キャーガッラ。ヘーマさん家。

僕が働いていたティッサ食堂はキャーガッラという所にあります。
今回の旅では、同じキャーガッラにあるお家に3日間ステイさせてもらいました。

神戸、灘で仲良くさせてもらっているヘーマさんというスリランカ人女性の実家です。


ヘーマさんのお母さん。

妹さん。親戚の人達。

隣に住む義妹、甥っ子、姪っ子、猫。

ここは台所も調理法もクラシックで丁寧。

リパ(釜戸)

ミリスガラ(石臼)


上向き包丁、マンネに挑戦中。


クラシックな台所では、床での作業が多いので、この椅子が必要。バンクワ。

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おいしい料理をたくさんご馳走になりました!!

マンニョッカー(キャッサバ)、コス・マッルン(ジャックフーツのさっと炒め)、ポロス(若いジャックフルーツ)、ディーサアラ・キラタ(芋の一種)など。
盛りつけるとこんな感じ↓

 


ムンアタキリバット製作中。

ハラパ

ハラパ(ヘラパ)。
クッラカンと米粉を使ったお菓子。甘さ控えめ。


お菓子タイム!
ビスケット、トフィー、ワデー、アースミー、コキス、ムルックなど。


インディアーッパ。


パリップ、コヒラダル、ハールマッソー他。

ここの家では肉は食べません。だけに野菜の料理のバリエーションが多い!
※ウンバラカダ(鰹節)やハールマッソー(干し小魚)などは食べる。

たとえば、スリランカの代表的な料理「ポルサンボーラ」。

「ポル」=「ココナッツ」、「サンボーラ」=「和え物」
ミリスガラ(石臼)で丁寧に作られたポルサンボーラは、それだけご飯いっぱい食べられます。
赤唐辛子が作る奇麗なだいだい色!
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でもこちらは白い!

コッチポルサンボーラ。
乾燥させたラトゥミリス(赤唐辛子)を使わずに、フレッシュのコッチミリス(青唐辛子の一種)を使ったポルサンボーラ。
シャキッと辛いです!!

これがコッチミリス。
小さくて、沖縄の島唐辛子のよう。

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そして、これは。

コッタポルサンボーラ。
はじめて食べた。
ポルゲディヤ(ココナッツの実)。水分もなくなり乾燥した状態になるまで置いたものを使ったポルサンボーラ。火も使います。
しっかりした食感と香ばしさがとってもいいです!

ポルサンボーラも色々です。

他にも一手間かける調理法をいくつか教えて貰えました。
奥深い。

そして、色んなお土産、食材を頂きました。
面白いのがこれ!

スリランカの玄関や勝手口などにだいたいある足拭きマット。


こんなクラシックなミシンで作ってくれました。
皆さん。
ヘーマさん。
ありがとうございました!!


写真:名は「カルー」。日本語なら「クロ」。

KALUTARAでお手伝い

12月1日、2日、3日。
大阪の通称、「三堀」(土佐堀、江戸堀、京町堀)で開催されたグルメイベント「SANBORIあったかバルナイト」
先日、ブログで紹介した肥後橋のスリランカカレー店「KALUTARA」さんもイベントに参加。そこに、僕らカラピンチャも3日間、お手伝い&お勉強させていただきました。

イベント用の特別メニュー
「Ranjan SP」
エビのカレー、レンズ豆のカレー、デビルチキン、サラダ、そしてご飯の上にはポルサンボーラ(だいだい色のん)。


スリランカを凝縮したような旨辛ワンプレート!!
カレーやデビルはもちろんですが、カルータラの「ポルサンボーラ」、これまた絶品。
「ポルサンボーラ」とは、細かく刻んだココナッツの実、鰹節、チリピース、柑橘果汁他を混ぜ合わせたスリランカ料理の定番 アイテム。でも地域、お店、家庭によってレシピや味が異なります。

他にも
「デビルマトン」

「デビルシュリンプ」
いずれも、シャキッと辛くて、文句なし。
僕はこのデビル系の料理が美味しく仕上げれず、色々悩んでいましたが、工夫と手間隙が美味しさの秘訣。

またカルータラに続く裏路地には、二宮新太郎氏によるキャンドルデコ。
写っているのは、ほんの一部。彫刻の入った存在感のあるたくさんの?キャンドルがお店の周りや店内を暖かく包んでくれました。リスペクト。

イベント期間の3日間、たくさんのお客さんが来場。
イベント期間内のリピータ多数にも驚きです。
本当に美味しそう食事されるお客さんの姿。
いい。
めっちゃいい。
僕もたくさんの人に感動を与えたい。

たくさんのお客様、ありがとございます。
そしてカルータラのマスター横田さん、ありがとございます。
スリランカでの修行がんばってきます!
そして、
スリランカでの再会が楽しみです!
宜しくお願いします。

KALUTARA カルータラ
大阪府大阪市西区江戸堀1-15-9フラッグス肥後橋 1F
定休日:日曜・祝日・第4・5土曜
営業時間:11:30~14:30 ※夜は予約制
電話番号:06-6447-6636