2017夏。
今年2度目のスリランカ。
まず最初に訪れたのは、南端の街、マータラ。
毎度、お世話になりまくりの友人ジャヤさんのところです。
そして、
今回も、ジャヤさんの家からすぐのスパイスのグラインド工場「JAYAWICKRAMA GRINDINGS MILLS」へ。
(前回訪問時のブログ記事はこちら。)
ガムミリス(黒胡椒)をグラインド中のニシャンタ社長。
前回に引き続き、マシンを使ったスパイスの挽き方を、より詳しく丁寧に教えていただきました。
僕も挑戦。
飛び舞うチリに、目、鼻、ズルズル。(photo : Masaki)
粗く挽けばキャーリミリス(粗挽き赤唐辛子)。
さらに細かく挽けば写真のミリスクドゥ(粉末赤唐辛子)。
主に辛みを担うスパイス、赤唐辛子ですが、
スリランカ料理では、ホールのままのもの、キャーリミリス、ミリスクドゥを料理やタイミングにあわせて使い分けます。
これは、ガムミリス(黒胡椒)のホールのもの。
グラインドしたら、ふるいにかけます。
ふるいで落ちたクドゥ(細かいの)は、煮込み系の料理に。
ふるいに残ったキャーリ(粗いの)は、炒め料理やカトゥレットの具材用になどと使い分けます。
これはカハ(ターメリック)。ウコンです。
これはアバ(マスタードシード)を粗く挽いたもの。
ウィナーキリ(ココナッツ酢)と合わせて、マスタードペーストに。
シンハラアッチャール(伝統的な漬け物)にも欠かせません。
他にも様々なスパイスの挽き方を教えてもらいました。
スパイスそれぞれの特性に合わせて、歯、回数、スピードなどを変えて仕上げていきます。(photo : Masaki)
トゥナパハ(カレーパウダー)やマスカリクドゥ(肉用のカレーパウダー)のレシピなども教えていただきました。
意外なものが含まれていたり、ちょっとした焙煎のコツなど、早く試してみたいことがたくさん。
とても勉強になります。本当にありがとうございます!!
グライド工場のすぐそばになっていたゴラカ。
生のはこんな綺麗な色しています。(photo : Masaki)
そして、
ジャヤさんの家に滞在中、
奥さんのクムドゥさんがいつもながら美味しいご飯をたくさん作ってくれました。
数年前までは、薪で調理してましたが、今はガスの調理台。
パリップ(レンズ豆)のカレーとアルケセル(調理用バナナ)のカレーの下準備。
ご飯は南部で良く栽培され消費される赤米、ラトゥキャクル。
インディアーッパも赤!
やっぱりマータラ。魚が辛くてウマイ!バラヤ(鰹)。photo by Masaki.
手前のパトーラ(ヘビウリ)とパリップ(レンズ豆)のココナッツミルク煮込みが、優しくて全体を調和。
ある日の朝ご飯。
パリップホディ(汁気の強いレンズ豆のカレー)に、パーンをしっかりしみ込ませて。食後はパンケーク(写真奥)。
玉子と玉ねぎとハールマッソー(干し小魚)の炒め物が、うまい!
オムレット。ガムミリス(黒胡椒)がバッチリ。
今回も、めちゃくちゃ美味しい食事をたくさんいただきました。
最高に幸せです!
その他の
マータラでの写真。
ジャヤさんの家はカデー(商店)。いつもお客さんがいっぱい。
田んぼばっかりのとこに建設中の高速道路。カタラガマまで伸びるそう。
食後のキリパニ。
ミーキリ(水牛のヨーグルト)に、キトゥルパニ(孔雀椰子の花蜜)をかけて。
広場に並んだ三本の棒。スリランカに良くある風景です。
なんの棒か分かりますか?
そう。国民的スポーツのアレのアレです。
クルンバ!
タンビリ(キングココナッツ)じゃくて、若いココナッツの実。中の水分をグビグビ一気飲み。
ジャヤさんの奥さんクムドゥさん。長女のラクナディ。次女のソナディ。長男のアケーン。(photo : Masaki)
いつもありがとうございます★