スリランカ北東に位置する街「トリンコマリー」に行って来ました。
ここには今や美しいビーチや名所がたくさんある観光地。
でもスリランカの内戦が終わる2009年以前は、戦闘もあり危険で行きにくいエリアでした。
スリランカでは少数派であるタミル人が多く住むエリアで、聞こえてくる言葉はもタミル語が多い。
そして、ヒンドゥー寺院が多い。
素材、調理方法、スパイスの使い方も違うところが多々。そして美味しい。
別の国にきたような気分になっちゃう。
そう、忘れちゃいけない、スリランカは他民族国家。
(シンハラ人約70%、タミル人約20%、ムーア人など)
宗教も仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教と様々。
オランダやイギリスの植民地であった歴史もあります。
公用語もシンハラ語、 タミル語、英語の3つ。
どうしても、多数である「シンハラ人」「シンハラ語」「仏教」それから「シンハラ料理」というイメージでスリランカを捉えてしまいますが、いろんなスリランカがあることを再確認。
一度、キャーガッラに帰って、
すっかりシンハラ人の中でもポピュラーになったタミル料理「ワデー」作りに参加。(ワデー:豆を挽いた生地に具も加えて揚げた料理)
この日作ったのは、「カダラパリップワデー」
カラピンチャも入ってて、サクサクホクホクのウマウマ。
(この大量のワデーは、近所の縫製工場の社員食堂に納品されます。)