のばして丸めて。パラータ。

ほとんどのインド料理店にある「ナーン」。
小麦粉&油の風味。そんでフワッ&モチッの食感。カレーと良く合って。
すっかり日本に定着して愛されています。僕も好き!

スリランカの厨房には、ナーンを焼ける窯=タンドールはありません。
でも「ナーン」に負けないくらいフワッ&モチッとラサイ(美味しい)のあります★

紹介します。「パラータ」です。

この「パラータ」もインド料理なのですが、すっかりスリランカにも定着した美味しい粉もん。多くのレストランで食べることができます。

スリランカ的な「パラータ」の食べ方の一例。
ブチブチッとちぎったパラータお皿に広げて、

そこにホディ(汁気のあるカレー)をかけて、

写真は、キリマール(魚とココナッツミルク)のホディをかけてるところ。
その他、ポルサンボーラなんかをくわえるのも◎。
ホディ&パラータ。いい具合に絡んで、美味しー!

 

「ナーン」はフワッと美味しいのは、タンドールの中の上面に貼付けられて、重力によって中に空気が入るから。
でもこの「パラータ」は普通の鉄板の上で焼きます。
なのに、フワッと仕上がるのは、生地のこね方&焼き方に訳があり。

まず、「パラータ」のこね方のムービーで。

のばした生地をクルッと丸めることで、空気が入ります。
※のばしてる人は僕の粉もん類の先生ティキライヤー。

それを少し置いてから→焼きます!

丸めた「パラータ」の生地を再びのばして、鉄板へ

鉄板の上で両面をしっかり焼いて

その上、

焼き上がったパラータを「バン!バン!バン!」と勢い良く挟み叩くことで、
より一層、フワッと&モチッと仕上ります。食べるときにもちぎりやすい。
(この作業、とても熱い。手が。)

手軽に食べられる料理ですが、手間と時間がかかっています。

でも、
のばして丸めて、めっちゃ楽しい。
そして、
焼いて叩いて、めっちゃ熱い。
それから、
ちぎって絡めて、めっちゃ美味しい。

パラータ。