ムフドゥククラ。海の鶏。

2019年。2月。
今年もこの時期にスリランカへ来ています。
ちょっとした写真などは、InstagramTwitter などで発信しています。

ちょうど今、スリランカ南端の街、僕のスリランカにおけるホームタウン「マータラ」にいます。
友人のジャヤさん宅でいただく料理はいつも本当に美味しい!
特に海が近いこともあって魚の料理は格別です。

今日はちょっと面白い魚をカレーにと近所の魚屋へ。
muhudukukula000その魚というのが、

「මුහුදු කුකුලා / ムフドゥ・ククラ」

シンハラ語で「ムフダ」=「海」、「ククラ」=「鶏」。
直訳すると「海の鶏」。
「えっ!?どんな魚って」思うかも知れないですが、

こちらが「ムフドゥ・ククラ」
muhudukukula001そう。カワハギの一種です。

皮剥(カワハギ)なので、処理も簡単。
ムービーでどうぞ。

いっちょあがり。

muhudukukula002皮を剥いだ後は、ブツ切り。
日本名の「カワハギ」も納得ですが、シンハラ名「ムフドゥ・ククラ/海の鶏」も何となく納得。

では、持ち帰り調理スタート。

muhudukukula003
muhudukukula004この見た目。チキンに見えないこともない。

muhudukukula006師匠と弟子。
肉用に調合したトゥナパハ クドゥである「マス カリ クドゥ」を投入。

muhudukukula010お昼ご飯完成。
右のが「ムフドゥ・ククラ」のカレー。
真ん中は「ケセルムーワ」(バナナの包葉)、左のは「アラ」(じゃがいも)。

muhudukukula011完成した感じも、なかなかククルマス(鶏肉)な感じ。

muhudukukula012では、いただきます!

muhudukukula013弾力がある食感で、臭みもなく淡白な美味しさ。
めっちゃ気に入りました。

「ムフドゥ・ククラ」の名前もおおいに納得なんだけど、
それに関わらず、すごく魅力的な食材だと再確認。

日本で手に入るカワハギでもこんな感じでできるかな。
試してみようと思います!!