聖なる山「スリー・パーダ」で。

スリランカにはスリー・パーダ(英語:アダム・スピーク)という聖なる山があります。

標高2238m。この山の頂上には大きな足跡があり、これを仏教徒は仏陀のものと、ヒンドゥー教徒はシバ神のものと、キリスト教徒とイスラム教徒はアダムのものと信じて、頂きにのぼりそれを拝むそうです。(参照:地球の歩きかた)
たくさんの人が、何度も何度登るそうです。

今年は、スリランカカレーの店カラピンチャをオープンさせる大切な年です。
その決意を誓うため、スリー・パーダーに今年も登ることにしました。(3度目)
半日(午後)+半日(午後)。前後は仕事の強行ショートトリップ。

旅を共にしたのは、この3人。

左が僕が働く食堂のティッサボスの長男ロシャン。真ん中はミーヤ(ミーヤはシンハラ語でネズミ。みんながミーヤと呼ぶのでホントの名前は知らない)。右がランガ。
3人とも遊び熱心。

スリー・パーダを登頂するために麓のナラタニヤという小さな街までバス&汽車を乗り継いで移動します。
汽車もバスも坂道を轟音をたてながら登ってきます。



途中。汽車でハットンの駅に到着したら、まずは持参のお弁当で腹ごしらえ。

お弁当を包んでいるのはバナナの葉。防腐効果に加えて、美味しさ倍増!
周りの人もお弁当食べてます。
と思ったら、ロシャン達は、知らない他人の弁当を食べ始めました。相手も僕らの弁当を食べます。「ちょっとちょうだい。」「もっと食べ。もっと食べ。」みたいな。とってもスリランカ的。

さらにバスに乗って、
18:00 スリー・パーダ麓の小さな街「ナラタニヤ」の到着。
到着して、最初にすること。
それは麓の川で身を清めます。
しっかり浴びます。洗います。
実は、標高が高くてけっこう寒い。

そして、日が落ちた頃に登頂開始。
スリー・パーダには夜に登るのが一般的。はすごく冷えて寒いのですが、それ以上に日中の日光(紫外線)が強いので。

夜のスリー・パーダ。
登山道には灯りが設置されており、足下も階段が設置されているところがほとんで、子供やお年寄りもみんな登ります。
トレッキングと捉えると少し、魅力にかけるかも知れないですが、★めちゃめっちゃキレイ!

2月はスリーパーダ登頂のハイシーズン。しかもこの日は土曜日の夜で、すごい人。

前も後ろも人だらけ。。。。
ゆっくりゆっくりしか進めません。
過去に登った時はこんなに人がいなかったので、今回は少しストレスを感じつつも、一歩一歩一歩一歩。

多くの人は、かけ声を掛けて、励まし合いながら登ります。
途中にはいろんなお店があり、あったかい紅茶やロティなどを食べられます。


湯がいただけのひよこ豆=「カダラ」。ルヌ(塩)とミリスクドゥ(チリペッパー)とポル(削ったココナッツ)をまぶして食べます。シンプルに美味しい!

約5時間かけて、ちょうど0時頃に頂に。

そこは、仏陀(仏教徒にとっては)の足跡を祭るお寺になっています。

すごく寒いんですが、独特の気持ち良さ。
そして、未来のお店「カラピンチャ」への思いをスリー・パーダに告げました。

さぁ、下山です。
岐路もやっぱりたくさんの人。
真っ暗なので、景色はやっぱり見えません。。。でも★めちゃめちゃキレイ。
※ちなみに一昨年と昨年は今回とは違い、深夜に登頂をはじめ、頂上で日の出を拝みました。まさに絶景。
ホントのところ。平日&この時間帯での登頂で、日の出を拝むのがオススメ。
昨年、頂上から拝んだ日の出↓

そして、5:00 無事に下山。

そういえば帰り道、ハットンの街で立ち寄って食べたライス&カリー美味しかった。
左下から時計回りで、ワッタッカー(カボチャ)。アルケセル(バナナ)のマッルン。 リース(ネギ)とハールマッソー(干した小魚)、パリップ(レンズ豆)、ポルサンボーラ。
アルケセルのマッルンが優しい味だけど、印象的★

帰りの汽車は連結部分でオヤスミナサイ。夜の仕事が待ってます。

スリランカでの料理修行もすでに2ヶ月半。
確かな成長を感じながらも、未来にいくつかの不安と迷いも。

今が一番楽しいってことも分かってる。
日本に帰って待ち受けている現実。
店の場所。規模。提供する料理。お金のこと。
店の名前「カラピンチャ」以外は、まだはっきり決まってない。

大丈夫かな?

スリー・パーダで確かめた自分の思いを素直に実践していけば全て楽しめるはず。

残りのスリランカの日々&日本に帰ってからの開店準備。
カラピンチャ。頑張ります!

One thought on “聖なる山「スリー・パーダ」で。

  1. 仕事の都合で今回はスリーパーダの日の出は拝めなかったのは残念ですね。でもスリーパーダでのカラピンチャさんの店への思いは必ず伝わったと思います!残りの修行も頑張ってください!!