インド。コーチンに。

第2の訪問国はインド。といっても超大国。

インドのケララ州。のコーチンです。ゼロワンカレーのまるちゃんが2年前、料理修行をしていた街。

新しい国際線ターミナル、メトロを建設中で、発展中。

コーチンメトロ

 

世界地図を見ると、スリランカとすごく近い。でも行ったことがない気になるところ。今回は体験した食事をメインに時系列で紹介します。

 

実は、コーチンに入る前に、ネパールからの飛行機が大幅に遅延して、ニューデリーで予定外の一泊。空港近くのローカル食堂で晩めし。

ニューデリー夜

アールティッキ(と言ってた)。じゃがいもの具を揚げたもの。

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タンドールで焼かれるロティ。

ニューデリー夜

ビリヤニ屋さん。

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飛行機の遅延で振り回された一日でしたが、立ち寄る予定のなかったデリーでのストリート飯を少し体験できました。

そして、翌日ようやくコーチンへ。

ヤシの木しげる海沿いの街の風景はスリランカとよく似てます。

最初の食事は、エルナクラムにある宿泊するサロヴァラムホテルのレストランでミールス!

サロヴァラムホテル

このレストランはヴェジオンリー。肉、魚は少なめ。

サロヴァラムホテルのミールス

着席後、バナナの葉が敷かれて、その後、どんどん料理が盛られていきます。

まずは大きく丸いケララ米が盛られます。その上にかかっているのはダル。おかずのは右から、バナナのウシリ(炒め蒸し)、じゃがいものアヴィヤル(ヨーグルト煮)、キャベツのポリヤル(ココナッツとのさっと煮)。パイナップルのパチャディ。ライムのピックル(漬物)、塩。器に入ってるのは、右からヨーグルト、ラッサム(タマリンドと胡椒のスープ)、ムング豆のパヤサム(甘いお粥的デザート)奥のカゴのはパパド。

そして、食べ進めると、さらにサンバルが盛られます。

サロヴァラムホテルのミールス2

サンバルとは、野菜と豆のみそ汁的カレー的なもの。この日の具はカボチャと冬瓜。

ココナッツ&スパイスの香りが食欲をそそります。塩っ気もスパイスもしっかりなのにスルスルお腹に入って行く。ラッサムやヨーグルト、ピックルなんかで変化を加えながら、あっという間に満腹&大満足。

僕の印象。素材、ココナッツを多用する点、野菜が主役な点、スリランカのライス&カリーとの共通点はとても多いけど、全体的な味わいは全く別物。うまく説明ができないですが、ミールスにしかない香り、味わいが楽しいです!めっちゃ好きです。

そして、エルナクラムの街を散策しながら、高級な感じのグランドホテルでディナー。

グランドホテルのディナー

牛肉のカレー、イカのカレー、オクラのカレー。カレーはいずれもタマネギ、油がしっかり。

それらのカレーを

ケララパラータ

パラータと頂きます。モチ&サク感、最高です。

さらに

フィッシュビリヤニ

楽しみにしていたフィッシュビリヤニも。

魚とスパイスの香りで、一気に食べれた。

ここでのディナーは思ってた南インドのものとは逆方向。様々なスタイルのカレーがあります。

 

そして、翌日。朝食はサロヴァラムホテルにて、ティファン(南インドの軽食)のブュッフェ。ティファン

イドゥリ、ウップマ、ウタパム、プーリーなど粉もの系をサンバルやチャトニと一緒に。

そして昼からは、これまでの高級な感じから一転。ローカルで庶民派のお店にアッタク。

ラッキースター

フォートコーチンにあるラッキースター。

ラッキースターでランチ

フィッシュカレー

魚のカレー行きました!スリランカでもポピュラーなスパイス、ゴラカがしっかり効いています。他にもパラータ、ビリヤニ、魚のフライ、プットゥイディアッパムなど。どれも美味かった!

夜は、エルナクラムサウス駅周辺の屋台群へ。

チェンナイマサラドーサ

超人気店、チェンナイタットゥドーサ

チェンナイマサラドーサ

チェンナイマサラドーサ

エッグマサラドーサ。

 

エルナクラムの屋台

こちらも人気の屋台。

エルナクラムの屋台

 

 

ストリートでの料理は、豪快で、塩、油、辛さも強烈。だけど、すごい活気ある臨場感。テンション高いおっちゃん達と汗かきながら、食べまくりで、めちゃめちゃ楽しかった!!

 

その翌日は、鉄道でエルナクラムから南へ2時間、海辺の街、アレッピーへ。

地元の人達から評判のタフ・レストレン

アレッピーのタフレストレン

ここでは、ほとんどのお客さんがノンベジミールスを魚で食べています。もちろん僕たちも。

ノンベジミールス

ここでの魚のカレーもゴラカが効いて、スモーキーで酸っぱくウマイ!

そして、漁港のこの地らしいのが

貝のウラッティヤドゥ

貝のウラッティヤドゥ(ココナッツ&スパイス炒め)!

この日のミールスは、スリランカの味わいと通じる点が多くとっても親近感。ご馳走さまでした。

そこから、ムーラパンタル・トディー・ショップへ移動。

ムーラパンタルトディーショップ

トディー

トディーとはヤシのどぶろくで、スリランカにも同じものがラーという名であります。甘酸っぱい発酵臭がありますが、とても飲みやすい(らしい)です。

ムーラパンタルトディーショップ

地元の男達で賑わう薄暗い店内で、オートリキシャ(小型三輪タクシー)のドライバー、サブさんも一緒に乾杯。

オートのサブちゃん

カッパ

おつまみにはカッパ(キャッサバ)を茹でたの。(スリランカではマンニョッカ)。

ミーンポリチャトゥ

ミーンポリチャットゥ(魚の包み焼き)

そしてインド最後の夜はふけていきました。

インドでも本当に良く食べました。南インドの料理は、スリランカでのタミル料理や、日本での体験で、何となくの知識あったけど、ここコーチンで感じたのは、想像以上に色んな種類の料理が楽しめるということと、やっぱりミールス美味かった!

あと南インド(料理)とくくるには大きすぎる。これを数日間での分かろうというのは不可能。その分興味はさらに湧く。また行きたいです!

寝る犬

ネパールに続きやっぱりいっぱい、スリーピングドッグ。

寝る人達

スリーピングメン。

まるちゃん!南インドの奥深さを教えてくれてありがとう★

次の記事でコーチンの風景をアップします。