Ruhunu Foods とミーティング。2025.

2024-25スリランカの旅。
毎年の重要な仕事。スパイスや食材の輸入元Ruhunu Foodsとのミーティングです。

General Managerに出世したタクシラさん&奥さん、それから新たなExport Managerのニランタさんと。
今回はキャンディーのヘッドオフィス&メインファクトリーではなく、コルピティヤのレストランIndian Summerにてランチミーティング。


なかなか高価なインド料理でバッチリ接待してもらいましたw
美味しくいただきました。頑張って日本のマーケットを開拓します!

現在スリランカではすごい勢いでインフレが進んでおり、さらにお米、ココナッツ他食材不足も深刻な問題に。
加えて昨今の円安で、僕達のような輸入販売のビジネスもなかなか厳しい環境下にあります。
それでも目指すスリランカの味を再現するには、スリランカのスパイス&食材は欠かせません。

たくさんの人とスリランカ料理の魅力を共有できるよう努めます。
どうぞ宜しくお願いします!

<おまけ>
ミーティング後は、ニランタさんにボラレスガムワの友人宅まで送ってもらいました。途中、UMANDAWA GREEN HITでユニーク食品などの視察&買い物

スリランカの結婚式。2025.

2024-25スリランカの旅。
この年越しを挟んでのタイミングでスリランカ行きを決めた理由は、友人の結婚式に参列するためです。

学生時代にカラピンチャでアルバイトをしていたスリランカ人ジャナニと日本人のノリユキさんとの結婚を祝うためにディウラピティヤへ。

ディウラピティヤのジャナニの実家には過去に2度お邪魔したことがあり、親戚のような付き合いをさせてもらっています。
仏師であった今は亡きお父さんが作ってくれたブドゥピリミ(仏像)は、カラピンチャの店にも祭っています。

結婚式の様子の写真です↓↓↓

家を出る花嫁(ジャナニ)

キャンディアンダンス

ティータイム

伝統的なお菓子が並びます。
◎キリバッ
◎コンダキャウン
◎アティラサ
◎ムンキャウン
◎ムングリ
◎コキス
◎アースミー
◎ケセル

伝統儀式

そして豪華なお食事!
まずはスリランカ料理を紹介

◎ククルマスウェンジャナヤ(チキン)

◎ケラワッラ マール アンブルティヤル(マグロ)

◎パリップテルダーラ(レンズ豆)

◎アラバドゥマ(ジャガイモ)

◎ワンバトゥモージュ(ナス)

◎カジュマールワ(カシューナッツ)

◎エラワルバッ/野菜入りイエローライス

◎白米(キーリサンバ)

◎ヌードルス

◎ルヌデヒ/ライムの塩漬け

◎マレーアッチャール/マレー式漬物

◎ウンバラカダサンボーラ/乾燥モルディブフィッシュの和物
などなど

結婚式定番のラインナップだが、それぞれにアップデートされた技術が散りばめられており面白い!しっかり強い味付けだが、賑やかで注意が散る環境化で食べるならこのぐらいパワフルでないと。

創作料理やスイーツも盛りだくさん
寿司も!?

そしてご飯を食べながら余興が続々

この方、スリランカでも有名な歌手だそう。
遠い親戚ということで今回、歌を披露してくれました。かっこいい!

そして、
みんなお待ちかねのダンスタイム
動画でどうぞ。

めちゃめちゃ楽しく、けっこう激しいこのダンスタイムがずーっと続きますw
スリランカピーポー踊る踊る踊る

いよいよ式典も佳境へ

二人はハネムーンへと旅立って行きました。
めでたしめでたし。

感無量です。
ノリユキさん、ジャナニさん、お幸せに!また日本で!

<おまけ>
翌日、ジャナニの実家でいただいたエビがめっちゃGoodでした。

アヌラーダプラ・マハウィラッチヤへ

2024-25スリランカの旅

スリランカ北部アヌラーダプラから西へ少し、湖がある街マハウィラッチヤにやって来ました。
こちらは、カラピンチャの留学生スタッフのダスンの実家があります。
ダスンは、今も日本で頑張っていますが、僕達だけでお邪魔しました。

アヌラーダプラのバススタンドまで迎えに来てくれたダスンのお父さん↓

バダイリング(とうもろこし)

最近は品種改良が進んだのか、大きくて美味しい!

そして、マハウィラッチヤ湖へ。

でかい!

湖での都網漁の様子

オルワ

タウンではここで穫れたワウマール/වැව් මාළු(湖の魚)が売られています。

この魚、
テッピリ/තෙප්පිලි をゲット。

ダスンの実家で、お母さんとそのお姉さんによる調理がスタート

出来た!

他にも色々

カトゥルムルンガの葉はマッルンに↓↓↓

ボーンチ(三度豆)

バンダッカー(オクラ)
大きい!トマトと一緒にキリホディも(汁気のあるココナッツミルクカレー)

素敵なディナーが出揃いました↓↓↓

このワウマール(湖の魚)のカレーを食べたくてここまで来たと言う気持ちもあります。

ダスンおすすめの食べ方は、クラッカンロティ(シコクビエ粉と削ったココナッツのロティ)とワウマール(湖の魚)のカレーを合わせて食べること。

うん!めっちゃいい!
新鮮からなのか臭みはなく、品のある白身魚的な味わい。肉厚で柔らかい。
骨が多いので手食推奨。
スリランカでは海はもちろん、川や湖の淡水魚も地域によってたくさん消費されています。
またそれぞれにカラワラ(කරවල)と呼ばれる干し魚もあり、これまた多種多様で美味しいです。
魚料理の世界は奥が深い。

他にも3日間の滞在中、色んな料理をご馳走になりました。

猪肉

タラナバトゥ තලන බටු (タイナス)はこんな感じに↓↓↓

めっちゃ美味しかった!

この
කෝවක්කා コーワッカー(ヤサイカラスウリ/ivy gourd )の葉は

マッルンに。

ポロス(若いジャックフルーツ)

大好き!

この時の盛り付け↓↓↓

写真見るとまた食べたい!

別の日

ワウマール(湖の魚)の干し魚版。

サッと揚げると絶品。

これはテッピリではなく、レーッル(湖の魚)
これのフライがこんな感じ↓↓↓

これまた絶品!

他にも

スプ!

ピットゥ↓↓↓

米粉と削ったココナッツを筒状に蒸し固めた料理

ウェルカムのお菓子たち。
コキス、ウェリタラパ、ハンディキャウン

面白いのがこれ。
米粉生地の白いパーンケーク
パーンケーク
පෑන් කේක්
と言えばターメリックが入った小麦粉のゆるい生地を薄焼きにしたものでパニポル(පැණි පොල්)という削ったココナッツの実を甘く煮詰めた具材を筒状に包んだスタイルが一般的。
こちらでいただいたのは、米粉を使いターメリック不使用の白いパーンケーク。
むしろラワリヤ(ලැවරියා)に近い味わい。
ラワリアとはインディアーッパ式の麺の生地でパニポルを包んで蒸したお菓子。スイーツにも色んなスタイルがあって面白い!

他にもたくさんいただきました。

みんなでミヒンタレーに遊びに行ったのも楽しかったな

<おまけ写真>

ベリマル

古いポスト

ココナッツ。採って、剥いて。
鳴く孔雀

ダスンお父さんのカボチャ畑

本当に楽しかった、そして美味しかった。
みなさまありがとうございます!また来ます!

日本語学校の卒業式

2024-25スリランカの旅
続いて訪れたのは、ポルガハウェラのKIBOU INTERNATIONAL COLLEGEという学校です。


まだ設立4年の新しい私立の学校で、日本で言う小学1年から4年生までが学んでいます。今後、今の4年生の成長に合わせて高校相当までクラスが拡大される予定とのこと。

ここの設立者であり理事長がディリープ・チャンドラール先生


先生は、沖縄大学の名誉教授も務めておられて、日本とスリランカを行き来されています。
過去には神戸大学でも講師をされていたこともあって、昔から仲良くさせてもらっていました。
ディリープ先生から、ご招待をいただいたのがKIBOU INTERNATIONAL COLLEGEの姉妹校である日本語学校の卒業式です。
僕達は何も学校の運営等をサポートしたりしている訳ではないのですが、ちょうど同じタイミングでスリランカにいると言うことで、この卒業式に参加させていただくことに。

卒業証書授与w

スピーチする人w(日本語&つたないシンハラ語)

生徒による日本語のスピーチや歌の披露などもあって、希望に溢れる良い式典でした。

式典後のティータイムでは

大好きなロールスをペロリ。

今回の式典への参加、
若干の場違い感は拭いませんが、夢を抱く若い学生達の姿に僕達もパワーをもらいました。

ありがとうございます!

ポルガハウェラ滞在中、先生の親戚の家庭でご馳走になった昼食↓↓↓

කැකිරි/キャキリ/マクワウリ
දඹල/ダンバラ/四角豆
それから
රාජ අල/ラージャアラ/ヤムイモの一種
など
南国野菜がそれぞれいい仕事してくれてご飯が進む。お米は粒が大きいスドゥナードゥ。


先生が経営するホテル&レストラン「Gaja Madara Walawwa/ガジャ マダラ ワラウワ」でいただいたのは↓↓↓

フライドヌードルス

こちらは、チリペーストやチキンカレーのホディ(汁)と合わせていただきました。
結構なボリュームでしたが、塩や油の加減がバッチリでグングン食べてしまいました。
美味しかった!
建物の外観はこんな感じ↓↓↓

約140年の歴史を持つそうです。

翌朝、また別の親戚の家でいただいた朝ご飯↓↓↓

ポルロティ
ピットゥ(クラッカン入り)
ミリスマール(カツオ)

このバラヤ(カツオ)がめっちゃストライク。感謝です。

ディリープ先生は沖縄大学での教授の仕事をひと段落して、もうゆっくり過ごす年齢なのですが、そこから学校を立ち上げて、スリランカの教育環境の改善に勤められている姿は圧巻です。本当に素晴らしいと思います。
最近、小さい文字が全然見えなくなって老化を感じている僕ですがw、少しでも見習って活動していこうと思いましts。

いつもありがとうございます!

マティクンブラという田舎の村へ

2024-25スリランカの旅。
続いて訪れたのは、クルネーガラから奥に進んでいく小さな村、マティクンブラ。

こちらには、昔からカラピンチャに良くきてくれる神戸在住スリランカ人のディネーシュさんと奥さんのアキさんがちょうど帰省中ということでお邪魔してきました。

とっても田舎ということは聞いていましたが期待通りしっかり田舎でしたw

でも田舎の暮らしや食事には、古き良きスリランカがしっかりと残っており学ぶことがとても多く僕達にとってとても魅力的な経験となりました。

まずそこまでの道中から。
ディネーシュ達と合流してヒリピティヤの街にいる友人ジーワンタさんの家を訪問。お昼ご飯をご馳走に。ありがとうございます。


カハバト(具入りイエローライス)
チキンカレー
パリップ(レンズ豆)
カトゥレット(コロッケ)
ワンバトゥモージュ(ナス)
アラテルダーラ(じゃがいも)
ゴトゥコラ(ツボクサ)
パパダン

ゲスト仕様のご馳走ですが、手間暇かけた家庭料理のおいしさに感動です。

そして、目指すは川。
彼のさらに友人も増えてみんなで川遊び。
路面が悪く狭い土道をグラングラン揺れながら進み。
途中の「なんでこんなところに食堂が!?」というところでストップ。

AJITH FOOD & RESTAURANT

こちらで猪肉入りのチョップシー(スリランカ式八宝菜)をテイクアウェイ。シェフのアジットさんが手際良く仕上げてくれました。


そして川へ!

වල් ඌරු මස්/ワルウールマス/猪肉
入りチョップシーめっちゃ美味しい!

しっかり遊んで日の暮れる前にジーワンタさんのお家に戻ってで晩ご飯。

インディアーッパ、トーセ、ロースパーン、ワデー、チキン、ポルサンボーラ、ココナッツチャトニ、パリップなどのご馳走。

トーセやワデーはすぐ隣のこのお母さんが作ってくれるお店のもの。

そこからいよいよ。
真っ暗な田舎道をマティクンブラの進んでディネーシュの実家へ。
到着した日は夜も遅くシャワーを浴びて紅茶とウェリタラパをいただいておやすみなさい。

ウェリタラパ
ピットゥを作ってほぐして甘く固めたお菓子


翌朝。
ディネーシュのお母さん。めちゃめちゃパワフルで料理上手。

滞在中、ものすごいバリエーションの料理で僕達を楽しませてくれました。
まず最初の朝ご飯↓↓↓

朝ご飯とは!?
このデラックス感。

コス(ジャックフルーツ)のヌードルス
バナナのカレー
ラブコラ(瓢箪の葉)の炒め物
ポロス(若いジャックフルーツ)のカレー
チキンカレー
3つの葉っぱのサンボーラ(テブコラ、コーッパコラ、マンニョッカーコラ)
アラホディ(ジャガイモ入りのココナッツミルクカレー)
コヒラの煮込み
カトゥレット
トーセ(ニンジン入り)
インディアーッパ
クラッカンピットゥ(シコクビエのピットゥ)
お米ははナードゥ

朝からスーパーハッピーです。

ラブコラ/ලබු කොළ(瓢箪の葉)というのはこんなの↓↓↓

調理方法は様々ですがこちらは、
米粉メインの生地をこのラブコラで巻き込むように包んで蒸します。

蒸し固まったものをカットして、にんにく、玉ねぎ、青唐辛子、ランペ、カラピンチャなどと辛く炒めて出来上がり。

手間がかかりますが、めっちゃ美味しい!

コス/කොස්(ジャックフルーツ)のヌードルス、めっちゃユニーク。

テブコラという葉(コラは葉の意)

マンニョッカーコラ

コーッパコラ

この3種の葉を使ったコラサンボーラも絶品↓↓↓


別の日の昼食↓↓↓


◎ムッダラッパラン・キリバト(レーズン入りのキリバト)
◎ヌードルス
◎シーニサンボーラ
◎パリップホディ
◎チキン
◎アラテルダーラ
◎カトゥレット
など

なかなか珍しいレーズン(ムッダラッパラン)入りのキリバト

パーンケーク
小麦粉ベースの生地を薄焼きにして、パニポルと呼ばれる削ったココナッツを蜜で煮詰めた具を包んだお菓子。

などなど。
本当にバリエーション豊富な色んなものを食べさせてもらいました。

ディネーシュとアキさん、お父さん、お母さん、親戚の子供達と遊びに行ったのも楽しかったです。

ピンナワラで象見たり。

アイスタイム。

今まであえて見ようとまでならなかったキャンディアンダンスのショーが思いの外、素敵で感激。

帰りに寄った親戚の家でのご飯もNice↓↓↓

ヌードルス、チキン、バタラ(さつまいも)、キリホディ(ココナッツミルクカレー)など


<思い出集>
家の裏にはゴムの木がたくさん。

ちょうど仕上がってきたゴムのシートを干していました。

ウンバラカダ(乾燥モルディブフィッシュ)

乾燥中のコーヒー豆(スリランカではコーピと呼ばれる)

トーセを焼くのはお父さんの仕事

ご自慢のリパ

生まれてまもない子猫達。

他にも、色んな体験&食事をさせてもらいました。
みなさまありがとうございました!!!
胸もお腹もいっぱいです。