スリランカ南端マータラの街からすぐのティハゴダにある
「National Cinnamon Research and Training Center」。
友人を介して特別に見学させていただきました。
ありがとうございます。
こちらはその名の通り、
国が運営するクルンドゥ(セイロンシナモン)の研究&研修所。
ちなみに2012年にシナモン剥きを体験した時の記事は以下アドレスから、
https://karapincha.jp/blog/?p=1004(クルンドゥおっちゃん)
案内してくれたハサン君。実は空手の先生でもあります。
種からの栽培の仕方、収穫の仕方を丁寧に説明してくれました。
シナモンを洗浄する水槽。
スパイスとしてのクルンドゥ(セイロンシナモン)は、
木のた内樹皮の部分「クルンド・ポトゥ」のいです。(ポトゥ=樹皮)
こんな道具を使います。
真ん中の長い棒は、この長さ(42インチ=約1メートル)に仕上げるガイド。
丁寧に整理。
筒状に奇麗に剥いた皮に細かく剥いたものを詰めて、例のあの形に。
優しく丸めます。
乾燥室へ。要風通し、直射日光は避けて。
これがグレードの選別基準のひとつである太さを計測する器具。
そして、丁寧にまとめます。
一丁あがり!
仕上げの美しさも売価に大きく反映されるそう。
生徒の皆様。
10日間泊まりがけでみっちり技術を磨きます。多くの人はクルンドゥ農家の方々。
僕達が普段、調理で使うクルンドゥ・ポトゥ(セイロンシナモンも樹皮)は、本当に手間隙掛けて作られているのがよく分かりました。
またそれを販売している立場としても、グレード等に関する正しい知識を得ることができ、とても勉強になりました。
今回の旅では、さらにクルンドゥ農家の方の工房や、セイロンシナモンメーカーも訪問しました。
その様子は次の記事にて。
追記:
通販サイト「スパイスカラピンチャ」でスリランカ産「セイロンシナモン」の販売をしています。
こちらは、スリランカの大手スパイス会社「RUHUNU FOODS」の製品となります。