません。あくまでひとつのテクニックです。
もちろんカレーリーフがなくても大丈夫。

その乾煎りのシーンを撮影してみました。(一部)

店舗用で量が多くてすいません。中火くらいで焦がさないようにパンを振りながら焙煎。

焙煎したフェヌグリーク
乾煎り後は、熱を十分に冷まして密閉性の高い容器で保存して、都度必要量を使用します。

焙煎したフェヌグリーク容器保存

(容器は、お気に入りの「チャーミークリアー」。)

カレー作り、スリランカ料理に関心がある皆様の参考になれば幸いです。

スリランカ産のフェヌグリークは、カラピンチャ店舗やオンラインストアでも購入可能。

【製品ページ】
https://spice-karapincha.jp/?pid=101424613

【スパイスカラピンチャトップページ】
https://spice-karapincha.jp

よろしくお願いします★

カレーのためのうつわ展/2018/アートスペース油亀/岡山

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カレーのためのうつわ展
岡山の「アートスペース油亀」さんで今年も開催されます!
10月6日(土)から11月4日(日)

ご存知の方も多いと思いますが、
2011年から続くこのイベント。全国の作家さん達が作った、カレーのための器がずらりと揃うイベントです。
昨年(2017)と今年(2018)の夏には、阪急うめだ本店でも、「カレーとカレーのためのうつわ展」としても開催され、カラピンチャも、スパイス販売やライス&カリーの提供という形で、出店させていただきました。

今秋の「カレーのためのうつわ展」
もちろん主役は間違いなく、素晴らしい器の数々ですが、付随したイベントもとても魅力的!

カレーのための素材市「カレーマルシェ」は、毎日開催。こちらでは、昨年に引き続き、当店のスリランカ産スパイスも販売していただきます!
ご好評いただいている「スリランカ・スパイスセット(レシピ付き)」4種も。
スパイスセットチキン写真:スリランカスパイスセット(チキンカレー用)

また、僕達が製造するトゥナパハ(カレーパウダー)、「Kalu.(カルゥ)」と「Amu.(アム)」も。
Kalu写真:ダークローストカレーパウダー「Kalu.(カルゥ)」。

他にも、「ゴラカ」、「モルディブフィッシュ」、「セイロンシナモン」など、スリランカならではのスパイスを並べていただく予定です。
ありがとうございます。
他にも、様々なお店の商品が並ぶ予定です。
ご来場の際には、是非、「カレーマルシェ」もチェックしてください!

他にも週末を中心にイベント盛りだくさん。
curryevents_aburakames出張カレー店、講座、ワークショップなどなど。
いずれも魅力的です。

そして、光栄なことに、
イベント最終日11月4日(日)には、僕達がライス&カリーを提供させていただきます!
締めくくりの大切な一日に恥じない、丁寧な料理を心がけます。

10/6(土)から11/4(日)とロングランなイベント。
関西からも車、電車ともにアクセスは簡単、実際に関西からのお客さんもとても多いらしいです。
築140年の油亀さんの建物も素敵!
是非、足を運んでみてください。

どうぞ宜しくお願いします★

 

以下、アートスペース油亀さんのwebサイトから引用。

「カレーのためのうつわ展」(2018)
2018年10月6日(土)→11月4日(日)
open11:00 close19:00
入場無料 火曜日はイベントおよび展示替えのため休廊
会場:アートスペース油亀
〒700-0812
岡山県岡山市北区出石町2丁目3-1
お問い合わせ:086-201-8884

9/8営業再開。EGB/ジンジャービア。提供スタート。

ながらくの休業でご迷惑をおかけしております。
カラピンチャ店舗は9月8日(土)より、営業を再会します!

提供するドリンクに新たなアイテムが増えます。
EGBEGB
ジンジャービアです!
スリランカの代表的なショウガの炭酸飲料。
ビアと言ってもアルコールは入っていません。いわゆるジンジャーエールです。

飲料メーカー「Elephant House」の、Ginger Beer。頭文字で「EGB」。
1896年に誕生以来、スリランカでもっとも愛されているジンジャービアです。
強いショウガ!!そしてしっかり甘い!!
スリランカ料理との相性も抜群です。

今や国際的なメーカーとなった「Elephant House」(Ceylon Cold Stores社)。
原料となるショウガパルプはスリランカで製造、炭酸水との混合や充填作業はマレーシアで行われています。(スリランカで販売されているカンのEGBも。)

ご希望の方には、店舗にて未開封のものも販売させていただきます。

9月8日(土)の営業再開時に、提供をスタートします。
是非、EGBをご堪能下さい!

9/4最終日。カレーとカレーのためのうつわ展。中止。

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台風接近につきまして、
「カレーとカレーのためのうつわ展」
最終日9/4(火)は中止となりました。

 

阪急うめだ本店そのものが休業となります。ご来場予定だった皆様、申し訳ございません。

僕達カラピンチャは搬出を終え王子公園に帰ってきました。
最終日の営業ができないのは残念ですが、とても意義ある一週間で楽しかったです。
ご来場、また応援いただいた皆様、本当にありがとうございました!!!

今回はスリランカのスタイルを貫くために、阪急さんに立派な厨房を用意してもらい、調理は全て当日、現場で行いました。

またアートスペース油亀さんの協力で作家さん達の素敵な器でライス&カリーを提供させていただきました。楽しんでいただけたのではないでしょうか。
盛り付けを担当したスタッフ達も楽しそうでした!

スリランカ産スパイスもたくさんの方にご購入いただきました。感謝!

そして、
10/6-11/4の岡山、アートスペース油亀さんで行われる本家の「カレーのためのうつわ展」でスパイス製品の販売、最終日にはライス&カリーを提供させていただくことに!詳細は改めて報告させていただきます。

また、
水野仁輔さんとのひたすらシナモンについて語り合うトークショーもめっちゃ楽しかったです。

そして、
ながらくお休みをいただいたカラピンチャ店舗は9/8(土)から再開します!

どうぞこれからもカラピンチャをよろしくお願いします★