バッラパーナにやって来ました。
コロンボからキャンディーに向かうキャンディーロード沿い、キャーガッラシティーのちょい手前の小さな街。
僕が料理を学ぶために勤務したティッサホテルがある街です。
しかしながら、現在ティッサホテルは休業中。
隣接する結婚式をメインとし、絶賛増築中のThe Grand Chariot Hotelと、元々のビジネスのパン工場Thissa Bakelyにお金と人などあらゆる資本を集中している様子。
立派なThe Grand Chariot Hotel
こちらは毎日のように大規模なウェディングパーティーが開催され、その厨房も大忙し。
その宿泊施設に泊めてもらい早朝からお手伝い&お邪魔。
現在ここの厨房を仕切っている若きシェフはロシャン。
今回初めて会ったけど、実は僕の師匠であるパライヤーから料理は学んだという兄弟弟子でした。
大量調理が要求されるウェディングの厨房位においても、手間暇惜しまない丁寧な仕事が印象的。
こちらは、現社長のスーギリ(ティッサボスの次男)。今でも厨房の進捗は自ら手を使ってチェック。昔から厳しいけど仕事熱心な若旦那。だからこそ厳しい環境下でも発展し続けているんだと思います。
たくさん料理がすごいスピードで続々と出来上がっていきます。
写真以外のもたくさんの料理が用意されていました。
コロンボから離れた地方であっても伝統的な料理以外にもさまざまな料理が用意され、スリランカ料理が年々変化していくのを感じます。
僕個人的には、古くからのスリランカ料理が好きですが、この変化の中で新たな美味しさが誕生していく流れをしっかりと受け止めながら、自分達の調理にも反映していこうと思います。
ちゃっかり賄いもいただきました。
そして、
すぐ近所のThissa Bakelyにもお邪魔。
こちらは、年々、工場の規模や機材が進化して大量のパンの生産に対応しています。
ほんの一部を動画でどうぞ。
ティッサボスと大量の食パン
下の動画の僕が2019年に南端の街マータラの古いベーカリーの様子と比べると、こちらのベーカリーのハイテク具合がわかると思います。
僕が当時ホームステイしていたお宅にも訪問。
丁度、当時スリランカで現在日本に住む息子のマヒンダも帰国中。懐かしいハッピータイム。
2017年にはスリランカで行われたマヒンダの結婚式にも参加しました。その時の記事↓↓↓
◎スリランカの結婚式。その1。
◎スリランカの結婚式。その2。
ドゥリヤーン。
例年は2月前後に行くことが多かったので、なかなか食べる機会がなかったドリアン。初体験の形容し難いまったりした独特の味わい。美味しい!!!
そのマヒンダは現在お兄さんのサナさんと一緒に、スリランカの様々な食品を日本で販売する会社MRトレーディングを運営しており、そのスリランカオフィスも案内してくれました。
ハールマッソー(イワシの稚魚を塩茹でして乾燥させたもの)の頭とハラワタ取り作業。
今後はオリジナルブランド商品の拡充や日本以外での国での展開も考えているようです。すごい!
その日(5月17日)マヒンダは日本へ帰国。最後の1日に会えて良かった。お互い日本で頑張ろうね!
バッラパーナ滞在時は、
ティッサボスの長男のロシャンと夜のアーッパを食べたり。
ティッサボスの長女のマドゥシャーニの家にお邪魔したり。(写真左がティッサボス)
3年ぶりに友人達に会えてハッピーでした。
いつも暖かく迎えてくれてありがとうございます!
また来ます!